「弱者の戦いを突き詰めた映画にして欲しかった」セキュリティ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
弱者の戦いを突き詰めた映画にして欲しかった
深夜のショッピングモールに逃げ込んだ少女を救うべく、警備員達がマフィア傭兵部隊と死闘を繰り広げる物語。
アントニオ・バンデラスが主演するアクション映画。
アントニオ・バンデラスがスーパーマンをする映画・・・かと思いきや、凄腕だけどリアルを感じさせるアクションが良いですね。
そして、警備員の同僚たちも良い味を出しています。怯えながら、不承不承ながらも闘いに挑む警備員達。必死な彼等が物語の緊迫感を高めます。それだけに、一人の警備員がヒーローになりかけたことが残念。
ショッピングモールを知り尽くしている警備員が「地の利を活かす」闘いを織り交ぜられれば、より緊迫感とカタルシスを感じる作品になったように思いますが、その点は力不足に感じました。
私的評価は普通にしました。
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