新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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最後まで飽きさせない傑作
あまりにも面白すぎてやばい
本当に傑作。
良作だけど期待値を下回ったかな…………
演出が光る
吹替ばかり上映しないで欲しい
まさかゾンビ映画で泣くとは思わなかったなぁ
G指定の泣かせるゾンビ映画って初めて
ワールドウォーZのスピンオフにしてもいいくらい。本家より面白い。
ゾンビの鳥目設定はなかなか。
鉄道ワンシチュエーションでここまでやれるのロケ環境が羨ましい。
ゾンビ特殊メイクのノウハウはアイアムアヒーローのおかげ?
駆け込みゾンビは大変危険ですのでお止めください
幼い娘を連れて釜山行きKTX(韓国高速鉄道)に乗った主人公。
だが時を同じくして、人間を狂暴化させる謎の
ウィルスが韓国全土、そして列車内にも蔓延!
という、『ドーン・オブ・ザ・デッド』ミーツ
『新幹線大爆破』ななんとも威勢のいい
韓国産アクションホラー大作が登場。
大味なB級ホラーになるかと思いきや……いや、面白い!
ゾンビホラーに列車アクションに群像ドラマにと
てんこ盛りなのに、これらを非常にうまく捌いて
観客を飽きさせず、最後には感動さえさせる
高レベルなエンタメ大作に仕上がっていた。
過度にグロテスクな描写もなく、それ以上に
『パニックに巻き込まれた人々の群像劇』という
面を強く打ち出しているので、ゾンビとかホラー
とかニガテという人も割とイケると思います。
...
列車内を雪崩のように押し寄せるゾンビの群れ!
テジョン駅構内での大パニック!
車両基地での逃亡戦!
パニックアクションとしての映像スケールと
テンションはハリウッド大作にもひけを取らないほどで、
特に9号車→15号車までの決死行は本作のハイライト!
口は悪いが勇猛果敢なマッチョアジョシ・サンファ、
恋人を救うためになけなしの勇気を奮う野球少年ヨングク、
そして娘のために人間的に大きく成長し始める主人公ソグ、
彼らが団結して列車内を突き進むこの見せ場は、
ドラマの熱さ、活劇の興奮と緊張感、列車という舞台装置
の面白さといった本作の旨味が凝縮された見せ場だ。
...
だが一番の見所は、極限状況での人間ドラマ。
各キャラの設定自体はオーソドックスだが細かな
描写が彼らを魅力的に見せてしっかり感情移入。
野球少年と少女、老姉妹の迎える決着はグッとくるし、
それら多くのサブキャラの見せ場を作りつつ、
この物語は主人公ソグの成長と娘との関係に
軸をしっかり据えていてブレない。
序盤でのソグはとことん身勝手で、保身の為なら
周囲の人間など平気で切り捨てるようなクズ男
(株投資家ってどこの国でもそう見られてるのね)。
そんな男が娘の為に、ひいては他の乗客の為に
どんどん成長していく姿が熱い。
序盤のゲスい主人公に変わって前半を引っ張るのが
サンファ。粗暴だが、妻想いで人間味もある。
そしてソグ以上に自分の保身しか考えない
バス運転手の男。こいつはいわばソグの分身で、
目指すべき目標(サンファ)と忌むべき分身
(バス野郎)を見て、主人公は成長していく。
最後の決着もね、陽気な“アロハオエ”(ハワイ語
で“さよなら”)の優しい活かし方に泣いた。
ダウナーな終わり方が多いのがゾンビ映画だが、
こんな終わり方だって悪くない。
...
さて、細かな部分だが、不満点。
群像劇として面白かったが、さすがにこれだけ
キャラ多数だと描写不足を感じる細部もちらほら。
例えば主人公が投資していた会社の件は
序盤で明示しておくべきだったと思うし、
あの浮浪者さんにも過去を語って欲しかった。
見間違いだったら悪いが、あの人は
冒頭でバンビゾンビを轢いた運ちゃん?
