打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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地球上に存在する映画の中で一番ヒドイ
この映画に5つ星を付ける審美眼の全くない人間は、必ずこう言います。「君の名は」のような映画を期待していくから評価が厳しい。と。
ハッキリ言って多くの観客は、岩井俊二監督の名作をわざわざアニメ化するくらいだからさぞかし素晴らしい作品なんだろうな、という意味で期待値が上がっているのです。「君の名は」が面白かろうがつまらなかろうが本作が糞であることに変わりはありません。元の作品は、小学生だからいいようなものの、アニメのような年齢で「花火を横からみたら平」なんて言っていたら大丈夫かこいつら?って思います。
エース級の声優達のなかに素人を2人ブッこむという企画意図も不明。スタート段階で作品力の弱さに気づいてのキャスティングとしか思えない。褒めるところがないので曲がサイコーとかトンチンカンな事を言っている方が多いが曲も実写版のがいいからね。星5つ付けてる人が羨ましい。これが5つなら世の中の映画、ぜんぶ面白くなるからね。
自分としては、映画100年の歴史のなかで一番ヒドイ、ゴミ映画だと思います。ただここまで嫌われる程の破壊力を持った映画ということは認めます。
評価が二分していて、気になり鑑賞しました。
36年前の角川映画の大林宣彦監督の『ねらわれた学園』『時をかける少女』以降、青春、学園、恋愛、タイムトラベル物は、中高生男子にはキュンと来るお約束のモチーフ。
思う以上の物はありませんでしたが… こういう作品はパーソナルに思い入れが出来、夏休み映画としてはいいと思いました。
アニメ声が嫌いなので、広瀬すずと菅田将暉の声は演劇的で逆に良かった。個人的には少し、広瀬すずに力入れすぎと言うか…そのぶん主人公の典道も菅田将暉に似せた方が作品に魅力が出たと思いました。
オリジナルの24年前の花火は丸かったので、このタイトルも意味深かったけど… 今は、円形花火も結構増えたしねw
意味がわかると泣ける
最初は鳥肌が立つシーンが多く見ていて飽きませんでした。
音楽もあっていてハラハラドキドキする場面が多かったです。
ラストのシーンを終え、少し経ったときにストーリーの意味を自分の中でまとめてみると感動するかもしれません。
自分は涙しました。
いやあ、参った
少女好き岩井俊二ワールド炸裂だなぁ。
やはり、若き奥菜恵の実写で見たかったかな。彼女なら、確かにはまっていたんだろうと想像する。
小学生男子の妄想が重なりあうという設定もぴったり来ただろうなあ。
…といったことをしっかり想像させてくれた点で価値はあった。
ただ、俺はもう2次元の女の子にそこまで愛情は抱けない。そういう意味であまりミートしませんでした。
ただ、最近のアニメは風景を写実するレベルが極めて高いなと感心。メアリでも感じたが、その技術がしっくりはまる絵の流れができたら、また一段階突き抜けるのではないだろうか。まだ、宝の持ち腐れ的な部分を感じる。
自分には合わず、、、
人を選ぶ作品なのは、間違いないです。音楽も映像も綺麗で素敵な映画でした。ですが自分には合わない作品でした。上映中に帰りたくて、早く終われと願った映画はこれだけです。どうしても登場人物を好きになれず、内容自体も面白いと感じませんでした。キャラデザや声優さんに魅力を感じた方にはおすすめできる作品です。
なんか楽しかっただ😊
この動画の声優はすごいと思うんだ,そして、何んだろう…とても眩いが感じした、動画の中で、ずすちゃんの歌も上手。だが、動画の中で女性は男性より身長は高くないのか?(笑)しかし、良い動画と思うので、ぜひ、ご鑑賞下さいねぇー(^^♪
シャフト色が・・・
元ネタである岩井俊二監督のTV放送版や実写版を見ていないので、シャフトがどれだけオリジナルカットを入れたのか分かりませんが、見終わった後、う〜ん、これは・・・と悩む内容でした。
多分シャフト色が強く出過ぎたのではないかと思うのですが、予めこうなるだろうと身構えていたので、それ程悪い印象にはなりませんでした。
本作品は酷評が多いようですが、主人公の典道くんの夏のワンシーンを描いただけと思えばいいのではないでしょうか。
例のガラス玉の正体を明かさないことを気にしている方も多いようですが、あれはただの小道具と思えばいいと思います。正体はどうでもいいのです。
しかしシャフトは、毎回悩む作品を作りますね。
個人的には好きなのですが、アニメを見ない一般人にも勧めたいので、たまには万人受けする作品を作って欲しいな(^_^;)。
そんなに酷評するほどか?
