海底47mのレビュー・感想・評価
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単純なようでいて解釈が難しい、若い姉妹の海底監禁脱出劇
マルチエンディングのような作りです。
幻覚だとしたら、どこからなのか再視聴したくなりました。
しかし、海底で姉妹が会話していることがなんとなく不自然に感じます。耳が水中でむき出しになっているわりには聞こえすぎのような氣がします。檻が海底に落ち、目覚めたところから既に幻覚の中という可能性も否めませんね。
傷心した慎重な人間が、勇気を出して「自分は退屈なんかじゃない」と離れていきそうな元恋人に示そうとした結果…
彼女は大きなものを失いました。最初は恋人。そして
親友であり家族である大切な自分の妹を。
ただ彼女は元恋人に「自分は退屈なんかじゃない」ことを示したかっただけなのに
物事は最悪の結末へと向かってしまいました。
【後味の悪いサメ映画】をご所望の方にはオススメですが、
バッドエンドが苦手な方にはオススメいたしません。初めて観た時、私は思い切り凹みました…。
(心が傷ついている人が冷静な判断を要求される場に立つと、最悪の選択をしてしまうという教訓映画なのでしょうかね…?
その後の主人公の心が回復していくことを願ってしまいます、映画なのに苦笑)
見せないことで恐怖を表現したサメ映画の元祖「ジョーズ」を最もリスペクトした作品。
サメ映画はピンからキリまで数あれどこれはキリの方。同じくキリの「ロストバケーション」よりも面白かったかも。
シチュエーションスリラーとしてはこれまた女性二人が高所に取り残される「フォール」にも似ている。幻覚で死人が生きていると思い込むくだりまでそっくり。順番的にはこちらが先か。
タンクの交換で窒素酔いになり幻覚を見るという伏線から、妹が生きていたと思い込むくだりは幻覚だろうなと思いつつ、そのままサメに襲われながら救助された時点では幻覚のことなど忘れていた。その後にどんでん返しとこれはやられた。
サメ映画にしてはサメの出番は少なめだけど、透明度の低い深海でいつサメが目の前に現れるかもしれないという恐怖感はなかなかのもの。全編にわたって深海という舞台が実に効果的に使われていた。
特に発煙筒を炊いた瞬間、大口を開けたサメに囲まれてたというシーンはかなりの恐怖だった。
サメ映画の元祖「ジョーズ」では当時実物大のサメを作ったもののとても本物には程遠い代物だった。それはクライマックスシーンを見れば明らか。
だからスピルバーグはあえてサメの姿を見せないことで観客の恐怖心を煽った。この見事な演出でかの作品は後世に残る名作となった。
本作は舞台を真っ暗な深海にすることで襲い来るサメの姿をあえて見せずに恐怖心を煽った点、「ジョーズ」を最もリスペクトした作品といえるのではないだろうか。
全く期待せずに見たら割と楽しめた
最初は「なんかクソみてーな映画でクソみてーに時間潰してぇなぁ! どっかにクソみてーなB級パニック映画でも落ちねぇ〜かなぁ?」という気持ちで色々漁っていてこれを見つけました。
見つけた瞬間「いいねぇ〜この溢れ出るクソ映画臭!」とウキウキで見始めたんだけど、設定がシンプルに面白い。
シチュエーションホラーって結局「自分がこういう状況になったらどうしよう……」という気もちをどれだけ擽るか、だと思っているのでそういう点ではサメ映画の中でもシチュエーションとしてはトップクラスに面白いと思う。まぁ他のサメ映画っていってもジョーズすら見たことないけど。
キャラクターも良かった。臆病でネガティブな主人公リサと、アゲアゲポジティブだけど冷静沈着で有能な妹のケイト。観ているとリサにイライラしてきて、ケイトに巻き込まれた側のリサに同情すべき展開なのに「リサとかどうでもえーからケイト助かれ!」と思い始める始末。そのくらいケイトというキャラは有能で、かつ姉思いな生き残って欲しいキャラだった。
だからこそ、窒素酔いのくだりから、ケイトからの通信は幻覚なんだろうなぁと思いながら観ていたし結果として予想通りの展開ではあったけど「どうか幻覚じゃなくてガチでケイト助かってくれね〜かなぁ」とハラハラ最後まで楽しく観れた。それはケイトのキャラあってのものだと思う。
リサもね、あれが幻覚じゃなくて真実だったなら「恋人だけが唯一の幸せ」なんてひねくれた考え方から、「大切な家族である妹という幸せ」の為にお姉ちゃんとして変わろうとする成長物語として成り立ってたんだけどね。まぁ空気が残り少ない妹に代わってライトに向かうって部分だけでも成長物語なのかな? それ以外ずっとケイト頼りだったけど
助かったと思ってからまた落とされる絶望。そしてケイトが助かって良かった!と思ってからの幻覚落ち。この手の映画にしては凝っていて映画としての迫力や脚本の作りはとてもよかった。まぁ幻覚落ちは読める範囲だったからそこから更なる大どんでん返しが……!とかあればと思ったけど流石に難しい設定だしよくやってると思う。ケイトには助かって欲しかったけど。
あとここまで書いといてなんだけど、主人公の名前リサで合ってたっけ? ケイトが印象的過ぎてケイトのことしか覚えてないから、間違ってたら申し訳ない
楽しいバカンスのはずだった
原題
47 Meters Down
感想
ようこそ。死のスキューバダイビングへ。戦慄の深海パニックスリラー!
