エル ELLEのレビュー・感想・評価
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不快作品1
大人なフランス
男女関係も、仕事関係も「大人の関係」
で コトを進めようというのは 男が生み出した 都合のよいシステム
知性があり、経済力も、能力も持ち合わせたヒロインに 惹かれながらも 心ざわめく男たち
動物的本能と支配的欲求を呼びおこされて
破壊的衝動に駈られるものも
美女は大変そう… と思っていたが
優秀な女も 大変かも…
「悪女」について考えていた監督は
理性的で魅力的なヒロインを生み出した
(今迄の悪女映画は、男への復讐譚であり、 結末破滅←だから するなよ、という 深層心理も垣間見える)
被害者にならずに、理性で 男を理解して
前に進んでゆくヒロインは 自然体で
「おばあちゃん」にもなり 肩肘張らずに 生きてゆく
(こういう展開は、今迄 描かれなかった)
本当の賢さを会得した、大人のヒロインに なりました
最後に、男の都合のよいシステムに乗っかっていた
自分を 理解した模様だが…
このヒロインは 一部、楽しんでいた節もある…笑
見終わった感想は、男って馬鹿ね。この一言。主人公の女性は出だしでレ...
精神崩壊を鎧で固めて生き抜く女性物語
私はアニメが好き。エヴァンゲリオンの碇シンジ君が困難な局面に耐えられず叫び暴れるシーンが良く脳裏に流れる。この作品の主役女性は泣き叫ばない。簡単に言えば強い女性。その女性を演じるイザベル・ユペールは作品の中で笑わない、私の記憶の中では笑うシーンゼロに思う。SEX時の反応にも決められたマニュアルの反応を見せてるだけなような気がしてしまう。レイプされるシーン、このシーンの見方感じ方でこの作品の色は変わってくるように思う。ユペールの表情は能面のように、あまり変わらないが深みがあり内面を見せつけてくる。ポール・バーホーベン監督の作品
氷の微笑も何度も何度も見た。正解はないのだと思った。様々なシーン作品なカット様々な照らし合わせで想像力を膨らませて観れる作品こそが名作だと考える私はこの作品ELLEは間違いなく名作だと思う。シャロンストーンもバッチリ記憶に残ってる。今回のユペールもバッチリ記憶に残ってしまった。久々に氷の微笑を見返したくなる。揺れる声蠢く波は爪のあと。
見方が難しい
レイプリベンジムービー
異常な人々に囲まれても揺るがないイザベル・ユペールの魅力たるや
サスペンスというよりコメディ
サスペンスとして普通に面白い
うまいなあ♪
64歳!
お疲れ様です・・・・・
という感じかな。
もう少しサスペンス性があると思っていたが、
それに関してはほとんどないに等しい。
出てきた途端に怪しいと思える人物が、やはり犯人のパターン。
では、幼い頃のトラウマを抱えるヒロインの心理を鋭く抉っているか、
というとその点でも物足りない。
事件を機に新たな何かが芽生えた感は薄い。
さらに、エロティシズムという観点ではというと、
個人的には年齢が行き過ぎていて痛々しい。
ヒステリックで盛りのついたおばあさんの艶姿には、
郷愁すらおぼえる。
鈍感な私には気付かない何かがあるのかもしれない。
でも、私にはそれほどの深みは見いだせなかった。
変態
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