IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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素晴らしい映画でした
そもそもスティーブンキングの小説というのは、お化けや超常現象や怪物それ自体の恐怖ではなく、そういったものに対し立ち向かい対峙して恐怖を乗り越えなければならない人間の苦悩や人間ドラマであったり恐怖によって狂気に取り込まれてしまう人間の恐ろしさなどを見せるのがキングの小説のすごさなのであります。
その点を踏まえると、今回のリメイク版itは非常によくできたものだったと思います。子供たちの家庭では皆それぞれの苦悩があり、ペニーワイズというのはそれを具現化した姿なのです。それはただ単に自分の怖いものであったり、自分の親であったり、死んでしまった自分の弟の存在でもあるのです。そしてそれを乗り越えたとき、子供たちは本当の意味で成長していくのではないのでしょうか。
スティーブン・キング詳しくないけど
かなりドSに…
浅い
以前制作された『it』と、『スタンド・バイ・ミー』に感銘をうけた経験のある身には、大変物足りない内容の映画だった。
とにかく、人間関係を支える背景の描写が非常に浅い。大人によって理不尽に傷つけられている子供たちの痛みの描かれ方があまりに雑。怒りや憎しみ、哀しみや労りをまいなぜにした大人たちへの複雑な眼差しを描いた名作『スタンド・バイ・ミー』との落差ばかりが目につく。盛り込みすぎで、どのモチーフも十全に生かされていない。致命的なのは、怖くないこと。得体が知れず、触れることのできない、実体の定かではない「it」としか名指しすることができない恐怖が、わかりやすく視覚的に形象化されしすぎていてしらける。噂によって少女を追い込む閉鎖的な田舎町の陰湿さもおざなりな描き方なので、子供たちの苦悩の実態が浮き彫りにされない。
クソ・スタンドバイミー
現代でピエロで怖がらせるのは無理がある。
そしてやはり、なスタンドバイミー感。。
女の子はかわいかったけど。
うんこですぎじゃない?ホラーってこうだっけ?
舞台設定が30年前にしてある時点でやな予感はしたけど、結局、続編ありきですよ。。
ハンガーゲームみたいに途中からみなくなるパターン。SAWもか。
ホラー要素も少なめで、なんだかファンタジーのようでした。
2000年上映と言われてもわからないと思う。
折れた腕と食いちぎられた腕の特殊メイクはなんとかならなかったのか(笑)
肩でかすぎで笑いそうになったわ。
最初に出てくる少年が嵐の中でてくのも、排水溝に這いつくばってあんなとこにいるピエロを怖がらないのが不可思議すぎて、
あれ?殺人ピエロは子供を惹きつける設定なのかな?と、あまり集中できなかった。
その後も、子供たちがどんどん怪異に向かっていっちゃうし、この町の子供たちはどこかおかしい、、
あと子供たちのセクシャルなシーン満載だけど、いまのご時世大丈夫だったのでしょうか?R15でもなあ。。
伝えたいことを描けていない
まず始めにホラー的な要素についてですが、過去の映画itのような心理的に追い詰められるようなものは全くありません。分かりやすい音楽が流れだし、予想通りにピエロやピエロが見せる怪物がおどかすだけです。ペニーワイズが初めにジョージの腕に噛み付いたときはガッカリしすぎて力が抜けました。
しかしこの映画で最も稚拙に感じたのは子供達の家庭環境、つまりはトラウマや恐怖にあたるパートの構成です。ルーザーズクラブのメンバー達の多くや学校の不良は、それぞれが家庭内暴力や歪んだ愛情を親から受けています。「それ」は子供達のトラウマや恐怖を利用して襲ってくるわけですから、まあこの映画には必要な存在といえます。問題はそういった子供達の身辺問題一つ一つをとって見た際に、何も脈絡がない、原因も分からない、何一つ根本的に解決しないで終わる、という視聴者おいてけぼり&舞台装置にしか見えない出来に仕上がっていることです。
一言でいって凄まじく安易です。子供が虐待されていればトラウマだよね?だからそれを使って怖がらせるね!本当にそれだけの為に考えたストーリーなんじゃないかってくらいの薄さです。子供達が助け合いトラウマを克服=「それ」に打ち勝つという流れなんでしょうがそれが全く伝わってこない。必然的にルーザーズクラブの友情や結束もペラペラに感じてしまい、見ている方は「なんで?」という気持ちです。監督が作りたかったシーンはなんとなく分かりますが、登場人物がそれを作るだけの部品に成り下がってしまっているような印象を受けました。
不良の少年がいきなり父親を殺したときは、あまりに適当過ぎて少年の役割に同情してしまいました。
ホラーではない⚠️
オープニングから😱
この作品の良いところはオープニングの子供達の歌😱凄い不気味な感じが映画が始まったと同時に感じた‼️
この映画はスティーブンキングの作品で元作品を観賞した感じは、ホラーではない感じがしたのだがこれは違う
ペニーワイズが凄い不気味だった‼️
ホラーという視点ではなく
結果としてホラーとしては単なる脅かしの連続に過ぎない。ゆえに慣れていれば大したことない。
故に後半はただひたすらに滑稽さが際立つ。なので★を1つを減じた。
だが、スタントバイミーのようなジュブナイル物語にホラー要素が加わったという視点でみるとハマる映画だと思えた。
なので、自分はとても楽しく見ることができた。
こういう子供が頑張る話は子供でも見れると良いのに、とくに主人公らと同世代……R指定がPG12とかなら……と、★を半分減じてしまうのだった。
子供たちのキャラクターや子役の演技が良かった。
お気に入りはリッチー。良いキャラだと思ってる。
結構ポジティブにとらえているが、旧作が好きな方と違い、未視聴のため比較はできない故の部分もあるかもしれない。
今回一章という事で近々二章の情報がくるだろう。
多分27年後の話なので、今回の幼い彼らは続投は叶わないのが少し残念。彼らの成長を別作品で見られると……いいな!
