「はみ出し者同士の純粋な愛」しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
はみ出し者同士の純粋な愛
口下手で恥ずかしがり屋な性格を粗野な態度で隠そうとする頑固オヤジ、エベレット。
そんな彼のもとへ家政婦として住み込みで働くことに決めた、リウマチ持ちのモード。
世間とやや距離のある二人が、出会い、はじめは反発し合っていた関係が、時間が経つにつれて徐々に距離が縮まっていき、やがてはおたがいを尊重し合うようになるのが、なんとも微笑ましく、観ていてほっこりさせられました。
エベレットを演じるイーサン・ホークの頑固オヤジっぷりがとても良かったです。サリー・ホーキンスも、言ってはなんですが、地味な役柄がほんとうによく似合いますね。
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