「「後悔」」ノクターナル・アニマルズ ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
「後悔」
「メッセージ」のエイミー・アダムス、「ラビング 愛という名前のふたり」のマイケル・シャノン出演で、今年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞に引っかかってた作品。
監督はファッション業界で有名なトム・フォード。
主人公はLAのアートギャラリーのオーナーで、再婚の夫との空虚な生活を送る中、執筆家の前夫から「Nocturnal Animals(夜の野獣たち)」というタイトルの小説の原稿が送られてくる。その小説は、自分の目の前で妻と娘をテキサスの荒野で連れ去られ、殺されるという暗い話。読み進むうちに、今の自分と、小説の中のシーン、前の夫との過去とが行き来する。
映画は小説のシーンが多く占めるが、エイミー・アダムスは、リッチだけど空虚なマダムと20代の大学院生を見事に演じ分けている。
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