劇場公開日 2017年8月18日

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「岩井作品として、シャフトアニメとして。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? ねじまき鳥さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0岩井作品として、シャフトアニメとして。

2017年8月18日
PCから投稿

岩井作品としては、一つだけ懸念が残りました。それはヒロインのなずな。もう少し、岩井映画独特のいわゆるヤベェやつであって欲しかった。ちゃんとした人間でした。それ以外は申し分なし。「ForeverFriend」を流すタイミングが完璧だったので何やっても許す!!

シャフトアニメとして。新しいものを見た気がします。発想や映像がぶっ飛んでるのはいつものことですが、こんなに心にしみるものを作れるなんて!!って感じです。また、「さよなら絶望先生」からのお金と時間をかけた壮大な皮肉のように思って終始ニヤニヤが絶えませんでした。
わかる方はわかると思います。
あと、ヒロインの身長と肩と頬、水着のデザインに新房昭之的フェチズムを感じます。

ハワイアン映画道の弟子