羊と鋼の森のレビュー・感想・評価
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表面上は取り繕って
なんかきれいで静かな世界でしょう?丁寧に紡いだ物語ざましょ?と、作られた世界観に、感動してる私!みたいに上手くだませたみたい。レビュー読んでると。丁寧にコツコツ?もたもたとモジモジの間違いでしょ。眠くなったあなたの身体の方が正直だよ。そんな映画に高評価つけなさんな。普段映画見てる?
主人公のコミュ障が終始嘘っぽくイラつく。急に走り出して泣くよ!どうしたこのベタな演出!監督はおじいさんなの?激した表情は放送事故レベル。演技絶賛って、皮肉!?
キレイな映像って、急に森だの景色だの出してキレイなピアノ音楽重ねて、そりゃあ「綺麗で静か」だよ。でもそれって映画?調剤薬局の待合室の環境ムービー見て癒されるー。そんなレベル。
何もかもが唐突で上っ面。製作費もったいない。
感動😭
上品
なんとも静かな作品だった。
「調律師」という職業を軸に成長とか繋がりをテーマにした内容だとは思うのだが…いかんせん盛り上がらない。
まるで前奏を延々と聞かされてるような感じで、正直退屈だった。
それに関わってる人が観ると、違う印象を抱くのだろうが、どおにも焦点がぼやけてる印象。
「調律師」的には実に繊細な仕事で、その内容に敬意を抱き驚愕もするのだが、案外サラッと描かれてるように思える。
ピアノが響かせる音域の深淵に踏み込むような導入でありながら、作中では「ピアノ」はやはりツールであって、それを奏でる人にこそ、その迷宮を踏破する道標があるかのように。
双方ともに理解するには途方もない労力を必要とするのだが、それを並列として描いているように思うからこその感想だろうか?
なんとなく、踏み込む方向が違うように感じ、上品に表層だけを撫でたような感。
作中の弾き手の方々はどなたもお上手だった。
ちょっと目を引いたのは鈴木氏。
彼の台詞には、あまりブレスを感じない。
余分な吸気音が極端に少ないように感じ、それ故に在り方に違和感が少なく思え、ちょっと目から鱗だった。
まあ、たまたまなのかは知れないのだが。
この原作は、果たして面白いのだろうかと、不躾な感想を抱くほど、人間ドラマとしては少々食い足りなかったかな。
ちょっと映像演出に懲りすぎた感あり
ピアノ好きなら見たい作品!
ピアノやクラシック好きということが動機でこの映画を鑑賞。
予告も原作も何も知らないまま「調律師が主人公の話」という情報しかなかったため、変な期待もなく映画を楽しむことができた。
言葉や文字では語ることのできない芸術の奥深さや、音楽を追及する人が持つ独特な感性や頭の中で思い描く世界観などを映像でうまく表現していた作品なのではないかと思う。
私は、主人公が訪問先で恋をして~というような展開やドキドキハラハラの人間ドラマなども期待していたのだが、そういうものは全くなく、あくまでも調律師を軸に淡々とストーリーが展開していくというものだったので、人によっては物足りなさを感じるかもしれない。
また他の方も書いていたように、森のシーンやピアノ演奏のシーンが多く、映画自体も少し長すぎて疲れてしまった。
個人的には、引きこもりであった青年のシーンで涙してしまったので、調律後どうなったのか?悲しみを乗り越えて自立していくシーンも見たかった。
不自然なシーンが多い不出来な作品
予告編で出てくる、山崎賢人が雪景色の中で叫ぶシーンは要らなかった。全体に日常的で落ち着いた作品なので、落ち着いたままの演出で十分だったと思う。特に三浦友和の口数の少ない演技は秀逸で、この演技の雰囲気で全体を通したら、かなりいい作品になっていたのではないかと思う。もともと主人公の人物造形からして、激しく泣き叫ぶ性格ではないし、泣く理由も弱すぎて観客からすればリアリティが欠如したシーンにしか見えない。
調律の作業中に息が上がるのもどうかしている。人は自分の失敗に直面した時には息を荒げたりせず、逆に無言で無表情になるものだ。このあたりの演出もリアリティを欠いている。上白石姉妹の演技はリアルな高校生を感じさせてくれたが、最後まで姉妹の家族が登場しないのは不自然だった。主人公が行き詰まった時に、家族の誰にも話をしないのもおかしい。
何だかんだで結局必要なシーンがなくて不自然なシーンばかりが目立つ、最近の映画では珍しく不出来な作品であった。山崎賢人の演技も間延びして悲壮感に欠けていて、ちっとも感情移入出来なかった。鈴木亮平も仲里依紗もいい感じだっただけに、演出と主役の不出来が悔やまれる。
原作を先読み
原作のよさがあまりない
きれいな音楽と映像で癒されました!
映像と音楽の美しさ
癒される映画でした
全体的緩やかな感じで、心地よかったです。エンディングテーマでは思わず涙が出るほどに。
山崎賢人くんの笑顔にも癒されます。(^-^)
三浦正和さんは名俳優ですね。完璧でした。
丁寧に紡がれた物語でした
対照的な音色を紡ぎ出す姉妹の連弾シーン
新米調律師の青年とピアニストの姉妹がお互いの交流を通じ、それぞれの自己を確立していく話。全体を流れる静かで穏やかな空気感が心地良い。そしてピアノの音色が本当に美しい。対照的な音色を紡ぎ出す姉妹の連弾シーンだけでも観る価値があると思います。
由仁が急にコンクールで弾けなくなった件については劇中特に説明はされてはいない。ただ、あれは精神分析的観点からはいわゆるヒステリーの病理で説明が出来そうな気がします。ラカンの「無意識は言語によって構造化されている」というテーゼの通り、妹が姉に対して「退きたくない」という情動が抑圧された結果「弾きたくない」という症状が回帰した、そういう風にも理解できる気がします。
そう考えるとなかなか奥深い主題を含む作品のように思えてきますね。
「ちはやふる」のメンバーがそろっている
新米調律師の成長物語として見れば面白かった。夢も目標もなかった少年が、人には理解されにくいピアノの調律師になろうとして悪戦苦闘する。初めは自信なさげで全く頼りない山崎賢人が、ラストでは仕事のやりがいを見出して調律師としての夢を語る。調律師の先輩たちやピアニストとの関りの中で自信を得ていく姿は成長物語のセオリーをしっかり踏まえている。
しかしながら調律師の仕事の面白さみたいなものが今一つ伝わってこなかった。調律で音色が変わるというのならば、もっと印象的なエピソードを入れてもよかった。上白石姉妹の性格の違いが音色の違いになっているというのはナイスキャストである。息もぴったりだ。ミュージカルスターの堀内敬子の美声がずっと気になっていた。
自分だけの感性
ゆったりと、穏やかに、こつこつと。
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