「あまり良くなかった。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? むこさんの映画レビュー(感想・評価)
あまり良くなかった。
---追記
なんか、レビュー欄にマヌケな奴は理解できないというコメントがあったので
そもそも、どんな本であろうとも今まで読んだ中で内容がわからない作品はこれが初めてです。確かに、情景描写で気持ちは表現できていたと思います。皆そういう気持ちの部分は読み取れてると思いますよ。ですが、話の内容はそれとは別問題の話でしょう。結局論点がずれてるんですよ。
どんな作品であれ話の内容を理解するためには確かに読解力は必要です。ですがこの作品においてはあっても関係ありません。普通の良い作品ではどんな難しい作品でも「関連のある情報の5から10を理解する」位はあるでしょう。しかし、この作品は別格です。この作品はいわば、「使わない伏線や関連のない情報を関連のある情報に詰め込んだ上で、なおかつ1から10を理解する」と言っているものです。そんなものを理解できるのは原作を読んだ人と、偶然自分の妄想が合致した強運の持ち主だけです。
長文失礼しました。さすがに、馬鹿だから理解できないはおかしいと思い書きました。
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まず、話の内容が終盤からよくわかりませんでした。それより前だけ見たら結構良作かなと思いました。
しかし、私は、ドームのように囲まれた描写を見て、この世界はあの球の内部の世界で、球の中には今まで作られた世界があるのだろうと思いながら終盤直前まで見てました。しかし、あの球が割れた瞬間今までなかった世界線の話が出てきて呆然となりました。ここがよくわからなかったです。
また、終わり方も良くわかりませんでした。最後の教室には主人公が2人ともいないし。「また、次の世界で会お」の言葉の真意も分かりかねます。これが「元の世界」なら話はわかるのですが。
声優の件については今回に限り、広瀬すずに関してはそれ程悪くはなかったと思います。なぜなら、確かに下手ではありましたが、元々なずなもクールな性格っぽそうだったため、そこまで悪目立ちはしなかったと思います。ただ、泣くシーンや親に抵抗するシーンなどの激しい感情のシーンは平坦な声音で大分悪目立ちしてました。
菅田将暉は今回は悪かったです。というより、役柄があってないのではないでしょうか?「帝一の国」などのはっちゃけた役の方が声優としてもあってると思います。
絵は良かったと思います。さすがシャフトさんだなと思いました。
後、主人公の幼馴染の男の子の医者の親の存在意義がよく分かりませんでした。逢わせるためだけに出したのであれば、脚本を考えて親が入らないパターンを考えるべきだったと思います。
後、あの球の概念的な意味位は教えて欲しかった。例えば「君の名は」でいう糸の話みたいに