「ゾンビ急行」新感染 ファイナル・エクスプレス odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビ急行
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コロナ禍の前に感染映画なんて先見の明があるなと思ったら、ありきたりのゾンビものでした。ソウルの投資会社で働くソ・ソグと幼い娘のソアンが釜山にいる別居した妻に会いに、急行列車にのるが列車に感染者がのっておりゾンビが襲い始める、混乱した列車はテジョンに緊急停止、逃げる乗客たちを感染した兵士たちが襲い、乗客は列車に舞い戻り発車、列車の中にもゾンビが居るから混乱は続きます。なんとかソウルに着きますが列車は脱線、父のソグも噛まれて感染、普通なら幼子と父親位は助けるでしょうがソグはウィルスの発生元と疑われるユソンバイオ社に融資したという原罪を抱えていました。乗客、乗員も殆ど感染か死亡、助かったのは娘のソアンと身重のソンギョンだけ、流石に子供までは殺せなかった製作陣。ゾンビ化しないコロナ禍でも密閉された豪華客船の悲劇は十分怖いし、やはり長距離列車も閉鎖空間だから怖いのは同じでしょうがゾンビ化は幸運なことにフィクションの話なのでさほど怖さにリアリティはないのが救いでした。
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