新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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エンターテイメント性も高い作品
観にいってよかった‼
人はやっぱり怖い。
感染者が凶暴になって人を襲う。
古今東西、手をかえ品をかえて描かれるパンデミック・パニック・ホラー。
ヨン・サンホ監督は、そもそもはアニメの人だったようで、そのせいか空間を画面に定着させることにたけていた。
パニックになっているであろう街の様子も、人を出すことなく一発で見せる。これが映像の力である。
ほんとに怖いのはやっぱり風聞やウワサだったりする。ひとりが大きい声を出せばみんながその声に流されていく。
韓国映画はハリウッドと違ってハッピーエンドじゃなければならない、ということはないから、と思って見ていたら。
いつも思うが、韓国映画のクオリティは半端ではない。
252-44
久々の当たりだった洋画
面白かった…が、どのシークエンスも既視感が半端ない。 あまりに評価...
いちばん怖いのは高評価のパンデミックだった
あらゆるレビューで高い評価を得ている本作品。期待を見事に覆してくれた。ゾンビ愛は深くはないので、ひょっとしたら見当違いの見方かもしれないが、あまりにも予定調和。既視感が半端ない。ハラハラドキドキが一切起こらない。ゾンビ映画とは過去のゾンビ映画へのオマージュであり、ゾンビあるある的な展開を楽しむものならば、そんなことも知らずに観てしまった私が悪いのか。ただ、映画が終わって、後ろのカップルが久々のハズレだったね、と呟いているのを聞いて少し安心した。
パワー系ゾンビ映画…ではなく、やはりヒューマンドラマ
陰惨な描写に定評のある韓国映画。遂にゾンビパニックへ殴り込みだ!ストーリーは普通のゾンビもの。韓国全国で起きている暴動は、実はゾンビ化した人間の暴走だった…!ただし、主人公たちが活躍する舞台は列車内に限られる。これがいい味を出しているんですよ。
ジョージ・A・ロメロが言った。ゾンビ映画は化け物を描いたホラーではなく、極限状態に陥った人間を描くヒューマンドラマであると。本質的にディザスターなんだね、ゾンビ映画というのは。
この新感染もその「セオリー」を踏襲している。そして、何より韓国映画は、人間の闇をじっとりと描くことに長けている。さらに、日常に入り込む恐怖を臨場感たっぷりに描くのも韓国映画の特色と言える。グエムルとかレッドファミリーとかトガニとか。
したがって、列車内の閉鎖空間で起こるゾンビパニック、それに誘発されて露わになる人間のどす黒い心の闇が、丹念に描写されているのだ。車両から車両へ流れ込むゾンビのラッシュも相まって、もう、たまらない!
ただ、ゾンビ映画を観慣れた人ならば、パニックが始まって数分で誰がどういうタイミングでどういう死に方をするか、つまり誰が生き残るかわかってしまうはず。
この点に関して言えば低予算ゾンビ映画と同じではあるのだが、やはり各人の「死にざま」の対比が肝だろうか。どのような人がどういうシチュエーションで死んでいったか、誰がいなくなって誰が残ったのか、がメッセージではないだろうか。特にクライマックスの死にざまの対比は美しかった。見ているだけで悲しくなったが、これもひとつのハッピーエンドだったのだと思う。
パニックで興奮できて、クライマックスではしんみりできて、素晴らしい映画だった。ぜひ見てほしい。
単なるパニック映画ではない
すごい迫力です
ゾンビ映画
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