劇場公開日 2017年7月15日

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「【鍛え抜かれた体のあちこちにタトゥーを入れた異色の天才ダンサーの素晴らしきドキュメンタリー映画。人間が舞う姿とは、美しいモノであるなあ・・、と感じ入った作品でもある。】」ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【鍛え抜かれた体のあちこちにタトゥーを入れた異色の天才ダンサーの素晴らしきドキュメンタリー映画。人間が舞う姿とは、美しいモノであるなあ・・、と感じ入った作品でもある。】

2019年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

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 - セルゲイ・ポルーニンが、ニジンスキーの再来と聞いて、一時間、車を飛ばして鑑賞した作品。鑑賞後、大変満足した作品でもある。-

 ・今作は、セルゲイ・ポルーニンの、幼少時からの映像や、ロイヤル・バレエ団を辞めた経緯も含め、彼が全身にタトゥーを入れた理由もしっかりと描かれるパーソナル・ポートレート作品。

 ・が、矢張り強烈に印象に残ったのは、陽光が差し込むハワイの小屋の中で踊る彼の姿「Take Me To Church」である。(You Tubeでも観れます)

 ・バレエの素人が観ても分かる、高くて美しい飛翔する姿。端正な顔立ちと全身に入れたタトゥーとのギャップ。

 <類稀なるGiftを持っている男、セルゲイ・ポルーニンはダンサー活動と並行して、現在「オリエント急行殺人事件」「レッド・スパロー」そして、旧ソ連の有名ダンサーであった、ルドルフ・ヌレエフの亡命を描いた「ホワイト・クロウ」など数々の映画作品にも出演している。
 それにしても、人間が舞う姿とは、美しいモノであるなあ・・、と感じ入った作品でもある。>

<2017年10月15日 劇場にて鑑賞>

NOBU
CBさんのコメント
2022年5月19日

> 矢張り強烈に印象に残ったのは、陽光が差し込むハワイの小屋の中で踊る彼の姿「Take Me To Church」である

印象的ですよね。光の下、自然光の中で躍る姿には、なんだか劇場で見る以上に訴えかけられるものがあるような気がしました。ああ、思い出すなあ。

CB