ムーンライトのレビュー・感想・評価
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ヨーロッパ映画のようなアメリカ映画
振り返ってみると、ララランドとこれが競っていたというと、アカデミー賞の作品賞って、ん〜という感じ。
なんというか、ララランドもそうだけど、映画学校的な映画で、アメリカ映画にしかできない何かはまったくない。片一方で、ディズニーとマーベルとかしかないから逆にだから革新的にみえたりするんだろうけど、アメリカ映画は老いた先輩たちの映画のほうが断然上だった。スコセッシやイーストウッドの平均値ほどの面白みもない。
一瞬見える、海とそれを受ける主人公の顔はよかったけども。
正直よく分からない
伝えたいことがはっきりとは伝わってこない、一言で言えばそんな映画だった。
こういう映画のことを、場面が飛躍しすぎだと言うのだろう。大事な部分へと繋がるであろうシーンがダラダラと続くのは良いんだが、肝心なその大事な部分がほとんど描かれてなくカットされていた。ん?となる部分が多かったのはこのせいだろう。鑑賞者に想像してほしいのだろうか、さすがに無理があると思った。特に、フアンの死については「は?」と言いたくなった。結局、解決せず。
同様に、水泳のシーンは要るのだろうか。何の伏線にもなっていないと思ったのは自分だけかなあ。青を強調したいのだろうが、ムーンライトと言う割に月も出てなかったしなあ。(正直タイトルの伏線回収も出来てなかったと思う。)
そしてフアンの名言(迷言)である「black peopleはブラックではなくブルーに見えることもある」、何を言いたいのだろうか。少なくとも自分には難しすぎた。
テーマだけでいうならこの上もなく素晴らしいものであろう。だからこそ、このテーマならもっと心に沁みわたる、もっともっと良い(泣ける)作品が書けるはずである。
何も心に残らないし、涙を流せるようなシーンもなかった。ララランドが素晴らしかっただけに過大な期待をもって観にきたので、とても残念。ただ、これから観に行くという方に、これだけは言える。
泣ける作品だと思って行くべきではない。
君に胸キュン
黒人社会、貧困、ネグレクト、ドラッグなどなど、ネガティブなテーマかと思いきや、中身は純愛映画であった。音楽と色づかいが最高だった。Wikiによると各章ごとに使うフィルムを変えていたとのこと。胸キュン(古っ)の映画でした。観た後に気分が高揚し、居酒屋で隣に居た女の子の飲み代も奢ってしまった。
月が蒼く照らす未来
白いスクリーンで、アメリカ映画は、いつも輝いていますね。でも、陽のあたらない大通りにも、人生はあるわけで…。
正直、作品賞捕らなかったら、観なかったな。でも、観て良かったですよ。「ラ・ラ・ランド」で、歌って踊って未来を伐り拓く、アメリカンドリームに酔いしれたら、今、そこにあるアメリカも、観ないと損です。
自分の弱さを知ること。人にも弱さがあると知ること。そして、それを赦す強さを持つこと。月が蒼く照らす未来は、冷たくても、ほのかに輝く希望があるようです。肌の色とか、セクシャリティの問題を問う前に、ちゃんと人間かが、問われているんでしょうね。
アカデミー賞?
重いんだけど、なんか何も残ってないような。
もっといい映画いっぱいある。
特に際立ってるとも思えないし、LA.LA.LANDの方が、それなりに際立ってたし、
最近は、日本も含めて、賞取ったとかあんまりあてにならなくなってきたな、と思ってしまう。
主役の3人の目がいい
アカデミー最優秀作品賞を取り間違えられた「ラ・ラ・ランド」とつい比較して観てしまう。全く違うタイプの作品なので比較するのは無理というか野暮なんだけど、完成度としてはララランドの方が上かもしれない。でも内容としてはこちらの方が深いのではないかな。
同一人物の小学生時代、高校生時代、アラサー(?)と3人の俳優が演じる。学校時代はとにかくいじめられる。高校時代なんか、細くていかにも弱そうで頼りなーい感じ。それが少年院に行ってから自分を鍛え、松本人志みたいにムキムキな大人になって見違えるけど、でもシャイな目は昔と同じ。
賞レースでは助演男優賞をマハーシャラ・アリが独走していたけど、映画の中での登場時間は長くない。役柄に対する賞賛でもあったのではないかなぁ?
トータルでいうと考えさせられるいい映画
ただ、疑問に思う所が度々出てきます。
リトル以外のニックネームの由来とか
フアンは一体なんで亡くなったのとか
結末(に至るまでの心情とか)までもが。
「黒人は世界のどこにでもいるし、
キューバなんて殆ど黒人だ」みたいな内容に一番考えさせられた。結局いつまで経っても差別やいじめって無くならないんだろうなぁ。
アメリカの日常、社会問題、一途な恋
貧困、ドラッグ、差別、いじめ、同性愛がテーマのこの映画。
アメリカの日常をリアルに描いたんでしょうが、日本人である私には馴染みがなくそこまで感情移入は出来ませんでした。
映像は美しいですが、淡々と進む物語は少し退屈かもしれません。
シンゴジラが海外受けしなかったのと同じ理由で、本国での評価と海外での評価がちぐはぐになるのは仕方ないかな、と思わされる作品でした。
なんだかなー
この子のどこがオカマちっくなのか日本人の女の私には全くわからず、ブラックの章の変身ぶりにもついていけず…
料理人になった彼の容姿がこどもの頃の面影無さすぎて…
そんなこんなで主人公や映画に入りきれないうちに終わっちゃったよ!!
