羊と鋼の森のレビュー・感想・評価
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余韻が残る作品
調律師を目指す青年が、もがきながら成長していく姿を、山﨑賢人くんが好演していました。山﨑賢人くんは苦悩する演技がすごく上手だと思います。キャストの皆さんがとっても、役にはまっていました!皆さん役作りにすごく努力されたんだと思います。辻井さんのピアノは素人の私が聴いてもとっても素晴らしかったです!
まずまずかなぁ
原作は読まずの鑑賞です。 素敵だった、感動したという意見が結構ありますが、 私はあんまりだったかなー 確かに映像や音楽は美しかったです。が 調律師という仕事を大げさに描きすぎているような。。 まぁ少しくらい大げさじゃないと 物語にならないと思いますが^^; 外村くんの真面目過ぎるところとか ナイーブなところが ちょっとイラッとしちゃいました 笑 動きはあまりない映画で 途中少し眠たくなりました。 とても優しい映画かな(^^)
ピアノの音が素晴らしい
戸村が初めて調律に出会った時のピアノの音が心に響きました。それからはどんどん引き込まれて、あっという間の2時間でした。想像していたより遥かに良かった。また近いうちに観に行きたいです。
天覧映画
天皇陛下がご覧になったということで、自分の中でかなりハードルを上げて行っていたのだが、そのハードルをはるかに飛び越える良い作品だった。 この作品はピアノを弾いている人や調律師の人たちだけではなく、他の普通の人にこそ見て欲しい。 専門的な知識は何一つ必要ない(一応最初に基本知識は説明される)なぜならこれは調律師の物語ではなく、調律を始めたことをキッカケに様々な人と出会い、成長していく人間の物語だからだ。 主人公は、ピアノが奏でる森の中に足を踏み入れる、我々はそれぞれの森に足を踏み入れる。 人生とは森のようなものなのだなぁと感じた。 皆何かを見つけるために迷い、それぞれの答えを見つけるためにさまよい歩く。 途中、何かを見つけたと感じても、それは森の中で日が差し込んでいるちょっとした隙間に過ぎない。 また、必ず何かに迷う。 そんなことを感じるシーンがあった。 俳優で一人目に付いた俳優をあげるならば(皆さんとても素晴らしかったのだが)森永悠希さんだ。 彼の役は台詞は一つもないのだが、見ているだけで彼がどういう人生を歩んできたのかが分かり、彼の今までの苦しみや、救われた気持ちがよく伝わってきた。 とにかく全国民、いや、全世界の人に見て欲しい一作だった。
山崎賢人が良い
彼は女子に人気のイケメン俳優ぐらいに思っていたが、とても良い俳優さんだなあと思った。 正直映画の中ではイケメンに見えなかった(もちろん良い意味)し、繊細で芯がある朴訥な青年だった。 何度涙が溢れたか分からない。 良かった。 途中、シェイプ・オブ・ウォーターかと思うシーンが変に気になってしまった苦笑 シェイプー の映像がとても印象的なだけに、、、 でも、感動の映画でした。
優しく温かい映画!
