新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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アジアで最高のゾンビパニック映画爆誕!
まず、列車という閉鎖空間でのシチュエーションながら、パニック映画としてここまでドラスティックでダイナミックに描ききったのはすごい。そういう意味で肩を並べるのは「新幹線大爆発」くらいかw
初め「愛嬌はあるかもだけど、ししっ鼻の可愛くない子」だなぁ…と思ってた子役だがwラスト終盤この子の起用の意味がわかる。父との別れの泣きの演技でもう涙腺崩壊…いや、そこで耐えても最後の最後、トンネルでの演出はもうずるいの一言につきるのだ。冒頭の音痴なアロハ・オエがここでひとつの結実を見せる。がまんしてもここで泣く。
ゾンビパニック映画ではあるが、あらゆる要素をこれでもかとぶち込み、プデチゲ鍋のような味わいの深い映画にしてしまう。残念ながらいまの日本では真似できない映画である。ここに韓国エンターテイメントの神髄というか底力を見た。
完全に感染
韓国映画の傑作が目立つ今年。
今作もまた秀逸なゾンビ映画。
動きが素晴らしすぎる。
ややご都合主義もあろうが、
それも感じさせない怒涛の勢い&迫力。
ゾンビ映画ではお決まりのテーマである
人間の本質への皮肉も効いている。
そして主役のイケメンぶりったら。
欲を言えば登場人物たちのドラマがもう少し描ければ…。
見てよかった
今年ロメロが亡くなってしまって、余計に恋しくなるゾンビ映画。
動きの早い感染者です。迫力もあり泣けます。泣けるとこが韓国映画なんじゃないかと。(私の願望を言わせて頂くなら、もっと闇を利用して生き残って欲しかった)
よかった!
あの悪役は、最初は身勝手だった主人公が成りかねなかったもう一つの自分自身なのかな。
恐怖に囚われて、自分の事しか考えられなくなれば、人は容易く怪物になってしまうんだなと考えさせられた。
観客を怖がらせるだけの映画ではなく、極限状態に陥った人達が、各々どういう選択をするかを描いた映画に感じたので、あんな邦題にしたのがつくづく勿体無いと思う。
爽快なゾンビ達
始まりは低調だったが、駅を降りてからの走る大群ゾンビが怖くも爽快で盛り上がって来る。湿っぽいドラマパートはどうかな、と思いつつ、子供の名前、学芸会の歌の伏線がここに出るのか、というタイミングで出るので、結局は感動。
今年一番オモロい
タイトルがひじょーーーーに勿体無い
新幹線→新感染ね、もうアホかと
監督はこの邦題付けたバカをブン殴っていい
作品に対する侮蔑すら感じるのだ、許さん
それはさておき(オイ)
長い映画なので中弛みしてしまうのではと心配するのではないか。まったく心配無い。余計なメロドラマも無く、ストーリーは新幹線の如く超特急で駆け巡る。苦難に次ぐ、苦難。逃げ道を塞がれた後、主人公一行はどうなってしまうのか、これがゾンビ映画の醍醐味だ。つまりゾンビ映画はラストシーン、この映画の良作と言われる所以はここにある。
頼れる兄貴や悪い奴、テンプレをキッチリ抑えつつ終始一貫したテーマを上手く取り入れた脚本、監督がこの映画で何を伝えたいのか、最後まで観れば誰でもわかるはずだ。日本人の教訓であれ。
また迫力の演技、演出共に一級品、たまらず脱帽。
これ観ておくべし、超オススメ。
期待が大き過ぎた
日本での公開前から小出しに情報を出し、韓国ナンバー1と期待を煽られたせいで、公開初日に見てきました。この時点で、宣伝効果有りです。
主な舞台は電車。限られた空間での感染者とのやりとりは新鮮で、トンネル空間を利用したのもおもしろかった。
一方、主要登場者は、別居中の妻に子供を届ける父、身重の妻を連れた筋肉亭主なんて、ありきたり‼︎
その後の展開が読めてしまう。
さらに、感染者のシーンはほとんど予告で見せているため、驚きもあまりなかった。
特に電車を降りた後は、文字どおり、失速してしまった。
最後の歌のシーンは少しグッときたけれど、
期待が大きすぎたせいで物足りなかった。
(斬新な映画であるとは思うけれど、期待値を超えられなかっただけです)
その時に見るもの
ゾンビ物とはいってもパニックを重視したホラー映画だ。『ワールド・ウォーZ』に近い。
外にもゾンビ、車内でもゾンビ。さあ、どうする?で、娘を守り通せるのか?これがメインで展開される。ここではゾンビはモンスターというよりも災害に近い描き方をしている。そのために人も狂気の部分よりも臆病な部分に焦点がおかれている。
主人公のソグも最初は自分と娘のためだけに動く。これも臆病だ。
臆病と書いたが、それは自分と同じだ。ソグを通して自分を見ているわけだ。当たり前だ、現実でもそうなってしまうに違いないから。だからあの憎たらしい常務とたいして変わらない。
しかし、サンファ達と行動を共にしているうちに計算高い臆病者であるソグが変わってゆく。これは「自分もそうあってほしい」と願うものでもある。なにしろソグを通して自分を見ているのだから。
だから、ある意味、あそこはとても優しい。ソグがその時に見るものが、ソグの「本当」であり、自分にとっても「本当」であってほしいと願うものだから。
だから決して後味は悪くない。いい映画だ。
…この演出法は
プラピの「World War Z」にソックリ!
