打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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すごく良かった。
大変面白い映画だった。
たくさんある「もしも」の世界。些細なことで世界は大きく変わること、映画全体を通してそのメッセージが伝わってきた。
特にラストシーンでは沢山の世界が一気に見られるシーンでは、たくさんの「もしも」の世界に思いを馳せることができた。明日からも自分の思った世界を実現するために頑張ろうと思える作品でした。
普通に良い映画
色々と酷評もされているが、自分としてはかなり良かった。
絵が綺麗。声もあれこれ言うほど悪くない。むしろ中学生の不安定さが出てて好感が持てる。
音楽も良い。
全般的にかなりレベルは高いと思う。
君の名はと比べる人が多いみたいですが、アニメと言う以外に共通点が無いので、比べる意味が無いと思います。
気分をハラハラさせて、感動して泣かせる様なストーリーでは無いので、その様な展開を期待してると肩透かし感があるかも。
先入観を捨てて二回目を見たが、素直に楽しむと良い映画だなと思いました。
クソと言われてる理由がわかる
悪い点
・典道(主人公)の声が合わない
・映画に出てくる登場人物の少なさ
・基本的に典道(主人公)となずな(ヒロイン)だけのお話
・ひたすら時間を巻き戻すだけで全然物語が進まない
・ただ典道が祐介となずな2人で花火行って欲しくな いから時間巻き戻して自分が勝っていちゃいちゃするだけの物語
・あんまり物語がよく分からない
・最後のオチが「は?」ってなるほど意味がわからない。
良い点
・歌がいい
・広瀬すずの声が合っててかわいらしい
・なずなの母の再婚相手がロイ・マスタング(鋼の錬金術師 フルメタルアルケミスト)
タイトル負け。
まず、タイトルの矛盾から。
ストーリー内にて、横から見た花火は丸か平べったいか、について、どちらも花火のうち上がった真横(一応灯台とできるだけ高いが、しかし…。)ではなく、横からだとしても、地上という下、であるということ。
私的には真下から見るのと、横から見るのではどちらも似たようなことと思ったが、ストレートに皆一様に同じ事を思えないタイトルはナンセンスだと思う。
次に声優について。
皆さんのレビューでは菅田くんの演技が棒読みとのことだが、それこそが菅田くんの良さ、またアイデンティティーだと思う。でもそれだと主人公を演じるというよりは、主人公が菅田くんを演じることとなり、少しおかしくなってしまう。だが、主人公に息を吹き込むのもまた俳優である菅田くんであり、素人役者ではない菅田くんが主人公の気持ち、話し方を考えた結果だと思う。
また、梶くんの採用は声が高い上、アニメ感が出てしまう…。キャラの設定もあるが、他の人の方がもう少し凸凹のない音声になったと思う。宮野については宮野だったが、そこまで気にならなかった。
この人目当てで見た方も多いと思うが、広瀬すずについて。そこまで好きではないが、やはり女優さんだな、と思った。だが脇役で花澤さんを出したのは惜しい…。そこまで出すなら、花澤さん主役のが見たいともチラリと思った。
音楽について。
主題歌はきっと書き下ろしであろう、ピッタリな歌詞でさすが米津さんだと思った。また女性ヴォーカルのDAOKOさんは主人公のような声でとっても素敵で、やはり神曲に思えた。
所々の音楽も好みだったかな。
ストーリーについて。
見終わっては好みの映画だと思ったが、その後レビューを見て、Steins;Gateに似ているとの声を見て少し残念に思えた。確かに分岐、そして救いたい誰かのため時間を操作するのはもうネタ切れだと思う。このネタはもうSteins;Gateで最後だと思う。なぜならSteins;Gateが神作だったからだ。もう他に作ってもあれよりも前に出る作品はないと思う。
途中まではよかったのに、時間操作を入れてから何だかつまらなく、また子供っぽい作品、薄い作品に思えてもったいと思った。
作中の、もしも~!、と茂下と書いて、もしも、という街の名前はシャフトにぴったりな名前だと思った。
また最後は、本当に主人公があの女の子についていったのか、はたまたショックで学校を休んでいるのか、それくらいしか思えなかった。もし後者であれば残念な結果だと思う。または前者であれば、次いつ会えるかな?→次もなにも、これからも一緒にいるさ!になるのでしょうか。そうであればかなり高校生にしては大々的すぎるように思えます。