想像してください。
もしも檻に入れられ、海底に置き去りにされたらー
この夏、あなたはもう海に潜れない。
期待してませんでしたが意外に楽しめました。
なかなかハラハラドキドキしました。
シャークアタックのシーンは高確率でびっくりしました笑
リサが真っ暗な海底で迷子になったところは恐ろしかったです。
発煙筒着けたらサメに囲まれてるシーンも鳥肌ものです、あんなに血を垂れ流してたらしょうがないですね。
ラストはなんとか助かったと思ったら…。いい意味で裏切られました!幻覚のラストならよかったんですけどね…。
ダイビングは危険がいっぱい
檻落下、潜水病、サメ襲来、酸素欠乏、窒素酔い、水中ロスト
※生還確率0%
ちょっと、予想外
内容がよくありふれた「サメモノ」。全く期待はしてなかった。調子に乗った人が海に入って、サメに襲われて格闘して、それで救出されて、「サメこえー!」で終わる中途半端ホラーだと思って見たが…これ違う。思ってたのとだいぶ違った。サメに襲われて、囲まれて助かったと思いきや…バッドエンド。えぇー!!マヂですか?
そんなのアリですか??とエンドロールに問いかける内容だった。こんなサメモノ久しぶりにみたよ。最近のサメ関係はこう言う出来栄えなんだ。凄いなーサメ関係。
海のアクティビティって怖いな
初めての鑑賞
スカパーの無料デーで予備知識全くなしで録画
サメ映画だとは知らなかった
ケージに入って、海中からサメを鑑賞するというアクティビティに参加したら
ワイヤーが切れて海底に沈んでしまう
というストーリー
次々起こるアクシデントのために
酸素が足りなくなるのが怖い
一度、新しいワイヤーを繋いで引き上げるが
また切れてしまうのはちょっとベタな展開かな・・・・
最後までハラハラしたしドキドキもした
基本的には面白いと思うが
こういうラストはどうかなと・・・・
やめようと言った姉が助かって
反対の妹が死んじゃったのは
まぁ、仕方ないか?
えぇー、、、、
サメ映画が見たくなって鑑賞。
なんか、思ったよりサメが出てこない、、、
そして、ラストのオチよ、、、
個人的にはとても微妙。
気分がとても悪くなった、、、
一番緊迫感あるシーンがあれって、、ねぇ。
うーんって感じかな。
42/100
ストーリーはありふれてる!見やすい!
イキリ散らしてた男どもが何も役に立たなくて見ながら腹立った
ボンベとかは落としてくれたけど
散々待たされた挙句
ロープが劣化しててあっさり切れるって
なんならできるん?笑
まだ船もケージも錆び付いてたしずさんすぎて、、まぁ映画だしね、、
海の怖さがわかりました。
もうひとひねり欲しい。
1アイデア勝負映画だけどひねりが足りないので予想の範囲にしか広がっていない。
「ゼロ・グラビティ」も同じようなパニックものだが、宇宙で起きるハプニングを我々はあまり知識として持っていないから、次から次へ起きる問題が予想外で面白かった。かたやこの作品は予想を越えてくる要素が少なかった。
●例えば崖の端に引っかかっててバランスを崩したら、高圧の深海に落ちるとか、自らの血でサメをおびき寄せるとかあっても良かった。
●海上の場面を出さなかったのは製作者の意図だろうけど、業者が保身のために裏切るとか描けたとは思う。
●偶然、鎖が切れるのは1回でも説得力のある設定が欲しいところなのに、2回やったらからご都合主義にうんざりする。
●夢オチも見てる側から言えば、作り手の都合しか感じず興ざめ。
●サメも出しすぎ。これもご都合にしか思えなくなってくる。そもそもサメは簡単に人を襲わない。
1アイデアものは巧みにやらないと、単調で退屈になってしまう。
サメ映画かと思いきや、ゾッッ
サメと戦って生き延びて
なんだかんだ二人とも救助されるもんだと軽く見てたので、
幻覚オチにはぞぞぞ。
あれで救助もなく
海底で一人笑って終わってたら
かなり後味悪いラストでしたが、
結局お姉さんは救助されちゃいましたね
突っ込みどころも多々ありますが、
普通に面白い
ほかのサメ映画とは一味違う!
