マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディションのレビュー・感想・評価
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ジョージ・ミラーの言う通り最高だ!
2015年に30年ぶりに公開されたマッドマックス怒りのデス・ロードを白黒版にした本作。
カラー版も素晴らしかったがこのブラック&クロームバージョンはより終末感が漂っていた。
前半でのフュリオサたちとイモータン達との追いかけっこの中での砂漠の砂嵐に突っ込むシーンでは白黒の方が凄みを感じた。
自分が特に好きなシーンはフュリオサが緑の地が滅んだと知って砂漠で崩れるシーン。このシーンはカラー版でも好きなシーンだったがやはり白黒版の方がより絶望が伝わってくる。
とにかくマッドマックスは最高だ!
お腹いっぱい。
カラー版の時は、青空を観てキレイだなー。水すごいなーとか、よそ見鑑賞していたが、白黒版はそういったよそ見がなくなってより物語に引き込まれた。
白黒でよかったところは、
1.青空の美しさがどこまでも続く絶望にのように感じられたこと。
2.爆発の光が白黒で抑えられたので目に優しいく、よりくっきり見えたこと。
3.フュリオサの目力の魅力上昇。(背負っている使命感、闇がものすごく伝わってくる)
4.少女たちの肌の綺麗さ、瑞々しさとウォーボーイズの不健康な白さの対比がくっきり。
5.白黒なのになぜかところどころカラーが感じられるところ。
冒険は家に帰るまでが冒険っていう簡単な映画なのに、それをひたすら全編アクションシーンでみせてくれてお腹いっぱいです。
別次元の狂気がここに...
ブルーレイも発売されたというのに、遅ればせながら劇場で駆け込み鑑賞してきた。
カラー版が心底好きな自分としては見る前は魅力が減少するのではと不安をいだいていたが、全くいらぬ心配だった。
色情報がなくなっても本作の凄さは失われる事は無く、と言うよりこれはこれで別次元の凄さが出ていたことに驚いた。
シーンによっては昔の白黒映画の名作を観ているかのよーにも感じさせられたのは、このバージョンだからこその魅力ではないかと思った。
白黒になった事で今まで気づかなかった細かい描写を新たに発見できたのも興味深い。
結果としてカラー版と白黒版を両方観てはじめて本作を観たと言えることになるのではと思うほどだ。
とにかく本当に凄い映画はカラーでも白黒でも凄いんだなと、ホンモノなんだなと思い知らされた。
カラー版を心底好きな方には是非ともこの白黒版もご覧いただきたい!
世紀末感
ご存知2年前の2015年公開の砂漠を往復するだけの話にアクションとアクションとアクションを詰めてアクションで掛けたような内容で第88回アカデミー賞で10部門ノミネート、その年最多受賞の6部門をかっさらった爆音と爆発と熱狂が入り混じったまさにMADMAXな映画のベストバージョンと監督ジョージミラーが豪語するモノクロバージョン。
映像革命という言葉が飛び交うこの時代にあえてのモノクロ映像!
古臭さ増すはずのモノクロ映像のはずがむしろ世紀末感増してよりMADな出来に!
もともと熱狂的なファンが多い映画のため、わざわざバージョン違いを劇場に観に行くのがコアなファンが多いからなのか圧倒的評価の高さ!笑
特に追加シーンとかあるわけでもないのにどこか新しい部分すら感じた。
序盤のWitness Me‼︎‼︎からのWhat a Lovely Day!!!!!で砂嵐に突っ込んで雷ピシャーッ!!!ってなるシーンなんてもはや芸術にすら感じた笑。
映画館でやってると聞けば無条件で観たくなる中毒性は健在。
結局この作品しか観ておらず前シリーズを観ていない。
これは失礼だ(?)
続編の前にシリーズ全て観ねば!
モノクロでも迫力すごい。
初めて4DXで観たけどこれを越える作品は当分現れないと思う。迫力すごい。モノクロでも迫力がすごいというかモノクロだから迫力増してるというのか分からんけどすごかった。疲労感ある。わざわざちょっと離れた映画館まで来たけど来たかいがあった。映画館推奨です。
内容は変わらないけどそれでも楽しめる作品。
最高なのに、お客さんがいない!
名古屋の中川コロナワールドにて4DXに搭乗。
とりあえず最高。正直言って大画面で観たかっただけだったので色には期待していなかったが、オープニングの砂漠が映った瞬間に思わず「カッコイイ、、、」と声が漏れてしまったほどのバッキバキにスタイリッシュなルックが現れ、モノクロで観て本当に良かったと感じた。
そして120分中100分ほど激しく揺れ続ける座席により上映後はマトモに立てなくなったが、英雄の館の扉が開いているのが見えました。
ただ、この映画を観にきて本当に良かったと思うと同時に本当に残念だった要素が、客が私と連れの二人だけしかいなくって完全貸し切り&勝手に絶叫上映状態になっていたことだ。
まだ中川コロナワールドでは上映日程があるらしいので中部地方の人は是非行くべし。
荒野から離れられない!
アラブの春
黒とクロム
“活動写真”を観る喜び
マッド・マックスは実にストイックな映画だ。2015年にこの映画のレビューを書いた時に“無駄がない”作品として評したのだが、そこから更に色彩を減量させてくるとは恐れ入った。体脂肪率は優に5%を切っていると言って良いだろう。
色を欠くことで、情報量は削がれたはずなのに、そこに映る人の表情、車の動き、荒廃した世界の陰影は明確な輪郭を帯び、それぞれの存在感をより際立たせている。とりわけ、夜のシーンの美しさと緊張感は圧倒的にオリジナルを凌駕している。言わずもがな、これは画の撮り方が極度に鍛錬されているからこそ為せる技。なるほど、かつて映画が活動写真と呼ばれた所以が分かったような気がする。映画を見ているはずなのに、一瞬一瞬をスチル写真として眺めていたくなるようなその構図の巧さにただただ、圧倒されてしまうのだ。
この作品がなぜこれほどまでに高い評価を受けたのかが分からないという人にこそ、このバージョンを見てもらいたい。単純に物語の好き嫌いだけでは映画は評価できないということを“活動写真”を観る喜びと共に実感してもらえることだろう。
色んな発見
リアリズム
驚いた。
なんの効果なんだろ?
モノクロにしただけなのに…リアル感が増大する…!
初めからモノクロって選択肢だとこうはいかないと思うのだが、改めてモノクロ版を観る意義はきっとある。
フェリオサのシーンで泣けてきた。
彼女の空虚な想いが砂漠と色褪せた世界観にリンクしたのだろうか…。
カラーの時に気になったカクカク感は和らいでたし、砂嵐を通りぬけるシーンは短く感じた。
一見の価値は充分ある。
いや、どなたかのレビューにもあったが、まるで別の作品のようにも思える。
味わい深い
人間ドラマ引き立つで賞
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