ムーンライトのレビュー・感想・評価
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表情と視線で
演技しています。語られる言葉の何倍も伝わってくるものがありました。
黒人でゲイで母子家庭で、母ば薬物中毒で…
なのだけれど、だからこその彼、彼らなのだと思いました。音楽と青い光、波の音など心に残りました。
奥深い作品
静かに淡々と話が進みながらも引き込まれていく作品。その後のシャロンがどうなるのか?続きも見たくなるようです。美しい月明かりも印象的でした。作品の良さがじわじわ伝わってくる奥深い作品。
2017-40
今までとは違う作品賞受賞作
壮絶な人生を静かに淡々と描いた作品であった。
淡々と描いているが独特な構成と映像美により、観ている者を物語に引き込んで行く。
人は点では表すことは出来ない。
線であり面であり立体であり、時間軸も入れたら4次元だ。
そんな風な事を観て感じた。
私もだめだぁ
前情報なく行ったら、ドン引きな上に、あまりにも退屈で居眠りしかけました。。
切ないとかもなく、なんか始終暗くて不愉快。楽しかった人ごめんなさい!!
アカデミー作品賞、ほんとにこれで良かったんかいなぁ。
感情に揺れる
色々考えさせる映画でした。
ゲイであり売人に助けられその売人の薬でいかれた母親。こんななか主人公の心の揺れが描かれる。
最後の母親との会話には涙でした。
あといじめられっ子の主人公がいじめっ子を退治するところはなかなかいいと思った
アメリカ文化の水準
この作品がアカデミー賞の作品賞を取ったことで、アメリカの文化は、時代に対し、常に前向きで新しさを求め、絶妙なタイミングで光を与える製作者たちによって断絶することなく連綿と続いて今に至っている事実に少し驚いている。良い映画だ。映画は時代を映し出す文化の一つであるならば、日本は文化的にも立ち遅れ、自立出来ていない現実が身につまされる。一部単館上映において奮闘はしていても、マイノリティからは脱し切れない。現代社会を映し出すのが映画文化だとしたら、個人の主張が成り立たない故に、権利にも疎い私たちの社会はあまりにも未熟だ。そんな社会環境下にあることを背景にして、果たして映画ではなく現実世界で、この作品のような状況を何人の人達が受け入れられるだろうか?
非日常
アートと呼べる作品は久々に観た。
全ては印象深い主人公の瞳に集約する。
言葉でなく訴えかける。
”バッファロー66”だったか、あの時のヴィンセント ギャロにも似てたような。
起承転結はなく、一定して同じリズムで進んでいく。それがなぜか心地よい。
日本人にとっては非日常な中身。かなりのタイトルを観なければ理解はできないのでは。
先述でも述べたが、この作品の登場人物全て瞳がとても記憶に残る。日本人にとってはどう響くんだろうか、非日常に感じるのか。しかし、彼らの日常は実際に存在している。そう思うと、本質的に同調できない自分がいて、アートとして捉えてしまい、別世界に思えて切なくもなる。
悲しさと優しさと美しさが同居する作品。
生きてるうちに観れた事を感謝します。
今回はアンチ・トランプに推挙されたオスカー
こんな静かで繊細な映画がウケるのかと思ってちょっとびっくりした。貧困、麻薬、売春、いじめ、どうしようもない泥沼のような現実の中で、自分の居場所といえるような人がいる。そこには、性別も年齢も関係ないのかもしれない。決別前の穏やかな時間と再開後の時間の対比の演出が渋いと思った。
ヒューマンドラマとしては、3部構成で出来ている。 少年時代〜青年そ...
ヒューマンドラマとしては、3部構成で出来ている。
少年時代〜青年そして大人になるに連れて、主人公が成長していくストーリー。
アカデミー賞作品賞を取ったってことで期待し過ぎた感じがする。
そもそも、ヒューマンドラマをあまり観ないのでいい作品かどうかは判断が付けづらい。
物語の核となる物が描かれてはいないので、そういった物として観るのが正しいのか?どうなのか?
感情移入もそこまで出来ず、ハラハラ感もなく感動も出来ずじまいで終わってしまった。
黒人ゲイの映画ですよ!
純愛!とか美しい!とかばっかりのレビューだから、ちゃんと書いておきますが…
ヤクの売人の黒人ゲイの話ですから!
気をつけてね!
普通にデートで観に行ったりしないように!
クズを描いた映画です。
アカデミー?
色使いや、画はよかった。黒人が主人公だが、黒人である必要はなく、同性での恋愛だが、同性愛の必要はなかった。しかし、これはどのようなものにも置き換えが効くことで共感を呼ぶような物語であり、そこで感動した。
黒人映画なのにクラシックの音楽もまた合ってた。間隔を空ける再見したい映画。
まぁまぁな感じです。
まったく事前情報無しに見たせいか、この話のテーマをつかみ損ねた感じでした。同性の恋愛、ドラッグとか育児放棄とかの社会問題なと色々含まれるけれど、どれが主だったのか。
ただ、最後に主人公が見た目は大きく変わったのに中身はピュアなままだったことに感動させられる。最後はちょっと幸せな気持ちになれました。
重く美しく
イジメ、薬物中毒、などなど話の内容は重いのですが映像がとても綺麗なので中和されている。主人公の立場を考えると辛い。重いんだけど良い映画みたなぁ。と思いました。
カメラがグルグル動くシーンがいくつかあるのですが画面酔いしやすい私はちょっとその辺は苦手でした。
ブルーな現実
マッチョになっても自分はごまかせない。
そのこと一点がズシリと重い。
主人公の金歯も虚しさを引き立てていた。
独特の色合いは撮影法?それとも加工?
印象的で映像が際立っていました。
筋的には淀川長治さんにレビューしてもらいたいホモ映画。のわりには役者に色気が??
1人の人物を3人で演じるハーモニーはあったものの、正直、同じ役者でも良かったのではとも思ってしまった。。
とにかくイイ女が出ない映画はやっぱりツラい!笑
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