マイ ビューティフル ガーデンのレビュー・感想・評価
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「庭」は住人の心を表す。これまでにないガーデニング・ドラマ
数奇な出自を経て成長したヒロインとその隣人らとの交流を織り交ぜた、これまでにない奇想天外な「ガーデニング」ドラマが誕生した。その世界は奥深い。荒れ放題な庭はそこに住むヒロインの心とも共通しているし、そこに手を加えて互いの植物が共生するように心を尽くしていく様は、そのままヒロインの精神的な成長でもあり、ひいては隣人役のトム・ウィルキンソンが長年抱え込んだ「孤独」を解消させていく過程とも言える。家の中の小道具や演出上の夢想的なタッチはどこか「アメリ」を意識させ、それがうまくハマっている部分もあれば、そうでない部分も。特に肝心なボーイフレンドが現れてからは、これまでスムーズだった話の流れが若干淀み始めてしまうので、もう少し他の膨らませ方があったかもしれない。一方、「シャーロック」のアンドリュー・スコットの方が巧くヒロインの心の内側へと入り込む。その飄々として予測不能な芸達者ぶりはなかなかのものだった。
画が綺麗、ゆるっと癒されたい時に見る映画
良い映画でした。フランス映画とかイギリス映画とかああ言った身の回りの小さな変化や小さな幸せを感じる映画。出てくるキャラクターがどれも日常的な魅力に溢れています。 庭園の話と言うことでどの瞬間の絵も綺麗で見てるだけでも癒されます。主演の方も黒髪に雰囲気のある美女で黒ベースお洋服に色とりどりのお花とガーデンの緑が映える!とても良かったです ほっこりできて絵も綺麗で癒される ご飯はイギリスだからそこまで美味しそうな描写はなかったですがそれもそれで良い
ほのぼの系の癒しの映画
もう何年も前に映画館で見ました。 イングリッシュガーデンが好きなのでハマります。 旦那もイングリッシュガーデンと癒し系の映画が好きなので、よかったと言ってました。 庭と人物が温かみがありキレイに描写されているため、ほのぼとの癒されます。 ですが、大きな事件や、結末でひっくりかえるような出来事も無いまま進みます。 そんなわけで、好みは分かれそうです。 30年前に映画館で公開された、赤毛のアンの実写が好きな私にとっては高評価な映画です。 また見たいと思える映画の1つになりました。
マジックリアリズム
ファンタジーとは言えないくらいリアルだけど、あり得ない部分は人間の妄想や想像力で成り立つかも?と思わせるところが『アメリ』的な魅力を放っている。手に届きそうで届かないスタンスが地味に心に沁みていい映画でした。映像もイラストも美しくて心地良い。
まあ残念だよね
ずっと見たいと思ってて、連休だしってことで遂に見たんですよ。 でもね、簡単に言っちゃうと期待はずれ。 庭の描写はキレイなんだけど、ストーリーが平均以下っていうね。 まぁ恋愛に絡めるのは百歩譲って良いとして、 相手の設定だとか展開だとか、それこそ描写までファンタジーじゃん、と。 極めつけがラストの展開で、そんな予定調和な隣人の運命って…と。 まぁ期待してただけに辛口になっちゃうとこはあるにしても、 それにしたって現代の映画作品として工夫が足りねーんじゃねえのかって。 ちょっとなあ、残念な出来でした。
庭は素敵だけど...
youtubeで広告をみて、隣人の素敵な庭と「奇想天外で予測のできない植物」が怖い主人公を見て惹かれて見始めたが、肝心なそこを克服する葛藤が描かれてないのでは?となった。 人付き合いをしたり、恋愛をしたりするのは良いがこの映画は「マイビューテフルガーデン」っていうぐらいなのだから、庭にもっと焦点を当てて荒れ果てた庭を恐怖心と葛藤しながら改善していくのが見たかった。いつのまにか普通に庭を整備してて???となった。 それに1か月後に退去...って、えーーーーーーーー!!!!ほとんど何もできないでしょ!植物の種植えて芽がでるくらいじゃん!なんか色々と物足りない! でも隣人の素敵な庭見れてよかったです。カンナ、ダリア、サルビア、バーバスカム、アガパンガス、マツヨイグサ、クレマチス、スイートロケット、タチアオイ、トリカブト、ユリ、ペルシカリア、ニコチアナ、それに温室に咲いてた各国の花全部自分の家の庭に埋めたいね!庭は魅力しかなかったです。
OCDは治らないけど!
OCD(Obsessive-Compulsive Disorder)の女性ベラ ブラウン、何度も何度も玄関の鍵がかかっているか確認する。毎日使う歯ブラシや着る洋服は月曜日から順番に並べてある。 オタクのビーリー。 独り住まいの老人、アルフィーステースン。アルフィーが自分をもっと開くことができて、自分の知識をベラたちに共有するシーンが好きだ。ヴァーナンにとっても、ベラにとっても、誰にとっても『万歳、万歳』で終わってしまう映画は何を書いたらいいかわからないなあ。
大人にとっての絵本のような…
リアルすぎず、フィクション過ぎず。 ちょうど良いからこそ心を揺らされました。 予想は出来るストーリーだけど、見終わって数時間後の今なぜか思い出し涙がにじみます。 あっ、幸せの涙ですよ。
なぜか心がキレイになる
主演女優ジェシカ・ブラウン・フィンドレイの表情が良く、観入ってしまった。また、共演トム・ウィルキンソンの頑固だけれど温かみのある表情にホッとする。なんだか表情ばかりの感想だけど、登場する俳優の表情がとても作り込まれた優しい映画と感じた。
クスッと笑える
外国映画ならではのクスッと感、映像。好きでした。 綺麗な庭をどんな風に撮ってるのか期待していたら、花をボヤ〜っとピントを外してある。意外だったなー。 最後ちょっと寝てしまって図書館のうるさいおばさんがなんで微笑んでたのか観てない……。本を出版したって事?絵本なのかなー?
This Beautiful Fantastic
綺麗な絵本を1ページずつ丁寧に 捲って読んでいるような映画だった。 自然に襲われることもあるけれど 自然の流れに身を委ねる美しさを知ることもできた。 シンプルなことは美しい。
いい映画。だが、ほぼほぼ寝てた。
流れがよく、優しい映画でした。 何も期待せず見に行ったもので、映画に対して文句はありません。 おしゃれで、時々くすくす笑えて、人々の関わりも優しくあったかいものだから、気持ちよくなって、途中でうとうとしてしまいました。 どうしても見なければならない!という全力の映画ではないなと思いました。
幸せを感じるいい映画
この映画はネタバレを見ないで素の状態で見ることをおすすめします。 この雰囲気を味わうためにもう一度見てもいいかなと映画が終わった瞬間に思いました。 園芸とかガーデニングに興味のない人でも楽しめる良作です。
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