新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
全328件中、201~220件目を表示
超ビビりが見た感想
ホラーやスプラッタは嫌いだけど、好きな映画評論家が「おもしろい!劇場で見るべき!」と言うので恐る恐る超豪華声優勢揃い吹き替え版を鑑賞。
最初の不穏な空気に「やっぱりダメかも」と後悔。
そして、怒濤の勢いで崩れる日常。
あー!キモいよ!怖いよー!……と思ったものの段々と慣れて途中からは顔を背けず見られた。
ゾンビも怖いけど、人間も怖い。
この作品を『ゾンビ版パニック映画』と言ってる意味が解ったわ。
武器を持たない一般人がその辺にある物と知恵で乗り切ろうとし、ゾンビを前にして浮かび上がる本性。
中盤、何とか助かろうと他人を蔑ろにした皮肉な結果は……。
きっとハッピーエンドなんだろうなと思いながらも全速力で追いかけてくる絶望、絶望、また絶望。
一人一人消えるシーンは本当に切ない(個人的におばさん姉妹が好き)
深読みすると、この映画も社会的な皮肉が込められてるのかしらね?
利益優先で投資していたら、その製薬会社からゾンビウィルスなんて皮肉にも程がある。
韓国の地下鉄の事故やセウォル号、後に解る韓国財閥の関わりと何だか被るし、ゾンビ=北朝鮮とか意味を考えると別な楽しみはある。
そういうのを抜きにしても、ストーリーも良く出来て面白かった……と言いながら、スピンオフで事故の前日譚が公開予定らしいけど怖いんだろうな~。
見たいような、見たくないような。
エンターテイメント性も高い作品
非常にテーマや、キャラクター造形がはっきりしていてわかりやすく、何も考えてなくても見れる作品ではあるものの
モニター越しに子供と目が合うシーンや、トンネルを抜けて明るくなるのをそのまま照明効果として使ったり、古典的なやり方だけれどゾンビの動きが恐らく倍速使っているところがあったり(多分)
結構演出にこだわっているのでは!?というところが多くて楽しませてくれる。
人にオススメしたくなる作品。
観にいってよかった‼
評価高いので鑑賞☆
最初は邦画かと思ってスルーほど前知識なし。
韓国映画とわかり、少しだけ期待して見に来ました。
いやはや、まさか色んな場面で大泣きすると思わずハンカチはカバンの中。
うそでしょ、こんなにすごい映画なのに話題になってないの?
そんな感想です。
まだ間に合うので見に行ってほしいです!
人はやっぱり怖い。
感染者が凶暴になって人を襲う。
古今東西、手をかえ品をかえて描かれるパンデミック・パニック・ホラー。
ヨン・サンホ監督は、そもそもはアニメの人だったようで、そのせいか空間を画面に定着させることにたけていた。
パニックになっているであろう街の様子も、人を出すことなく一発で見せる。これが映像の力である。
ほんとに怖いのはやっぱり風聞やウワサだったりする。ひとりが大きい声を出せばみんながその声に流されていく。
韓国映画はハリウッドと違ってハッピーエンドじゃなければならない、ということはないから、と思って見ていたら。
いつも思うが、韓国映画のクオリティは半端ではない。
252-44
ゾンビものとしては新しいスタイルでよかった。感染者が勢い余って雪崩のようになってから山積みになったり、衝突したり、一塊として襲ってくるところはwwzに通ずるものがあり、迫力満点。久々にいいゾンビ物を見れた。
しかし、登場人物が泣きわめくシーンが多いのだがそれがなんだか気に触る…特に娘。子供はそういうもんだとわかっててもどうしても不快だった。
(映像3 脚本3 演出4 音楽3 配役2)×4=60
久々の当たりだった洋画
予告編から期待してたけど、観て良かった。
最初から終わりまで、ハラハラの連続だった。
でも、この映画そのまま日本で公開したのかな?
PG12ぐらいの映画じゃないのかな。
ゾンビが人を襲うシーン何か観るとグロいから!
