「全ては神の…。」アダムズ・アップル Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
全ては神の…。
仮釈放からの更正プログラムで田舎のとある教会で過ごすことになった自称悪党でネオナチのアダムとイッちゃってる牧師イヴァンの話。
一見まともにみえるけど、かなり独特の思想を持っていたり、色々と受け流したりと不思議なイヴァン。
さらにはアダムより前に教会にやってきた二人のハチャメチャ野郎や口の悪い医者と絡みアダムがだんだんまともに見えてくる。
暴力シーンもあるし奇人変人大集合ながらも終始大人しめのドラマの中に、シュールな出来事が散りばめられていて、思わず笑ってしまうところも少々。
案外無茶苦茶な話だけど、旧約聖書のヨブ記がベースとのことで納得出来る寓話という感じ。
但し、自分に信仰心がこれっぽっちもないからかも。
概要ぐらいでもヨブ記を知っていた方が楽しめると思われる。
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