かなりの修羅場をくぐり抜けてきたんだよね、多分。
次に、ドラマ、アクションの濃密さと比較すると
ゾンビホラーとしての要素はやや薄味に感じた点。
列車という舞台の面白さは存分に活かしているし、
『身勝手な人間が最も怖い』というゾンビ映画
では外せない展開もしっかりと描かれているが、
ゾンビそのものの設定はステレオタイプで、
舞台装置のような扱いに感じられる箇所もあった。
噛まれた人がゾンビ化するまでの時間がバラバラ
なのも気になる点で、噛まれて15秒後に変異する人
もいれば、最期までとことん喋ってからという人
もいるので、ちょっと都合の良い設定かなと。
(思い返すに、首に近い所を噛まれるほど変異が
早いという設定だったのではと推察するが、
一言でも良いので説明は欲しかった)
...
以上!
まあ上記の不満は細々としたもので、
エンタメ映画としてやはり完成度高し。
思えば数多のゾンビ映画が世に溢れる中で
列車との組合せが無かった(あったかもだが
少なくとも僕は知らない)のは盲点だし、
舞台ばかりに頼らず熱いドラマを盛り込んで
全方位型エンタメに仕上げた点は見事。
大満足の4.0判定です。
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余談:
ゾンビ映画はゲス野郎ほどしぶとく生き残る場合が多いが、
前述のバス運転手さんのゲスさは驚異的! 超ムカつく!
「この○○○○野郎さっさと○ねよ!」
と何度言いたくなったか!(←口悪い)
詳細は本編をご覧あれ。
2017年ゲス・オブ・ザ・イヤー筆頭候補である。
多くの人に観て欲しいのに…
ホラーやゾンビ物は一切観ませんが、コン・ユさんが好きなのと著名な方の評価が高いので少し遠くまで足を延ばして観に行きました。
何故ゾンビが増殖して行ったのか?どうやって鎮圧したのかは謎ですがそこが逆にスリルがあってドキドキしました。
世の中には自分の事だけしか考えない人、周りにばかり気を使う人、強い者の言いなりになる人、色々な人が居る中でもし自分だったらどうなんだろう❔と考えさせられました。
コンユさんは歳を重ねる毎に良い俳優さんに成長されているのと、娘役の子の名演技にもの凄く感動しました。最後大泣きです。
もう一度観たいです。
そして多くの方に観て欲しい作品です。
なのにどうして上映している映画館が少ないのでしょうか?少し遠くまで観に行かないといけないなんて…❗
いい意味で疲れた。
いい映画でした
ホラーやパニック映画が苦手でも勧められます
ただのゾンビ映画とはちと違う
良くできた映画でした。ストーリーも映像も。スノーピアサーでも列車を使ってましたがあちらは人権問題。こちらはアッパーは家族を守る。悪徳は罰を受ける。などヒューマニズムと環境問題。残念なのはちょっと長い。あと15分ほど短ければ最高でした。
2017-59
バイヲタホイホイ。
この手の感染系パニックムービーは血が騒ぐ!
しかも高速列車って、『バイオ0』じゃーんとか思っちゃう。
この映画の宣伝映像を映画館で見たときから、絶対見ると決めてました。
コン・ユさんも好きです😍
アジアでここまでゾンビ映画作れるってすごいと思います!
韓国苦手だからって見ないのは損!
CMでは、ただのゾンビ映画じゃない!泣ける!みたいな路線でしたが、確かにヒューマンドラマの部分が強いです。
人間追い詰められたら、こうなるなぁっていう。
わたしは『君の膵臓を食べたい』で涙を枯らしてしまったようで、泣きはしませんでしたが、鼻すする人はいました。
コン・ユさんセクシー😍
韓国の俳優さん、瞳が大きいのに一重や奥二重の方っていいですよね~
チョン・ユミさんは『ロマンスが必要2』というドラマだけ見たことあるんですが、相変わらず可愛らしい。
あとは女子高生役のつり目の子は、確かにWonder Girlsの?
3人はわかりましたが、それだけでも豪華キャストなんだと思います。
ちなみに、女子高生の彼氏役の鼻の穴の大きさが左右違うのが、妙に気になってしまいました。お国柄かしら。
キャラクターたちが一般人なので、大した武器もないし、マーシャルアーツやってるわけでもなく、危機感がすごくあります。
終始のどを締め付けられてるような苦しさ。
ぜひ味わってください!
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