劇場公開日 2017年11月3日

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「結局、皆弱いのでは?」ノクターナル・アニマルズ Daichi Kitakataさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0結局、皆弱いのでは?

2021年12月5日
iPhoneアプリから投稿

夢を追うロマンチックな元夫との子を中絶し、離婚し、お金には困らない不自由ない暮らしをしていたが、それにも物足りなさを感じる主人公。

才能を否定されて、捨てられるも、19年越しに才能を認めさせるリベンジを果たすも"その行為そのものが弱い"元夫。

小説の主人公の弱さも、警察官が病気と権力には勝てず、法を犯すことでしか気を晴らせないことも。

犯罪を犯す田舎のチンピラどもも。

中指立てて、罵るも、レイプされて殺される娘も。

全て、人の弱さを表してる気がする。

「夜の獣とは人の弱さのこと」かな?

Daichi Kitakata