葛藤や妬みやそれを超える向上心。クラシックを全く知らなくても楽しめる!題材はピアノや調律師だけど、そこに出てくる人の「心の話」だと思うから、専門的な知識がなくても絶対に楽しめる!アクション映画を見る割合が圧倒的に多い自分だけど、こう言った優しくも心温まる映画は本当に心を豊かにしてくれる。音楽には人と人とを繋いでいく力が本当にあるのだな…と痛感し、あっという間に見終わってしまった。出演者が作り出す世界観と空気感もまた素敵。代わりはいない配役だと思った。
美しい作品です。
大スクリーンで見るととても景色がきれいで本当に森の中にいるような気持ちになります。 目を閉じて音楽を感じたくなるような所もあり本当に五感で楽しめる映画だと思いました。 山﨑賢人さんのピアノを見つめる澄んでいる目も印象的でした。 鈴木さん、三浦さんの演技もとてもよくて、 癒される贅沢な時間を過ごせました。
萌音より萌歌が好き
山崎賢人は漫画の実写映画やドラマの主演に選ばれるばかりにけっこうヘイトを集めやすい俳優だと思う。実際、僕もそんなに好きな俳優ではない。 「山崎賢人ごり押しされてて嫌い!」という人にこそ見てほしい。精神的にも技術的にも未熟な若者を見事に演じきっている。オラついた役や二枚目役よりこういう役の方が絶対あっていると感じた。周りを固めるキャストもさすがで派手なCGを使わなくてもここまで魅せられるのは間違いなく演技力。 室内にある機械的なピアノの中に森という自然、生命を見せる発想が美しいと心から思った。
正直物足りなさがある
心を揺さぶられたのは中盤の子犬のワルツのシーン、この一場面は情景も音楽もとても綺麗で好きでした。主人公が調律師という仕事の意義を自分の中で持てたシーンで印象的です。 しかし、全編において時間がゆっくり…というより冗長に感じてしまいました。この羊と鋼の森の神秘的な空気を出す為なのかも知れないけれど、途中寝てしまいました。この映画から、一体何を感じ取れば良かったのだろう。そんな風に思いながらシネマを後にしました。 原作を読んでいないのですが、宮下奈都さんが描きたかったものがこの映画で描ききれていたのでしょうか。見落としていたり読解出来ていない気もするので単純に気になります。 ただ、やはりというか、久石譲と辻井伸行のエンディングは素晴らしかったですね。『森』から連想してなのか、もののけ姫っぽかったですが。 …やはり消化不良感が否めない。
2018-66
エンドロールで流れる曲の美しさに、すべてが現れている気がする。 小さい頃、わりかし真面目にやってた割に、今や全く弾けないし、生かされてるのはカラオケだけですが、それでもわかる。 ピアノの音って美しい。 『Vision』で見た森林は、美しくも狂気を秘めていましたが、 この映画の森林はとにかく澄んでいる。来る者拒まず受け入れる寛容さすら感じる。 同じものでも映し方でこうも違うんですね。 物語はとても静か。 合わない人には合わない気がする。 というのも、特に大きなドラマもないし、「え?そんなことで?」と思ってしまったら終わり。 でも音の美しさと映像美が繊細でよかったです。 言われたことちゃんとメモする山﨑賢人くんが、就職したての頃の自分と重なってほろ苦かった。 だいぶ話それますが。 山﨑賢人くんのスマホ、絶対充電満タンなの気になってしまいました。細かいけど、そういうとこリアルさがほしいなぁ。 そしたら、わたしのスマホが人知れずバッグの中でハロゲンに変わり、そのままアメ横でお逝きになりました。 映画館では電源オフですよ。 (充電しっぱなし&サイレントモードよくないかも。)
深い静かな感動が…
原作を既読で好きな作品でしたので映画も観たくなり鑑賞しました。
原作の静けさの中に感動がじわじわとくる感じの世界観を丁寧に表現された作品だったと思います。
特に外村が両親を亡くしたニートの青年宅のピアノの調律に行き、ニートの青年が調律されたピアノを弾くことで亡くなった家族やペットの事を音色にのせて回想するシーンは涙が溢れました。
山﨑賢人さんは誠実で実直でやや融通がきかないところはあるが真摯にピアノと向き合い、ピアノを使う人々と交流をする調律師外村を好演していました。
鈴木亮平さんも面倒見のよい先輩役がよく似合い、上白石姉妹も良かったです。その他のキャスティングもよくて、とても素敵な作品になってました。また観たいです。
山﨑賢人さんは、今まで彼の演じた役の中で今回の外村が一番はまり役だったように思いました。
繊細な仕事
とても 映像が美しかったです。 ピアノの選曲も 良かったと思います。 最近漫画の実写化が多かった 山崎賢人くん 今回のは ハマってたと思います。 三浦友和は 年を重ねても男前ですねっ 鈴木亮平と食べてた 生姜焼き定食?が 美味しそうで お腹が鳴っちゃった(笑)
音響のよい映画館で観てもらいたい細かい音まで大事にしている印象を持...
音響のよい映画館で観てもらいたい細かい音まで大事にしている印象を持った作品でした。映像も森の中や雪の中の駅、水の中とどれも綺麗でした
よかった
すてきな映画でした。音の響きと森の映像美とのマッチがすてきな映画。映画ならではのピアノを弾くシーンの見せ方がすてき。調律の仕事の様子もはじめて見た新鮮さもあってこれまたすてき。俳優陣が三浦友和がいてこれまたすてき。自然・・・・を感じさせるきれいな作品すてきな作品です。もう一度映画館で見たい映画です。
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