「「猿の惑星」そして、伝説へ・・・」猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
「猿の惑星」そして、伝説へ・・・
いよいよ前日譚のリブート三部作、最後の作品ですが、完成度は素晴らしいと思います。見事に50年近く前に作られた一作目に繋がった気がします。
そして、本作品でも感心するのは、撮影技術がホンッと素晴らしい!前作、前々作も含め、CGの猿が如何にもそこに存在するかのごとく、その表情も非常にリアルだった。
それから、あの少女も良かった。口のきけない可憐な少女は一作目のヒロインを彷彿させた。(セクシーではなかったが…)
【ネタバレ要注意】
ただ、聖戦記(グレート・ウォー)なんて、大層なタイトルがついているから、猿と人間の間でどんな大戦が起こるのかと思ってたら、なんのこと無い。結局は、ヒトの殺しあい でしかなかった。滅び行く種族の末路って感じかな。
猿にしてみれば、悲しいシーンではあったが、希望に満ちたラストだった。ある意味、世代交代という含みもあるように感じた。
とにかく、三部作としてキレイにまとまった。そして、伝説へ・・・
人類から言葉が失われた展開は、「猿の惑星」の1作目に繋がる重要なアイテムですよね。でも、ここで終わってほしかったってのが素直な想いです。
「キングダム」なんて新作ができたけど、どんな風に繋がるんだろう?ちょっと不安。
まぁ、1作目のリメイクみたいな内容にはしてほしくないんだけど・・・
共感ありがとうございます。
このリプート3作品は私には途轍もなく難しく感じられて、
頭を抱えて何度も何度も解説を読みました。
シーザーは「創世記」で、ジェームス・フランコに育てられたのでしたね。
多分ですが、こちらは復習しなかったので、うろ覚えです。
3作品はとても複雑で入り組んでいて、暗記の不得意な私は
とても覚えきれませんでした。
今回公開された「猿の惑星キングダム」は、最初から初心者向きに作られたようですね。
《過去シリーズを観てなくても心配いりません》が宣伝の謳い文句でしたから・・・
映画館の入りも名探偵コナンに較べれば本当に寂しい入りでした。
時代なんでしょうかね。
映画館自体が空いてますね。心配になります。