冒険ファンタジー
ITより邪悪なものがもっと怖い
考えてみたら、少年少女の親や家庭はどこも悲惨な状況にあって、主人公の少年だって、自分のせいかも知れない、という呵責もあるわけで、もっと親が寄り添ってあげなきゃ可哀想過ぎる。
少し乱暴な言い方だけど、親の保護下にある(法律的にも経済的にも他に逃げようが無い)少年少女にとって、身勝手な親(体格差のある上級生のイジメっ子も含まれますね)ほど理不尽で邪悪な存在は無い。
ITはそのような邪悪の象徴であり、ITに打ち克つことこそが、親の呪縛から脱出することであり、見終わった後の安堵感や爽やかさ、そして観てる我々もどこか親心的に少年少女達の行く末を案じてしまうのは、そのためなのだと思う。
原作を知らないので、そんな意図はないのかもしれないが、邪悪な大人達こそホラーそのものなのだと、警告を受けたような現実感のある怖い映画でした。
瑞々しい恐怖
こういう気持ちになったのは本当に久しぶりで、見ててメチャクチャ怖かったし、終盤は完全に昔の自分と彼ら重ね合わせて
お前ら! 頑張ったな!
と昔の自分と一緒に抱きしめてあげたくなるぐらい彼らの輝きが素晴らしかった。
基本この映画は 意表を突いたタイミングで、物凄い気持ち悪いものが、大きい音と一緒に出てくる という身もふたもない、何なら何のひねりもない手法(もちろん、その中に演出面での様々な計算が張り巡らされているのであろうが)でガンガン見る側をビックリさせて行くが、個人的にはそう言った身もふたもない部分も含めて、この映画の 子供たちから見た 恐怖 というものの描き方がとても素晴らしいと思った。
大人になってから思い起こしてみると 何で昔はあんな物が怖かったんだろう というのは誰しもあると思う。
(夜中にトイレ行くのが怖いとか)
そういう恐怖って大人なっていく過程で割と不透明に乗り越えていってしまうので、実は根本にはあの時感じた恐怖って解決されてなかったりするが、この映画はそういう あの時感じた恐怖 を大人になった自分に改めてど直球にぶつけてくるのが何しろ凄い
今考えると大したことない事でも、その時は子供ながらに切実に怖くて、深刻な悩みの一つだったという事を、単なる懐かしがりだけでなく、その時感じだ恐怖込みで見てる間タイムスリップしたような気分だった
しかもこのお話、子供たちが個々に抱える恐怖と戦い、仲間たちと一緒に一緒に勝利する という部分がとにかく感動的 ひねりのない展開と言われればそうなのだけど何しろ感情移入が凄まじいレベルだったこともあり、みんなで力を合わせてペニーワイズを撃退するシーンでは自分も一緒に戦って勝利したかのようなカタルシスがあって、ずっと心の中で続いていた闘いがこの映画を見たことでようやく一区切りついたような気さえしてくる。
ルーザーズクラブはみんな本当に可愛くて、一人一人抱きしめたいんだけど、それと同時に 戦友 のような印象
こんな 瑞々しい恐怖 を感じる映画中々ない
超絶お気に入りの一本となった
ぅ~ん…
ひょうきんなピエロが一番怖いよね
なぜかホラー映画を観せてくれる両親の元、私が小学生の頃に最も怖かった映画、それが前作のitの前編である。
リメイクと言うならばかなり自信あるだろう。
動員数もエクソシストを2週間で抜いたって?
予告編ムービーのYouTube再生数がすごいって?
正直なところ、私の期待には全く応えてくれない出来でした、残念、、、
前作の、ひょうきんなピエロが怖かったのに!
ピエロは子供たちを普通に楽しませてくれるはずの存在なのに、笑ってるのに怖い!というアンビバレンスなこわさが最高にクールだったのに。。
今回のピエロは作りからして「怖いピエロだぞ!」というのを全面にだしていて…
そもそも眉毛がないのが私の中で許せなかった…
とにかくドーン!ワー!グロ!で攻めてきて、前作のひょうきんなのに怖い、静かなのに怖いという、繋がらないようでいて、それが恐怖として成り立つ図式が全く見れず。。
前作はやはり名作中の名作だったのだなと。
風船もただの風船でした。
写真もただの写真でした。一番好きだった演出が見れず。
初見の方は楽しめるのかな?
前作ファンにとっては非常に厳しいものだと思います。
子供たちの演技は見応えありました。
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