「新幹線と新感染はかかってるの…?」新感染 ファイナル・エクスプレス cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
新幹線と新感染はかかってるの…?
韓国で感染者(ゾンビ)が発生し、その1人が新幹線に乗り込み、逃げられない新幹線内でパンでミックが発生するストーリー。
主人公は娘とお父さんの親子。母親とは離婚して離れて暮らしているが新幹線で会いに行く途中。
父が仕事ばかりで、娘にあまりかまえていないので仲はあまりうまくいってない。父娘あるある。
お父さんはとても大沢たかおに似ている。
お父さんは金融関係に勤めているからか、シビアで自分だけよければいいという性格。新幹線内でゾンビが、発生しみんなで後ろの車両に逃げる時も、まだ助かるひとがいるのに扉をしめてしまったり、自分たちだけ違うルートで助かろうとしたり。
それも娘になぜいつもお父さんはそうなのか?と言われてしまう。
途中で一緒に逃げる夫婦(奥さんの方は妊婦)もとてもいいキャラ。夫の方が屈強な体で、ちょっと口が悪いが正義感に満ち溢れていて、1番好きなキャラになった。でもやっぱりいいヤツすぎて、フラグたちまくっていたので、死んでしまった。自らを犠牲にしてみんなを守った😭ここ1番泣いた。ロバートの秋山に似ていた。。
そしてもう1組一緒に逃げる高校生のカップル。途中バラバラになるが、男子高校生の方が危険をおかしながらもたたかいながら会いにきてくれて感動の再会。
でもやっぱり会ってすぐ死んじゃう😭でも一緒に死なせてあげてよかった、、のか。。
そしてそして最初から最後までクズで観客をいらいらさせるバス会社のおじさん。自分だけが助かればいいと非道な言葉や言動を繰り返す。生きている人を盾にしたりして自分ばっかり本当に最後の最後までしぶとく生き残る。それもいらつく。お前はなぜ生き残ってるんや!と。
お父さんの方も最初は自分だけという考えだったが、ピンチを、みんなと乗り越えていくことで考えが変わる。全力でみんなを守る。
最後は感染してしまい、自ら命をたつ😭
感染源の会社とお父さんが実はつながっていた、というオチもよい。
ひとりひとりのキャラがいいのと、展開もわかりやすく見入ってしまう映画でした!
それにしても韓国のゾンビは動きが機敏でこわい!
ダッシュはやすぎ!
音や光に反応するのは全世界共通か。笑