「今年最高の一本」新感染 ファイナル・エクスプレス ビリケンさんの映画レビュー(感想・評価)
今年最高の一本
もともと、マドンソクのアクションシーンが見たいがために軽い気持ちで視聴したのが始まり。しかしながら、物語が進むにつれて面白いのなんの。黒澤明監督の『羅諸門』に並ぶくらい見入ってしまった。
今、感想を書きながら瞼を閉じれば様々な名シーンが頭の中で蘇る。そんななか、やはり人間の汚さそして人間のの美しさという月並みではあるがそういう言葉がでてくるのだ。自分の事だけではない、他人を思いやる力、海のように深い愛。やはり人の本質はここにあると信じたい。しかしながら、経済活動に明け暮れる中、徐々に人の本質からずれて功利主義的に自己中心的になってゆくとそれこそまさに生きるゾンビである。この自己中心的、マキャベリズム的な生き方は今回のゾンビ達のように影響力、感染力はとてつもない。しかしながら、再び言う。子供の頃のような真っ直ぐな心、人を思いやる、愛する力こそ本質であると信じたい。。
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