そうしたら、日本映画は全般的とそうなってしまうか‼
個人的に思った感想です。
でも、久々に良い洋画観たって思えた作品です。
面白かった…が、どのシークエンスも既視感が半端ない。 あまりに評価...
面白かった…が、どのシークエンスも既視感が半端ない。
あまりに評価が高かったので
もっとゾンビアクションみたいなものを期待して観たのだが…フツーのサバイバル人情モノだった。
いやこれが邦画でできるかといえばできないわけで、
ウェットになりそうな部分も程よくまとめていたり。
悪の親玉(という言い方をしておく)の最期にはもっと爽快感がほしく、
ゾンビ映画を観に行くというよりは、
ドラマものを観に行くつもりで臨むと
意にフィットして堪能できると思う。
いちばん怖いのは高評価のパンデミックだった
あらゆるレビューで高い評価を得ている本作品。期待を見事に覆してくれた。ゾンビ愛は深くはないので、ひょっとしたら見当違いの見方かもしれないが、あまりにも予定調和。既視感が半端ない。ハラハラドキドキが一切起こらない。ゾンビ映画とは過去のゾンビ映画へのオマージュであり、ゾンビあるある的な展開を楽しむものならば、そんなことも知らずに観てしまった私が悪いのか。ただ、映画が終わって、後ろのカップルが久々のハズレだったね、と呟いているのを聞いて少し安心した。
パワー系ゾンビ映画…ではなく、やはりヒューマンドラマ
陰惨な描写に定評のある韓国映画。遂にゾンビパニックへ殴り込みだ!ストーリーは普通のゾンビもの。韓国全国で起きている暴動は、実はゾンビ化した人間の暴走だった…!ただし、主人公たちが活躍する舞台は列車内に限られる。これがいい味を出しているんですよ。
ジョージ・A・ロメロが言った。ゾンビ映画は化け物を描いたホラーではなく、極限状態に陥った人間を描くヒューマンドラマであると。本質的にディザスターなんだね、ゾンビ映画というのは。
この新感染もその「セオリー」を踏襲している。そして、何より韓国映画は、人間の闇をじっとりと描くことに長けている。さらに、日常に入り込む恐怖を臨場感たっぷりに描くのも韓国映画の特色と言える。グエムルとかレッドファミリーとかトガニとか。
したがって、列車内の閉鎖空間で起こるゾンビパニック、それに誘発されて露わになる人間のどす黒い心の闇が、丹念に描写されているのだ。車両から車両へ流れ込むゾンビのラッシュも相まって、もう、たまらない!
ただ、ゾンビ映画を観慣れた人ならば、パニックが始まって数分で誰がどういうタイミングでどういう死に方をするか、つまり誰が生き残るかわかってしまうはず。
この点に関して言えば低予算ゾンビ映画と同じではあるのだが、やはり各人の「死にざま」の対比が肝だろうか。どのような人がどういうシチュエーションで死んでいったか、誰がいなくなって誰が残ったのか、がメッセージではないだろうか。特にクライマックスの死にざまの対比は美しかった。見ているだけで悲しくなったが、これもひとつのハッピーエンドだったのだと思う。
パニックで興奮できて、クライマックスではしんみりできて、素晴らしい映画だった。ぜひ見てほしい。
単なるパニック映画ではない
韓国映画はあまり観ませんが評判がいいので観ました。泣けました。登場人物のそれぞれの人間性がよく描かれていて深い映画でした。最後に伏線が回収されて、それもよくできている、と思いました。
でとなんで邦題を 新感染 なんていうダジャレっぽい名前にしたのか、誰がこの題名に決めたのか、センスなさ過ぎ。この題名でなければもっとヒットすると思う。上映館数も少なすぎ。
すごい迫力です
忙し過ぎるお父さん、離婚しそうな親に心が痛む一人娘、出産を楽しみにしているカップル、青春を謳歌している高校生、貧しい人、偉そうな人、たくさんの人が的確に描かれている。最後のサバイバーは?
ウルっとくる映画でした。
最近の韓国映画はハズレないです。
全328件中、201~220件目を表示