落下シーンが本当に怖い!!
サメ映画は大体つまらなく感じるのですが、制限された状況にして面白くしようとする姿勢を感じました。前半ケージが落下するシーンが本当に怖くて観れて良かったですが、中盤でまた落下して良い映画だと思いました。しかし、海中の光の加減が変わらない事もあって単調に感じました。
たまにはあり
ハラハラしたいのが観たくて鑑賞。
前半は想像通り、だが一旦引き上げられて落ちるのはあまりにもかわいそうすぎた、、
柵が明らかにボロいしこんなアトラクションは怖い。笑
最後助かったのが夢落ちだったり、助けに来てくれた人が死んじゃったり、読めないところがあって面白かった。
極限状態で立派
映画とは言え、姉妹二人で海底に取り残される設定は、もうそれだけでドキドキ。仲良し姉妹が助かって良かったと思ったら、ちょっと酷なオチ。きついな、実は妹は先に助かって迎えてくれるなんてあったら幸せだった。
体験ダイビングしかないけど、極限状態で初心者のお姉ちゃんがパニックにならず冷静に対応したのはすごい。初めてなのにボンベの交換ができる? というのもあるけど、まあご愛敬ということで。
ああ、妹さん、生きていてね。
Back in the cage now! ディテールの粗さよ。
個人的にダイビングはオープン・ウォーターしか持ってなくって、そんなに語るレベルではないのですが・・・これ、作った人多分ダイビングしたことないよね?
突っ込んでも仕方ないと思いつつディテールの無さが気になって映画に集中できませんでした。最初潜った時からの通信の不思議。口元にマイクは見えましたが、イアホンはしていない。「聞こえるか?」って何度もありましたが、どう頑張ってもイアホン無しじゃ聞こえないよ!?
通常レジャーダイビングでは潜っても20m程で残圧50にもなればとっとと浮上するレベルなのですが、水深47mもあって残圧4とかもう死ぬの不可避でしょう。あと水中でのタンク交換って聞いた事ないけど、できるかどうかネットで検索しても一切引っ掛かってこなかったけど、ホントに可能なの?よしんば可能だったとして、それが原因で窒素酔いになるのは何故?一旦停止をやるのも深度20mって深すぎて意味がないから!うーん、訳がわからん。
その辺のリアリティーの無さが気になってたらいつの間にかサメに襲われたりしてて。全然集中して観れませんでした。2も作られたとあって1を観てみたのですが・・・どうせ観てる大半の人はダイビングなんてわかんないでしょ?っていう作りには共感が持てません。観る人を舐めてちゃいかんですよ。ちゃんとダイビングの常識に乗っかって作ってあればいいアイデアだったと思うんですけどね。こりゃ続編まで観なくっていいかなっと思える作品でした。
追記
後日ダイビングのインストラクターの人に聞いた所、水中でのタンク交換は水は入ってしまうが不可能ではないとの事でした。勉強になった!
キャラクターがちょっと…
姉妹のキャラがとにかくイラっとするのが前半と推しての印象。
脅かしポイントはいくつかとあったけど、振り返った瞬間死体がばっときたところが驚きました。
船長が指示を出してくれるのですが、冷静で流石ですね。
発煙筒を付けた瞬間サメが自分達を囲んでいたのが分かるシーンは良かったです。
救助の寸前、ぶらつく身体をサメがくわえて海に引きずり落とすシーンもすごかった。
…と思ったらまさかのそれは幻覚。窒素酔いの話は大分していましたもんね、納得。
酸素を入れ替えたところからかな?つまりケイトは死んじゃってるんですねぇ…
あまり面白くないなぁと思って観ていたんですが、幻覚と判明してぐっとひきこまれました。
なので採点はちょっと高めです。
90分の恐怖体験
海底47mで取り残された映像はリアリティがありましたし、ワンシチュエーションながらも90分しっかりと恐怖体験させていただきました。
しかし幻覚オチっていうのは好き嫌いが分かれるかも。
全35件中、1~20件目を表示