もしくは彼女を探しに旅に出たのでしょうか。最終的に最後の二人でいたシーンから最初の連れ戻すシーンにしては戻ったとしたら、そのまま会えなく探しに行くのか、または彼女を助けに走りに行くのか…。
何だか、視聴者にストーリーの前後を考えさせすぎる作品に思えた。紙上に出さないと分からない感じ。
もう少し端的に伝えたいものを誰が見てもそこまでは同じく受けとれ、最終的に各々が考えるのがいいと思った。
総じて、絵はシャフトで曲は好みで、その他諸々…なところから、☆3で。
どうしてここまでクソなのか
他の人も言っている通り、全ての原因が小学生という設定を変えたことが問題だと思います。
というより、キャラデザも含め高校生だと映画中は思って見ていました。そのためより違和感が酷く、同時に小学生の設定だったら自分が抱いていた違和感の原因がこれだったと気付きました。
正直物語のスケールは小さいのです。
親の再婚で転校しなければいけなくなってしまったヒロインを主人公が連れ出すだけですから。これが小学生ならば親の言うことを聞かずに電車にのってどっか行こうとするのは大冒険なわけです。
劇中自分が違和感を感じた部分も照らし合わせると小学生だったならば合点がいくものが非常にありました。
・親が必死に止めていた部分。また主人公に急に手を出したのもまぁ小学生ならおとなしくさせるために手が出てしまった(あんまりよろしくないですが)
・ヒロインが駆け落ちだの責任取れだの水商売でどうにかなるだの。小学生の背伸びなら可愛く思えてしまう。
・ウンコウンコうるさい。小学生なら言うよなぁって納得。
・打ち上げ花火は横から見ると平べったいのか丸いのかを延々口論してた序盤。自分は高校生だと思ってたので、何言ってんだこいつら・・・と思っていました。小学生なら違和感ナイですね。
・ヒロインが親に連れ戻された時に急に主人公が友人を殴りだす。
これも小学生という未熟さ故の理不尽さと言いますか。納得できますよね。
どうでしょうか?
おそらく皆さんが感じていた違和感も小学生と考えると納得が行くものが多いのでは無いでしょうか?
年齢の設定以外は良いのだとしたら、そこまで評価悪くする必要無くない?と思うかもしれません。
ただ、この違和感を制作側は気付かなかったのかということ。
広告のためだけに広瀬すず、菅田将暉という下手くそな声をメインに使い、有名な声優を超脇役に使うという侮辱を平気でやっていること。
原作を知っていないとそういう目で見られないということ。
を考慮するとこの評価で妥当かなと。
迷作?
正直なところ、最後主人公はどうなったのかが明確になってないからよく分からなかった。
これを一作品で終わらせるのは勿体ないなぁ。 声優さんやキャラデザイン、主題歌など自分的には凄く良かったと思います(^^)
90分の無駄な使い方
映像はどこかで見たことがあるような、取って付けた映像で面白みもへったくれもない。
ストーリーは伏線を全く回収しない疑問が疑問を呼ぶ訳の分からないものが永遠と続き、観客は終始開いた口が塞がらない。
キャラのキャスティングも酷いもので主要キャラには人気俳優かなんだかがモゴモゴと何を言っているのか分からない、あと急に歌う。
モブキャラには人気声優を使い、聞き取りやすいが全く大事なことは言わない。
全体的に某アニメ映画に触発されて作ったかのような作りで、安直な考えで金儲けしようという魂胆が見え見えである。こんなものに金を払ってまで見る価値は全くない。むしろ見に言った側に金を払って欲しい。
ただし話のネタとして見にいくのでは、あれば大いに見てもらいたい映画である。
酷評します。(未鑑賞の人は読まないでください)
ここ3年くらい劇場で見た物やレンタルした百数十本の中でトップクラスに悪い。何が悪いか是非自身の目でジャッジしてもらいたい。(この作品が良作に感じられるようなら今後何を見ても楽しいでしょう。)
・原作ドラマは未鑑賞。
・よく問題になる声優に俳優、女優起用は私は問題ない。典道が棒読みでも、中学生にしては声が低いというのも気にならない。
・制作会社シャフトらしさというのもあまり私はなじみがありませんでしたので問題ない。
・オチがわかりづらいというのはそのとおりなんだけど、仮にオチを描き切ったとしても本質的な問題はそこではないと思う。
・作画崩壊も1か所はっきりと違和感あったけど問題ない。(ちなみにもしも玉がどんどん大きくなっていくのは投げる度に大きくなる裏設定があるんだと思う。)
○問題は各所に描かれる無駄なやりとりや背景(ノイズ)下世話なセリフところどころ言わせてなんなの?何を目指しているの?
