「悪夢」夜は短し歩けよ乙女 ふこうかしかわいいくからさんの映画レビュー(感想・評価)
悪夢
友人が見たら酒が飲みたくなったと言うので、つまりはいい作品なのだろうと、予告で公開されていたプリンセスダルマの姿に一抹の不安を抱きながら観に行きました。
結婚式の宴会から軽快に物語が進むのでなるほど、これはいいなと思いつつも、おい、パンツ総番長が友人なのか!しかし、なぜ樋口は飛ばない!結末はどうするつもりか!詭弁踊りは羽海野チカ先生を参照して欲しかった…と話が進むにつれて不安はますます大きくなって行きます。
そして、乙女が先輩にお友達パンチをかました時、思いました。
最悪だ…!!と。
でしゃばるなよ小津!でしゃばるなよ炬燵!ギャグとしてのミュージカルなのにつまらんぞ!象の尻を返せ!樋口式飛行術を返せ!ジュンパイロよ!なぜそこに!
1時間半に物語を収めるにはある程度の原作との違いは仕方がないけれども、これでは全くの別物ではないか!!と叫びたくなるほどの原作レイプ加減でした。
もう悪夢。1時間半の純粋な悪夢。
悪夢は酒を飲んで忘れるに限るとビールを飲みながらフラフラと家に帰りました。
いいところをあげるとするならロバート秋山が声優上手。全然わかんなかった。
私は外堀を埋め立て、小高い丘まで積み上げ、そこに小屋を建てて本丸を見下ろす先輩を観たかった…。
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