「軽いけどまとまりは良い。」いぬやしき 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
軽いけどまとまりは良い。
キャラの立たせ方やキャラの背景は
とても勉強になった。
闘いに至るまでのそれぞれの経緯はとても良いお手本。
パワーを手にして、
片方は悪の道、片方は善の道に進み、
悪の道へ進んでも、その背景には
父親が女を作ってしかも幸せな家庭を築いており、
母親は貧乏でしかも癌に侵されて、
母親には目一杯の愛情を見せる、
イジメられてる友人にも優しかったりして、
感情移入させる余地を持たせるところなど、
奥さん流石だな!と思った。
マンガを読んでないからわからないけど、
たぶんしおんとシシガミの関係性は
かなり端折られてるんじゃないかと思った。
シシガミの暴走は母親の死だけで良かった気もする。
とは言え原作の大事にしてるところはちゃんと
入ってるように思えて、
見終わって、軽い作品だなと思ったけど、
面白かった。
いぬが最後最強の武器になるのでは?
と思ったけど犬はただの犬だった。
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