○ヒロインなずなの描き方が諸悪の根源
○ヒロインなずなの動機の不在、性格設定の不安定さ、ミステリアスなのか小悪魔なのか、等身大の少女なのか、どれも目指そうとしてどれにもなれない破綻した視聴者媚びの中途半端な人物になっている。感情移入を拒むだけならまだしも話の腰を折るレベル。
○なずなの駆け落ち理由と母の再婚に対する嫌悪感、また、家出(駆け落ち)しようとしていたのになぜたまたまいた男子のどちらか一人(どっちでもいい)を花火に誘おうとしていたのか。いきあたりばったり感がどうしようもない。なずなの自宅が裕福すぎ。なんなのあれ。持ち家?父親が死別とはいえ、あれで母子家庭なの?そんな家から再婚して引っ越しするってどうするの?典道の家と比較してみなよ。
○酔っ払いの花火師が完全に邪魔。不愉快。仕事にうしろ向きな上に、最後にもしも玉を打ち上げる場所になぜいるのか。なぜ打ち上げ装置を携帯しているのか。本来の仕事場(打ち上げ場所)にもしも玉があったのか。始めに酒飲んでいたところから、電車でずっと行ったところまではるばる歩いてきたのか。それとも電車が海を走っているうちに進路がUターンしているのか。もしも玉を投げる度に不思議な世界に入っていくので不思議な世界だから花火師がたまたまいても問題ないのか。
○灯台に足場組まれて見づらいのもそうだが、2回目の灯台は灯台内部から階段上っちゃって足場わざわざ組んだ意味あったの?
○原作未鑑賞だから、原作通り忠実に作ったらうまく表現できなかったんだろなと鑑賞中は好意的に解釈して我慢してみてたけど、冷静に考えるとそんなはずはないよね。誰も違和感感じないの?私だけの問題?
○映画から心理描写と意志の交錯と話しのダイナミズムと必然性とテーマとメッセージ性と方向性を取り除いて代わりにノイズと妥協で埋めてみた感じ。何を評価すればいいのか。
久々に会った良作
分かりずらいという評価が多いがそんなことは無い、ただその後二人がどうなったかという事が明かされなかったから、そう感じるのではないのかと思う。
物語に慣れてる人なら少し考えるだけで次々に劇中の謎が解けて行くはず、二人の結末がわかった時には、ゾクッとくるような感覚に襲われて、最高の読了?感となることは確実。
この映画を見る時は君の名はとは比較するべきではない。内容がどうとかではなく、見終わった時に、少し考える必要があるからだ。君の名はでは二人のその後が明記されたのでぼーっと見ても良かったがこの作品は違う。作品に集中してあれこれ思考を巡らしながら鑑賞すればこの作品の素晴らしさに気づくはずだ。
ストーリーに関しては文句無しの100点。作画も高クオリティで、音監の鶴岡さんもいい仕事をしてくれた。声は殆ど俳優が務めているが棒読みどころか違和感すら与えていない。
本当にいい作品に出会えました。
とりあえずこの一瞬一瞬を大切に生きていこうと思います。
ふわふわ。
映画comの酷評レビューで敬遠していたものの、いつも見ている映画ブログでは絶賛されていたので鑑賞。
原作未読、ドラマ版も知らずの鑑賞でした。
正直言われているほど酷くは無く、個人的にはむしろ割りと好きな作品でした。
ストーリーとしては、少年が夏の1日を○○な世界で少女と過ごす事で、ちょびっとだけ大人になる。そんな物語。
そんな少年の成長譚な物語ですので世界を救うとか町を救う等といったハッキリとした目標は無く、
また物語の根幹である○○な事象に関しての説明も無いため、
基本的にふわふわした状態のまま物語は進んでいきます。
