「実は良い映画」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? TNRさんの映画レビュー(感想・評価)
実は良い映画
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何が言いたいかわからない的な評価もある、それは映画の制作者が解釈を観る人任せにしてしまったからです。
主人公とヒロインがくっつかず終わり、もしも玉なる謎アイテムの存在もあり、見ている側に不透明なイメージを与えてますが、実はしっかりしたテーマを持つ映画です。
主人公は中学生、世の中に力であらがえない年頃です。
主人公はもしも玉なるアイテムで世界をねじ曲げ、理想を叶えようとします。
しかし、もしも玉は砕け、二人は現実に引き裂かれます。
砕けたもしも玉が見せたもの、それは無数に広がる未来の姿。
このお話は、若者たちに「未来はこれから自分自身で変えていける」そんな「希望」を示すお話です。
映画ではあんな終わり方ですが、公式コミックでは、ヒロインを探しに歩み始める主人公が描かれています。
エンディングのあとに何年か後に手を繋ぐ二人の
姿でも出せば、この作品の評価は反転したかもしれません。
本当はテーマある良い映画、詰めを観る側にまかせすぎたゆえに理解されなかった惜しい作品です。
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サイヤ人魂さんのコメント
2020年8月7日
そうなんですね。
そのコミックが公式だとして、何故映画製作者はその描写をいれなかったのか。
理解に苦しみますね。
そう言った視聴者の目線を理解できない製作者たちには降りて頂きたく思います。
素人が脚本書いたのかと思いましたので。
しかしあなたのお陰で少しスッキリしました。
書き込んでくれてありがとう。