普通に面白かったです。
内容としては中々不思議な感じです。伏線とか意味とかを考察するようなものでは全くないですね。
展開としても特別なものはないです。秒速5cmみたいに。
でも、なんというか、お洒落な感じですかね。変な先入観なしに見れば、それなりに楽しめると思います。
(声優は残念でした、、、)
あなたの人生に訴えかけてくる
原作のリリカルな映像とストーリーテリングが好きだったので、正直萌え要素を加えただけの焼き直しならば果たして見る価値があるのか…半ば期待もせずに映画館に足を運んだ。
結論から言うと、よい意味で裏切られた。確かに中盤までは原作に忠実。しかしながらアニメーションならではの表現は、他で引き合いに出される「君の名は」とも異なるスタイルでありながら決してひけをとらない。また、終盤にかけての展開はまるで万華鏡のよう、という表現が正しいかはわからないが、観客の予想を超えて来る。散見される意味不明との意見については、なるほど、確かに製作の背景を知らなければと思うところもあるにはあるが、そもそも、原作自体がテレビ番組「ifもしも」の制約の中で作られたもの、つまり、もともとそこに意味などないのである。つまり、細かい設定に意味を求めること自体が全く意味をなさないのである。そう考えると、単純に五感で楽しもうという気になってくる。
ところで、あなたは自らの人生の中で、もしもあの時…という思いを抱いたことはあるだろうか。ノスタルジックで、甘美で、それでいて感傷的な、胸を掻きむしるようなあの思いを。
本作は、私にとってのマルセル・プルーストである。この痛みを、未来永劫続くかのように思えるこの思いを、今、リアルに私は味わっている。胸にズキンと来る痛みを、繰り返し生きていくのはとても辛いことだ。しかし、だからこそ何度でも願わずにはいられないのだ。あの時、もしも、と。
最後に、本作は岩井俊二版をモチーフにした別の作品である。そこには、敢えてアニメーション映画として生まれ変わらせた作り手の思いが感じられる。誰しもが少なからず持っているはずのそれは、決して一様ではないのだ。そして、幾重にも積み重なる枝分かれした世界のひとつにあなたの「もしも」があるかもしれない。
アニメ慣れしてる人はつまらないかも
アニメ慣れして、作画がどうとか声がどうとか「粗捜し」する人は多分気に入らないつまらない作品ではないでしょうか。
逆にいうと、君の名は。を観て、アニメーション映画っていいな。と、感じた30代の少女漫画好きな女性は、見終わったあとになんとなく切なくなると思います。
ものすごく山場があるとは言いがたいストーリーで、同じ時間を何度か巻き戻しするので、学生さんは眠くなるかもしれません。
女優さん俳優さんが声をされてますが、なんにも違和感は感じられませんでした。
ただ、この二人が他の方が声を担当されていたら、もっと違った世界観になるんだろうな……。
ただ、もろ声優さん!とかではないのが好印象でした。
なぜなら、キャラクターの絵柄がアニメ慣れしてない私からしたら拒絶反応起こしてしまいそうだったからです。
だからある意味よかった。
風景はすごく綺麗でした!
