「今だから見るゾンビ映画その2」新感染 ファイナル・エクスプレス ぐちたさんの映画レビュー(感想・評価)
今だから見るゾンビ映画その2
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ゾンビ映画。バイオハザードに続き、今だから見てみる。
感染者がどんどん増えて暴れまわる。危機に際して登場人物それぞれの生き方があらわになる。
自分を犠牲にして妻と妻のおなかにいる子どもを守る夫。どうあっても自分は生き延びようとする男。感染してしまっても姉をいたわる妹。娘を守るために、感染した自分を始末する男。
生きようとどんなにあがいても、数百人はいたであろう高速鉄道KTX101号の乗客で、生き残ったのは若い妊婦と少女の二人だけだった。ゾンビとアクションと、ベタと言えるわかりやすいドラマ。常々ベタは最強だと思っているが、そういう意味でよい物語。
主人公の娘である10才ぐらいの少女スアンの印象は不思議だった。
始めのうちは無表情でかわいいと思えなかったのだが、父が危機に立ち向かう姿を見て心の距離が近くなったのか、父に自分の気持ちを話すようになり、父との関係がよくなるのとともに、かわいらしく見えてきた。監督が意図したものなのだろうが。
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