打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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とりあえず一回見て欲しい!!
好みは人それぞれだと思うけど、私はすごくよかっだと思います。映像がすごく綺麗だったし
二人の独特な距離感がよかった♪♪
主題歌や劇中の曲にも引き込まれました‼︎
終わり方がよく分からないと言っている人が多いですが、あれはあれで自分で終わりを色々想像できたのですごく魅力だと思います!
うーん、この🤔🤔🤔
考察できるかどうかで評価が別れる作品
公開日当日に見に行きました、見終わった後の最初の感想は「映像や曲はいいけど意味不明な作品だった」というものでした。特にラストシーンがよく分からず、結局二人はどうなったんだろうとモヤモヤしていました。酷評を書かれている方も多く、私も視聴当初は同じような気持ちだったので叩くのは分かります。ただこの作品を意味不明でつまらない、駄作等と言って切り捨てるのではなく、意味を知ろうとすることでこの作品に対する評価は変わってくると思います。実際私もそれでこの作品に対する感想が変わりました。
この作品には色々と謎な部分が見られますが、レビューを書かれている方の中には、自分なりに考察して解釈されている方も見られ、「ああ、そういう考え方もあるんだな」と感心させられます。そしてこういった考察をすることがこの作品の楽しみ方なのではないでしょうか。
宣伝やPVを見て興味本位で見に行ったり、君の名はのような作品をイメージして見に行く人には合わないと思います、人を選ぶ作品であることは確かですから。これだけの酷評が生まれるのは、全体的に制作側が視聴者側に謎に対する答えをあえて分かりにくくし、各々の判断に任せてしまっているからだと思います。ラストシーンは最たる例でしょう。単純に面白い作品が見たかったと言う人達にとっては期待はずれに感じてしまったかもしれません。それに関しては制作側の宣伝やアピールの仕方が失敗していたかもしれませんね。でも決して駄作ではないと思います。
大人になろう
実写版の要旨・・・少年達の群像劇であり、全く同じ打上花火を見ていても、見え方は見ている人の心境などでそれぞれ異なるということ。
アニメ班の要旨・・・実写版に加え、作品の舞台が津波被害を受けた町ということ。また、重要な役割を果たす「あの玉」は海で犠牲になった人の「もしもあの時」という悔恨の念の象徴であり、亡くなった主人公少女の父からのメッセージでもある。
なお、結末は作品ポスターから想起されたい。以上。
酷評は妥当かもしれない。でも…
観る前にレビューを見たら酷評が殺到していたので、逆に怖いもの見たさもあり、鑑賞しました。
しかし、個人的にはすごい好きな作品でした。
元々、予告編を見て、原作である岩井俊二監督、脚本の原作ドラマが好きになり、今回はどのような作品になるのか気になっていだのですが、かなり良い作品に仕上がっていて、満足です。
個人的に解釈した原作のテーマとして
「大人の事情から逃れられない子供の虚しさ」
といったものが、あると思ってまして。
今回のアニメ版に関しても、同じようなものが、劇的に(終盤に描写される町全体がドームのようなもので囲まれるところなど)表現されていて、アニメだからこそできるアプローチや発想に驚きました。
個人的にはもしも玉が打ち上げられてifの可能性が散って行く描写には号泣してしまいました…
しかし、アニメ版はそこから少し、救いのある結末になっていて、原作とはまた違ったアジがあると思いました。
ただ、酷評される方の意見はもっともで、中盤から終盤にかけて描かれるファンタジックな演出(瑠璃色の地球を歌うところとか)は見る人によっては、 抵抗感や嫌悪感が出て、主演二人の演技に関しては自分も「うーん」といった気持ちにもなります。しかし、これは起用した側にも問題があると思います。
また、ラストの描写を「解釈の余地がある」か「風呂敷広げっぱなし」と取るかによっても評価が二分されます。
少なくとも、見る人を選ぶ作品であるのは間違いないです。
ただ、響いた人には深い感動を届けてくれるでしょう。
まあ、これは個人的な見る目のない、にわか映画マニアの言うことなので、ある種の意見として受け取ってもらえると幸いです。
ただ、できればDVD化されたときにでも、一見して頂けると嬉しいです( ̄∇ ̄)
つまらなかったと思った方へ
まず、この映画の魅力を理解するには
それなりの人生経験が必要かと思います
ここからは僕の勝手な解釈ですが
あの玉はタイムリープするものではなくて
「もしもの世界」
つまりパラレルワールドを作り出すもの
玉は典道にとっての象徴だっただけで
きっとみんな何かしらのきっかけで
自分に都合の良いもしもを作って
あの日に捕らわれ続けていたんでしょう
ラストでおっさんが玉を打ち上げたことで
みんな、自分が描いたもしもを思い出した
こんな未来もあったんだなって
でも所詮それはもしもという妄想で
手を伸ばせば届いたはずの未来であっても
それができなかった結果が今で
だからそれに気付いた彼らは
突然大声で告白し出したり
海に飛び込んで抱きしめ合ったりした
今できることをやるしかないから
ずばりこの作品のテーマはここなのです
「もしも、こうなったら」ではなく
「今、なにができるか」
なずなが言っていた
次はいつ会えるんだろう、の
「次」は、この日じゃない未来
もしもじゃない未来のことを指してます
彼女は一歩進むことを選びました
そしてその勇気を与えたのは典道でした
ラストのシーン、校庭を走ってた2人は
シルエットはよく覚えてませんが
なずなと典道だと考えてます
典道は最後の最後まで粘って
ぎりぎり引き止められたんじゃないかなと
あるいは2人で駆け落ちでもしたのか
どちらにしても典道は
もしも、と後悔しないように
結果がどうなるかはわからないけれども
今できることを精一杯やったのだと思います
最初に書いた人生経験というのも
ある程度年齢を重ねて
もしもあの時、と思ったことのある人でないと
共感できない内容なのでは、と思ったからです
特にまだ社会に出ていない学生さんは
今が一番楽しい時期でしょうから
もしも、なんて思いもしないんでしょう
個人的にはメッセージ性もあって
こういう映画こそ、
「中身がある」と言えますね
某アニメ映画と比べて酷評してる方は
一つの作品としてのメッセージを考えるべきです
昔から新海誠を知っている僕としては逆に、
「君の名は」も綺麗な作品だったとは思いますが
良かったけど、なにが言いたかったの?