劇中歌が本当に素敵。
物語のはじまりかた、あと鳥肌がたつところもありました。
胸がくるしくなるシーンもありました。
不思議なつかみどころのない作品として、ハードルを下げて見ると、いつのまにか終わってると思います。
観る前にこのレビューを読んでもらいたいです。
できればこの作品を観る前に読んでほしい事なので、内容に直接関わるネタバレ的な成分には触れずに書きます。
最初に言っておきます。感動モノとか心動かされるとかそういったものを期待している人はその意識を取り払ってください。
特に昨年の『君の名は。』感覚で観ようとしている人は要注意です。この作品はあくまで、言い方に齟齬はあるかもしれませんが「オタク向け」と思った方が誤解はないと思います。確かにこの点については、一般層を取り入れようとしたキャスティングだったりと、予告などを含めた全体の先入観的な印象が間違った方向に行ってしまう部分は否めないかと思います。
しかし、それはあくまでただ単に「印象」の話です。それは作品の出来に何も関係ないものであるにも関わらず、勝手な先入観をもって親でも殺されたかのように批判している人が多いのが残念です。
レビューは作品の内容を批評するものであって、幼稚な駄々をこねる場ではありません。
どんなに美味しいコーラでも、麦茶と思い込んで飲めば当然不味いです。それに腹を立ててクソまずい飲み物だとか文句を言っているようなものなのではないでしょうか。
話が逸れてしまいましたが、作品について感じたこと。見逃してしまいそうなポイントが多いのですが、いろいろと注意しながら観てみると納得が行き、非常に楽しめます。
また全体を通してとても綺麗で、アニメーションでしか表現できないものを良く描いていて美しかったです。
またキャスティングについて、観る前はこの点がかなり不満というか不安でしたが、ヒロインを演じる広瀬すずはキャラクターの魅力を存分に引き出せていて、よく合っていました。主人公を演じる菅田将暉に関しては別段違和感は感じませんでしたが、可もなく不可もないのでこれなら彼を起用する必要は皆無ではないかなと感じました。
ネタバレなしで言及できるレビューはこれぐらいです。まだ観ていない方は、どうかこのレビューに書かれていることを参考にして観ていただければと思います。
見た感じ主人公の妄想
宣伝の通り主人公が作った世界だと思います。
主人公は彼女が連れて行かれた時に追いかけ
強い光に足を止め仲間達が母親を怖いと言いました。
強い光から既に妄想だと思います。
強い光の正体は友達の母親怖いという話から推測しましたが
虐待を主人公も受けている可能性があります。
なので拒絶反応で見る事が出来なかったのではないかと。
電車で無理やり母親に連れて行かれるがナヅナを
見た時に主人公は目と耳を塞ぎ見ないようにしていました。
仲が良い家族も理想で作った妄想で母親に触られる時に嫌な顔をしました。本当は怖かったが妄想では暴力は振るわれない修正をしたのではないかと思います。
もしかしたら最初からナヅナは存在していないのではないでしょうか。ナヅナは自分自身の投影だから異様に母親を拒絶し家出を決意しても無理だと思っている。友人も友達でもなんでもなく妄想かも知れません
最後に主人公の名前が先生に呼ばれても友達?は何も反応してませんでした。主人公は、次の世界に希望を持ち行ったようにしか見えませんでした。
最後まで見れたのは彼女がエロかわいくて彼女の存在が星5です。フィギュア希望してます。
下から見ても横から見ても普通の花火でした…
時間が巻き戻る不思議な夏の一日と少年少女の淡い恋を描き、93年にTV放映された後に劇場公開もされた岩井俊二監督の名作。
『モテキ』『バクマン。』の大根仁脚本、『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之総監督の異色のタッグでアニメ映画化。
声の出演に広瀬すず、菅田将暉を配し、今年公開のアニメ映画の中でもとりわけ注目度と話題性の高い一作。
かく言う自分も、病的なまでに魅了された大傑作『まどマギ』の新房監督作という事で、非常に気になっていた。
気鋭のクリエイターを抜擢し、青春恋愛×SFで、おそらく東宝としては『君の名は。』路線を狙い、あの国民的メガヒットよもう一度!…までをあわよくば狙っていただろうが…、
蓋を開けてみれば、興行面はまだ未知数だが、どの映画サイトを見ても酷評に次ぐ酷評…。
