「かっこよすぎるセルゲイを見るだけでも価値あり」ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 あにーさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこよすぎるセルゲイを見るだけでも価値あり
ずっと見たかった映画!!めちゃくちゃ上質なドキュメンタリーでした。私もバレエは全く詳しくないのですが、それでも観る価値あるほどに、セルゲイのバレエがことばに出来ないほどに素晴らしすぎます。とりあえずミーハー目線でいうと、セルゲイが本っっっ当にかっこよくて、その豊かな表情、鍛えられた肉体、しなやかで美しいバレエ、彼を観るだけでも十分楽しめます。もう一度言いますが、まじでかっこいいです。さて、以降はプチネタバレですが、まだ公開中なので見たい方はご注意を。
天才がゆえの葛藤、貧しいウクライナと華やかなロンドン、離れ離れになる家族。様々なエピソードがありますが、映画にも出てくるロイヤル・バレエ時代の友人2人 がとても良き理解者だったんだろうなぁと思います。
途中、プレッシャーに悩むセルゲイが「(バレエの道に進めた)母を恨んでいる」と言うのですが、最後にその母は「(つらいこともあったけど)彼のためなら何度でも同じことをやる」って言うんですよね。それから、セルゲイの台詞にもあるのですが、西欧と東欧、特に旧ソ連は本当に驚くほどの格差があるのだろうな、ということを見ていてすごく感じます。
映画は見る気ないけどセルゲイどんな人か気になる!って方はこちらの動画をご覧ください。彼が再生するきっかけとなるJade振付のダンスです。
https://youtu.be/c-tW0CkvdDI
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