劇場公開日 2017年9月1日

  • 予告編を見る

「まさに“新感覚”の“新感染”。」新感染 ファイナル・エクスプレス No-Bodyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5まさに“新感覚”の“新感染”。

2017年9月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原題である「釜山行き列車」だと稍素っ気ない感じがするので、“新幹線”と掛けたこの邦題は…まぁまぁかな。(^^;)
俗に言う“ゾンビ映画”ではあるが、ここ最近主流の“感染式アンデット(パンデミック)”系且つ走行中の高速列車内が舞台の“密室型パニック”系要素も含んでいて、なかなか迫力のあるアクション作品に仕上がっている。
それでもこれだけ高い評価を受けているのは、人間ドラマとしても良く描かれており、登場人物達も確りと描かれていて、様々なキャラに感情移入し易い点が挙げられると思う。(実はアンデット達より生身の人間達の方が怖かったり…。)
細かい点で気になったりツッコミを入れたい部分が幾つかあるが、総じて一気に観れる展開だったので鑑賞後の満足感も十分あった。
韓国作品としては「シュリ」の時に受けた確かな映画の面白さの手応えも感じた。もし韓国語に抵抗があるなら吹替版でも良いから(吹替の声優陣が確りしている模様)、是非1人でも多くの人に観て欲しいこの秋イチオシの作品。

No-Body