劇場公開日 2017年8月18日

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「もしも、あのとき…。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)

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3.0もしも、あのとき…。

syu32さん
2019年4月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

萌える

レンタルDVDで鑑賞。

オリジナル版を観たことがありませんので比較することはできませんが、1日を繰り返す場面はアニメ的な表現に満ちていて、「もしもあのときこうだったら…」という感情を呼び起こしてくれるような、めちゃくちゃエモーショナルな作風だなぁ、と思いました。

公開当時の評判があまり芳しいものでは無かったので、映画館には観に行きませんでしたが、それを激しく後悔しました。やはり自分の目で確かめなければ…(笑)
なずなと典道が繰り返す同じ1日。別れが待っていることが前提にあるからこそ、淡い恋心は燃え上がるというもの…。なずなを守りたい、手放したくない一心で、“願いを叶える不思議な球”を投げ続ける典道。いやはや切ない…。
その気持ちは痛いほど分かりますが、そのまま“1日”の中に囚われたままになっていやしないか心配になりました…。“世界”はそれだけじゃないぞ! …でもこれはキレイごとなのかもなぁ…。目の前のことに必死になる…経験ありますもの…。

“もしも”を言い出すとキリが無いことは重々承知しているつもりですが、それでも考えてしまうのが人情というものでしょう。
自分自身と周囲を省みて、あっちを選んでいればもっと違う道が開けていたのではないだろうか…と思った経験は、誰もが一度や二度はあるのではないでしょうか?
この気持ちがあったからこそ今の自分があるわけで、それら全部を引っ括めて人生だと言ってしまえばそれまでですが、そんな感傷に浸れるというのは大きくなった証なのかもしれませんねぇ…。

打ち上げ花火を、下から見ても、横から見ても、その形は同じなのと同様に、どの視点、どの選択においても、“自分”に結局は辿り着くということなのかなぁ、と。
典道となずなの“1日”も最終的には何らかの終わりを迎えたはずで、同じ日を繰り返そうと、到達するのは何らかの形の“破局”ではないかなと思いました。「今度いつ会えるかな?」というのも儚い約束のままになってしまいそう…。

…と、取りとめも無いことを書いて参りました。拙過ぎる文章をお許し下さい。もっとじっくり考えながら、ブラッシュアップしていきたいと思います。
最後に取り敢えず言っておきたいのは、なずなの最強のヒロイン感…。広瀬すずの好演も相まって、少し妖艶で不思議と惹かれてしまう魅力を持った女の子に仕上がっているなぁ、と感じました。
大根仁の抜群の脚本の効果も最大限に発揮されているのではないでしょうか? 典道や仲間たちの“童貞感”というか、“中学生男子ぽさ”が絶妙ですごく親しみと懐かしさを覚えました。

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syu32
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