さて、その率直な感想は…
何やら今年一番の駄作との声まで出てるようだが、そこまでボロクソ言われるほど酷くはないとは思った。
しかしながら、『君の名は。』『この世界の片隅に』『聲の形』など名作続いた昨年のアニメ映画群より魅せられるものに欠けたのも正直な印象。
まず、ストーリー。
岩井俊二のオリジナル版は遠い昔に見たか否か記憶が曖昧なくらいなので、どれほど忠実なのかは分からないが、時間が戻る設定を活かして二度と戻らない青春の日々の切なさ、儚さなどは上々に描かれていたと思う。
もしも、あの時…。
やり直せたとしても、歯車は上手く回らず…。
タイトルにもなっている花火の形も“もしも”の世界のモチーフとして効果的に使われていたと思う。
作画。
これはやはり見事な美しさだった。
日常描写は勿論の事、時折挿入される幻想的な世界。
ついつい『まどマギ』を彷彿させる新房×シャフトの手腕を遺憾無く発揮。
…ただ、
日常と幻想とタイムリープ交錯するストーリーの流れも悪くはなかった。クライマックスもまあ一応。
しかし…、そのクライマックスを受けてのまた日常に戻ったようなラスト。
確かに釈然としないと言うか…。
また時間が戻って何も無かったのか、それともあれも“もしも”の世界なのか。
好き嫌い分かれそうなのはキャラデザイン。
やたらと頬や肘膝がテカり、爆乳先生やスク水、ミニスカ、肌露出しまくりのワンピース…。
萌え~要素と言うより、妙に艶かしく、気持ち悪さを感じてしまった。
釈然としない最たるは、キャラの行動だろう。
一見、もしもあの時…と、タイムリープして自らの判断で動いてるようだが、その実はただ流されているだけ。
運命を自らの手で変えようと行動する『君の名は。』との決定的な違い。
だからこそ我々は、優柔不断な典道と思わせぶりななずなに終始翻弄されっ放しなのだ。
それにしても、アイドルになってもイケると思うと豪語するなずなの小悪魔っぷり…!
可憐でミステリアスで大人びていながら、内には激しい感情。
ツンデレと言うべきか、童○少年がポ~ッとなるのも分からなくもない。
そういや大根仁は監督最新作でも“男を狂わせるガール”を描くね。
広瀬すずの声はあどけなさと色っぽさを感じさせ、悪くなかったと思う。歌声も聴け、広瀬すずファンにとっては堪らない。
が、菅田将暉の声は…、中学一年生の役には合ってなかった。
総じて、まあまあ。
ボロクソ言われる駄作ってほどではなく、昨年の名作群に匹敵する優れた作品ってほどでもなく…。
普通の花火。
やはり新房の斬新な演出に虚淵玄の独創的な脚本が合わさっての大傑作だったんだろうね。
ま、その新房監督には『まどマギ』の新作という特大花火を今もお待ちしてますけどね。
原作以降のシーンが残念
元々気になっていたが、レビューを見ると見たことない酷評が…!!
逆に気になったので鑑賞することに。
TV等でもいうように、途中までは原作を忠実に再現しつつも適度なアレンジを加えている印象でした。
原作にはない「もしも玉」を使用した演出は個人的には好きです。
シャフトらしいなと思いました。
ただ問題なのは、原作では作品自体が終わるシーンをアレンジし本来ないシーンを描き始めます。
そこからが悪夢ですね…
後半の世界観がファンタジー感が出過ぎてしまい見る人がついていけない状況になっていました。
おそらく日本の映画で稀に見る、「こういうこともできるんだぜ俺」アピールが発動した感じですね。
これだけ何も感じることもない映画は相当久しぶりに見ました…www
むしろ映画館内で「え?」とか「つまんな」という声が聞こえたのは初めてです。
菅田将暉や広瀬すずの声あてが微妙とか、それすらどうでも良くなるような内容でした。(むしろ頑張ってたと思う)
だって岩井俊二だもん
「今年の君の名は。」
ではなく
「シャフト最新作映画」
でもなく
「川上元気渾身のヒット作」
でもなく
「岩井俊二作品のアニメ化」
として捉えれば
「せやな」
というかんじ。
原作見た時は片手間に見てしまってあまり覚えていないのだけれど
あーこんなだったなーと。
楽しむべきは懐かしくも輝かしい夏の思い出であり
恋愛ドラマでもカタルシスでもない。
ただあの海の中でのキスはいらんかった。そんなに男になってないだろノリミチ。
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