「全ての愛はきらめきの中に」アダムズ・アップル Bluebeatbluesさんの映画レビュー(感想・評価)
全ての愛はきらめきの中に
クリックして本文を読む
まったくノーマーク、だけど観て面白かった映画。タイトルが示すように、聖書と寓話がベースになってはいるが、お話は狂信的な神父、ネオナチ、アル中の妊婦等々、一筋縄ではいかない登場人物たちが織りなすブラック・コメディの仕立て。ドタバタ感はなく、むしろ淡々と物語が進行してゆく感じだ。最近の北欧映画独特のブラックさを堪能できる(笑)。マジか!という凄いような凄くないようなオチにも驚いたが、このじわじわと来る映画の感触は笑っていいのかいけないのかさえ分からなくなる不思議さだ。ビージーズの「愛はきらめきの中に」がミスマッチなくらいにマッチしていた。
コメントする