と思わざるを得ませんでしたがね…
追記:
他の方のレビューで、
この作品のテーマの一つとして
「大人の事情から逃れられない子どもの虚しさ」
と仰られた方がいまして
衝撃を受けましたので追記します
初めはなずなの母の再婚のことしか思い当たりませんでしたが、祐介も「私立に行け」と父親から言われていたようですし、
最も端的に表現されていたのは
ラストでおっさんが玉を打ち上げるシーン
あの場面でいきなり飲んだくれ親父が出てきた時は何事かと思いましたが
「いい加減な大人」が「子どもの無限の可能性(ifの世界)」を粉々にしてしまう描写だと考えると
散っていくifの欠片だったり
それを懸命に掴もうとする子どもだったり
涙無しでは見られないシーンだったのではないでしょうか
おでん屋で、わざわざあの親父のテキトーっぷり、ダメっぷりを強調したのも頷けます
あれも含めて演出だったのかもしれません
深い。
傑作ではないけど秀作
☆0でいい。
眠し…。
無機的
なんだか随分と酷評されてるようなので、逆に気になって見に行った
結論として、これはシャフトがやるべきじゃなかったと思った
シャフトの演出の特徴は、よく言われる「生活感のない謎空間」に代表されるように無機的な部分にある
それ故、世界観がえげつない、登場人物が人というより怪物じみてる作品であれば極めて上手く作る
そう言った作品であれば、特有の無機的な演出によって、容赦のない過酷さが際立つからだ
ところがこの作品、主人公とヒロインを中学生に変えてしまったため、
原作と比べて思春期少年少女の青春恋愛物語というテイストが強くなってしまっている
これがシャフトの無機的な演出と極めて食い合わせが悪い
良かった点としてよく挙げられるのは「ヒロインが可愛い」というものだが、これが間違いを如実に示している
ヒロインを思春期少女、主人公を思春期男子としたいのであれば、求められる演出は無機的ではなく有機的なものだ
ところが無機的であるが故に、彼らの息遣いが聞こえない、体温が感じられない、何を考え、何を想って、何を感じているのかがイマイチ伝わってこない
だから「可愛い」以上の魅力を覚えないのだ
また、背景美術は美しい(人物作画は危うい)が、やはりどこか無機的だ
むせ返るような草木の青臭さが感じられない、画面の中は夏なのに、その暑さが届いて来ず、むしろ寒々しい
シャフトにやらせるのであれば、ヒロインは「可愛い」ではなく「美しい」(手前に「人形のように」が付けばなお良い)であるべきだった
そして青春劇テイストは控え、SF的要素にもっと重きを置くべきだっただろう
この辺り、やはりプロデュース側が、去年の「君の名は」での成功に引き摺られた感が否めない
かの作品はSF要素、ディザスタームービー要素を含みつつも、青春恋愛劇に重点を置き、主人公とヒロインの心の動きを有機的かつ丁寧に表現していた
その夢よ再びとばかりに、無機的な演出を得意とするシャフトに、無理に有機的な演出が必要な作品を作らせてしまった、と言ったところか
シャフトが批判されているのを見ると、些か気の毒にさえ思える
まぁまぁ
かなり酷い・・・だが・・・
最初にはっきりと言っておくとこの作品はあまりにも酷い。
序盤の退屈さと言ったら寝るかどうか迷うほどだった。どのキャラにも魅力を感じられず、主人公や友人、ヒロインの両親には苛立ちすら覚えた。唐突に始まる無駄に幻想的な演出やあまりにも遅い乗り物には腹を抱えて笑いそうになる。また、シャフト特有の演出はそもそも作品の雰囲気に合ってないと感じる。ストーリーも原作を読めばわかるのかもしれないが、あまりに突拍子もない展開で理解が難しい。
だがしかし、それらを乗り越えてクライマックスに至った時、私は悟った。これはアニメ映画という枠に収まるようなモノではないのだということに。
これは芸術なのだ。他者には理解し得ない製作者の心の中の風景なのだ。現実とは程遠い背景の中で流れる音楽、きらきらとした宝物のような美しい映像、それらが堆積していたフラストレーションと融合し、昇華され、感動を得る。
私はこのような経験は生まれて初めてだった。他でも言われているような「君の名は。」を見た時のような感動とも違う。未知の感覚だった。
私はこの作品について評価を問われれば、間違いなく酷い作品だと答えるだろう。しかしながらこの感動や体験は、この映画でしか味わえないものだとも思う。
最後に、この作品を世に送り出してくれた制作陣の方々への感謝の気持ちを贈りたい。
文学作品としては良かった。
文学作品としてはとても良かったです。
ただ、中学生の為、下品な下ネタ多めです。
菅田将暉が担当した典道は感情移入がしやすかったのですが、広瀬すずが担当したなずなは、棒読みが激し過ぎて感情移入が難しかったです。
本家のif:もしも、のシーンが少なかった。
その点ではうーんって思います。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?は小説の方が良かったかもしれない。
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