加えて○○な世界というのも更にふわふわな状態に拍車を掛け、
それらのふわふわな雰囲気を維持した上で物語が展開・収束し、
そして最後にはふわっと着地をする。
そんなふわふわ感が心地よく、まるで夢でも見ているような90分でした。
恐らくそのふわふわ感が賛否が分かれる所なのではないかと思いますが、
その様なふわふわ感が好きな方であれば良い作品だと思います。
ひどい
商業の匂いが漂っている上に、これをしたら当たるでしょ、という制作方法。
音楽もこういうつけかたしないでほしい。
こう見せたいというワザとらしさと感情移入できない脚本。絵も作画も雑でなんでこうなってしまったんだろうとしか思えない作品。
この映画をどこから見るか
「君の名は」感覚で観に行ったら途中までクソつまらん映像だけが綺麗な映画になる。
けど、途中でこの映画のメッセージに気付いて、角度を変えて観ることで面白くなる。
ただ、気づきにくいから、一般向けに公開する映画ではないかもしれない。
「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」を「平面で見るか、立体で見るか」そこから面白くなったけど、内容はまどかマギカを絵を変えて作った感じだった。
イロイロ気付いたら良い作品かも。
中途半端さが残念。
かなり前の実写映画がとても良かったので、どうアレンジしてくるか、期待して鑑賞しました。
良い点は、作画がきれいなこと。花火を見に行きたくなりました。
それ以上に、拭えない広瀬すず感と菅田将暉感。アニメらしく、タイムループをテーマにしているのですが、何度も同じシーンでどうしても飽きる。さらに終わり方が中途半端のため、なんともすっきりしない。
実写の方はとってもいい作品だと思うので、知らない方は見ていただきたいなと思いました。
「君の名は」感覚で見に行く人はだめ
この物語を知ったのは昔に撮られていた実写ドラマがケツメイシ「そばにいて」にMV風に作られた動画がyoutubeにありそれを見て知りました。ドラマ自体が1時間もないぐらいのショートストーリーでとても不思議な内容でした。
やっとのことでアニメ映画版を拝見できました。評価があまり高くなく少し不安な気持ちで見に行きましたがとても面白かったです。正直ドラマより分かり易かった気がしました。最初の「もしも…」の場面から世界が変わりましたが、結局は何も変えられたかったと思うと切ない話だったと感じました。
ドラマと違う点はあの玉以外も少しありましたが、僕は満足しました。
ひと夏の奇跡。不思議で甘酸っぱいファンタジー。
【賛否両論チェック】
賛:中学生の甘酸っぱい恋模様と、タイムループという不思議な物語が混ざり合い、なんとも切ない世界観に仕上がっているのが印象的。
否:中盤以降はファンタジー色も結構強いので、好き嫌いは分かれそう。
平凡な中学生の何気ない夏の1日が、気になっていた同級生の家出の失敗と、不思議なタイムループという非日常がきっかけとなり、次第に切なく甘酸っぱいファンタジーに変わっていく様子が、キレイな映像美と共に描かれていくのが印象的です。
また、声を演じる広瀬すずさんや菅田将暉さんといった魅力的なキャストや、物語を彩るステキな楽曲も、見逃せないポイントですね。
ストーリー的には結構ツッコミどころも多く、好き嫌いはかなり分かれそうな感もありますが、なんとも不思議なひと夏の恋物語を、是非チェックしてみて下さい。
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