世界でいちばん美しい村

劇場公開日:

解説

ネパール大地震で壊滅したヒマラヤ山岳地帯の村ラプラックを取材し、様々な困難に直面しながらも復興を目指す村人たちを捉えたドキュメンタリー。2015年4月25日、ネパールを襲ったM7.8の大地震によって300万人が被災し、9000人以上が命を落とした。現地を取材するためヒマラヤ山岳地帯の震源地へ向かった日本人写真家・石川梵は、壊滅的被害を受けた村ラプラックで出会った少年アシュバドルとの友情をきっかけに、ドキュメンタリー映画の制作を決意。貧しくも笑顔の絶えないアシュバドル一家と、村で唯一の看護師である女性ヤムクマリを中心に、雄大な自然の中で復興に向けて懸命に生きる村人たちの姿を映し出していく。女優の倍賞千恵子がナレーションを担当。

2016年製作/108分/G/日本
配給:太秦
劇場公開日:2017年3月25日

スタッフ・キャスト

監督
エクゼクティブプロデューサー
広井王子
プロデューサー
石川梵
撮影
石川梵
編集
簑輪広二
編集協力
道正由紀
音楽
Binod Katuwal
*はなおと*
ナレーション
倍賞千恵子
オフィシャルサポーター
関野吉晴
野口健
栗城史多
高橋ツトム
安田菜津紀
佐藤利明
宮崎学
竹沢うるま
田口ランディ
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映画レビュー

2.0学校は生活を楽にする為に通う所。この映画の中で少年が語っている。

2022年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ブータン山の教室 だったか? に似ている。もっとも、こちらはドキュメンタリーだから。 でも、なんか演出を加えているんじゃないかなぁ。エンドロールにヘリコプターとか出てくるが、本編では全く登場しない。影も形も無い。 また、アシュバドルの家族と言いながら、プラムに偏っている。 カワイイ子だから、彼女の仕草で、癒やしているのだろうと思う。純真無垢な女の子だから、仕方ないが。 だから、世界一美しいとは、人間の心のことなのでしょうね。彼女もその一人なのはいうまでもない。 美しき心の持ち主達の復興を願うのだが、原発が無いから、復興も早いと思う。 学校は生活を楽にするためとこの映画の中で少年が語っている。学校で幸せがどういったものか語り、みんなで絆を深めなくとも、生活自体が幸せ。家族の絆は元々深い。だから、学校は単に知識を習う所。

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When I am 75♥️

3.0災害報道と紀行撮影を合体した稀有なドキュメント

2022年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0日本人が忘れたものがある

2020年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

大地震の被害を受けたネパールの山奥にある村 大切なのは家族 一緒にいられる時間が幸せ 自由を求めて便利になった日本 便利になったけど さらに不自由になり 笑顔を失い 幸せが感じられなくなっている 日本人が忘れたものがある 日本人が捨てたものがある ピンチの後に取り戻すチャンスあり 悲しみの後に幸せがあっても良い

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邪悪ばうあー

5.0子どもたちがキラキラ笑う

2017年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

 子どもたちがキラキラ笑っている。さっき泣いても、もう笑っている。おそらく子どもたちは、一日に何百回も笑うのだろう。プナムもアシュバドルも、こころのうちから湧き上がる幸福感に揺すられ、笑いが溢れて仕方がないかのように、キラキラ笑う。両親や姉妹兄弟から、深く愛されて満ち足りているからだろう。そしてその笑顔や笑い声が、まわりの大人たちを幸せにしてくれる。映画を見ている私達にも、その幸せを分けてくれる。 子どもたちの笑い声が絶えない家は、この世で最も幸福な家だろう。私たち大人は、全ての子供が、一日に何百回も笑えるように、この世界を守っていかなければならないのだと強く思う。  非常に美しい映画である。映像も音楽も、静謐であるのに凛と張り詰めていて、内なる強い力を感じる。また、祭りの時に、ボラムキャ一家が「Resham Firiri」を歌ってくれる。ネパールでは、まだ女性の地位が低く、この有名な歌も男性ボーカルのものばかりだが、映画の中ではプナムの可愛らしい声が響いて好ましい。ネパールの女性の識字率を上げ、少しでも女性の地位が向上するように、この映画を見た人が「プナム基金」に賛同し協力してくださることを心から希望します。

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クマリャン