「それでも絆は揺るがない!」ワイルド・スピード ICE BREAK しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも絆は揺るがない!
"ワイルド・スピード" シリーズ第8作。
Blu-rayで鑑賞(吹替)。
元々は改造車を使用した犯罪を描くアクション小品だったものが、製作予算の増大によってテロリスト相手に戦いを挑む世界スケールのアクション大作になって久しい。
個人的には6作目からのシリーズ展開がめちゃくちゃ好きです。初期のテイストもいいですが、やっぱりメッタやたらと爆発や銃撃戦してくれた方が楽しいし面白いです。
本作では今までに増して凶悪なヴィランとの戦いが描かれました。世界滅亡の企みを阻止するための激闘へ。
ピークを迎えた感のある前作を越えた興奮をもたらしてくれる、素晴らしい出来映えの作品だなと思いました。
ドミニクの裏切りによって揺らぐファミリー。それでもドムを信じられるのがすごい。ドムを信頼していないと即座にそう考えることなんて出来ません。これこそ本物の絆だな、と…
助っ人としてデッカード・ショウが電撃参戦するもんだから燃えたぎらないわけがありません。ホブスとのほど良いコンビ感が堪りませんでした。刑務所でのアクションすご過ぎ。
「ゾンビ・タイム」と「雨降らし」のやり過ぎ感も大好き。ハイテクを駆使すれば止められそうなのにってツッコめるところがまた楽しからずや。潜水艦との対決もこれまでにない壮絶さで、考えた脚本家は本当にクレイジーだなと思いました。
スティーブン・セガールみたいな無敵さを誇るようになって来たヴィン・ディーゼルの魅力が止まらねぇ~。ドムのファミリーを大事にする気持ちに胸が熱くなりました。きちんと描かれる熱い絆もしかり。最後はめっちゃ泣けました。
[余談]
ショウ兄弟のママ、ある意味最強説…
もうひとつのファミリーにも注目だ!
[以降の鑑賞記録]
2020/03/29:Blu-ray(吹替)
2021/07/30:金曜ロードショー(地上波初放送)
2024/04/06:土曜プレミアム
※修正(2024/04/06)