前宣伝が大きかったので、あまり好きではない韓国作品と知りつつも観に行ったのに…
ありきたりのゾンビ・ムービーでした。
まぁ、いい勉強になりました。
攻撃仕返してもしぶとく追いかけてくる、襲ってくるのはこの手の話では当たり前だし、列車にしがみついてくるシーンには恐怖心より笑いさえ起きたほど。(実際あちこちのシーンでクスクス笑いました)
間延びしているし全然怖くなかったので、私自身にとっても記録的な低評価です。
パンデミック
多忙で普段娘の相手を出来ない父親が誕生日の娘にせがまれて、別居している母親に会うために父娘で乗ったソウルからプサンまでの高速鉄道でゾンビ化した人達に襲われる話。
ある程度は仕方ないとは思うけど、あまりにもご都合主義とフリオチが濃すぎて、ほぼ全編で一手二手、時にはもっと先まで読めてしまう為、怖さもないし感動もしないし、ところどころ白々しさを感じてしまった。
テンポもストーリーもなかなか良くて面白いし、最後まで飽きずに鑑賞できたけど常に俯瞰でみている感じがしてならなかった。
【ノンストップ・ウイルスサバイバル・アクション映画の傑作。マ・ドンソクのブレイク作でもある。】
従来のゾンビ映画とは一線を画するスピード感及び登場人物のキャラクターもしっかり立っている映画。
主演のコン・ユは”サスペクト哀しき容疑者”でも圧倒的存在感があったが、この映画は彼だけに頼らずに(というか彼以外のチョン・ユミ キム・ウィソン マ・ドンソクの出番の方が多いし、キャラも立っていて心に響く。)成り立っている。
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証券会社のファンド・マネージャー、ソグ(コン・ユ)は幼き娘スアンと夜明け前のソウル駅でプサン行の特急列車に乗り込む。仕事のため、妻との関係が破綻した彼は娘をプサンに住む妻の下へ送り届けようとしていた。
特急列車は定時の5時30分にソウル駅を出発するが、発車直前に挙動不審な女が12号車に乗り込んだ事に気付いた者はいなかった・・。
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-この特急列車KTX101号は18両編成。12号車から犠牲者が次々と発生し、乗客たちは人間の理性を保つ者、エゴをむき出しにする者と夫々極限状態の中、本性を表していく・・。-
妊娠した妻を守るため身を呈してゾンビ達に立ち向かう屈強な中年男、友情のために決死の思いで行動する高校生たち・・・。
観賞したことをいつまでも覚えているパニックムービーの傑作だと思う。
<2017年9月1日 劇場にて鑑賞>
今まで見た中で一番の悪役^ ^
ゾンビ映画はそんなに見ない方だが、これは圧倒的に面白かった!
王道の家族もののストーリーと、ゾンビと戦うのではなく逃げるという設定で非常にハラハラするしハッピーエンドだしで文句なし!
ただ、
個人的にはあのおっさんは、今まで見た映画で一番の悪役じゃねーかと感じた。
言動一つ一つが、最初は恐怖に怯えるというものだったけど、だんだん実は私利私欲なんじゃないかと感じさせるイライラ感に変化。
行動一つ一つが、怖さから来る防衛本能というものだったけど、エスカレートしていきこいつ死ねばいいのにのオンパレード。
挙句そこまでの行動の理由が、スーパーしょーもない。マザコンかい!
かくして、トップクラスの悪役が誕生(個人的に)した素晴らしい映画でした!
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