すごくいい場面や表情も沢山あるんだけど、でもやっぱ外から見ているって言うか入りきれない感じが強い作品でした。
作品賞
アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた作品。
個人的に嫌いではないが…ちょっと重いかな~と思う。
役者の演技はとても素晴らしい。
虐めや差別、ドラッグ、同性愛、貧困…ずっしりと重く響くストーリーだったけど…
作品賞は「ラ・ラ・ランド」が相応しいと思ってしまう。
最近のアカデミー賞選考委員ってこういった作品を好むんだな〜と思った。
ドタバタ劇は確信犯?
アカデミー授賞式では、ドタバタでケチがついたが、とりあえずの作品賞という事で観て来ました。
何の知識もなく観たのですが、こういう映画だったんですね。
時代の経過によって登場人物も整理され、自然な語り口の良い作品ではあるとは思いますが、果たして最優秀賞となる程のものだったのでしょうか? トランプへの牽制や、アカデミー賞白人至上主義を受けての受賞感は否めません。これによって受賞を逃した「ラ・ラ・ランド」の方がずっと良かったし、後世に語り継がれる作品だった様な気がします。
最近のアカデミー作品賞は政治や世相に左右されすぎ華がなく、かつての受賞作のような永遠の名作と言えるものがなく、映画ファンとしては寂しく感じます。
端折られている?
言わずと知れたアカデミー賞作品賞受賞作である。落ち着いたストーリー展開といい、月や波の美しい映像といい、心を騒めかせることなく鑑賞できる作品である。同級生に虐められる子供が貧しい田舎道を逃げていく、なかなかの出だしだ。
しかし途中から、ひとりの登場人物の最期がどうしても気になりはじめ、いつそれが明かされるのかと思いながら観ることになった。多分多くの人が同じ思いをするのではなかろうか。その人物の最期が作品に大きな影響を与えたのではないかと思えるだけに、肝心の最期のシーンがなかったことが大変残念である。
「黒人は世界中のどこにでもいる」という台詞は、とても含蓄のある言葉だ。世界中で差別がある、世界中に仲間がいる、お前はひとりじゃない、しかし世界中で仲間から虐められている黒人がいる、世界中にヤク中の黒人がいる・・・・希望的な言葉でもあり、厭世的な、絶望的な言葉でもある。
この台詞が本当のところどういう意味なのか、語られず仕舞いで当の台詞の主がスクリーンから消えてしまうのである。観客にとっては消化不良のまま、映画が終わってしまう。映画としては、恵まれない環境で成長する黒人男性の幼年期から青年期までのありようをリアルに描いているいい作品なのだが、依然として心残りがある。
実はそれ以外にも、端折られているのではないかと思えるシーンがいくつかある。こうなると興味は、肝心のシーンが本当は撮影したのに編集で意図的に省いたのか、それとも最初からそのシーンを撮るつもりがなかったのかということになる。
いまだにKKK(クー・クラックス・クラン)が大手を振って明るい場所でも堂々と活動する国の映画だけに、何があっても不思議ではない。穿った見方をすれば、そういった状況も踏まえてのアカデミー賞作品賞だったのかもしれない。
アカデミー賞作品賞と言う先入観で期待が大き過ぎました。 ミニシアタ...
アカデミー賞作品賞と言う先入観で期待が大き過ぎました。
ミニシアター系でひっそり観たらまた印象もちがうのでしょうが。
どっちにしてもゲイの映画と知ってたら観なかったです。
抑制された恋愛映画
内気な主人公だったとしても、感情表現を抑えすぎ。
とのタイミングで、愛情に変わったのだろう?
主人公シャロンの夢にケビンが出てきて、相手の女に嫉妬してる事は分かったけど。ゲイの自覚も、描かれなかった。アカデミーを取ったから上映館は多いけど、ミニシアター(札幌ならシアターキノ)で見たい映画だった。
少年時代の自分と母親を苦しめた薬物を売ることを生業とする主人公。レゲエ野郎をぶっ飛ばして刑務所に入る。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ムーンライト」(Moonlight)を見た。
第89回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、
助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞。
主人公の黒人少年は学校ではいじめられ、
家庭では麻薬常習者の母親(ナオミ・ハリス)から育児放棄されている。
少年に父親はいない。
少年のめんどうを見る麻薬の売人のおじさん(マハーシャラ・アリ)がかっこいい。
いちばん愛情が欲しい時期に母親からの愛情が得られなかった少年。
少年の住む地域の学校の生徒はほとんどが黒人。
学校の授業中にレゲエ野郎を椅子でぶっ飛ばしたシーンは少しスカッとするが、そのせいで少年は刑務所に入ることになる。
少年は成人してからは自分と母親を苦しめた薬物の売買を生業としている。
その上、自身の嗜好は男性、つまり同性愛である。
主観だが、冒頭からラストシーンまで救いがない。
昨今ハリウッド映画におけるホワイトウォッシングなどの問題や、
映画賞を受けるのは多くは白人俳優であるなどの懸念からの揺り戻しの
影響でこの映画が評価されたなどの言及もある。
上映時間は111分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
心にすーっと入ってくる
このテーマで黒人が創り上げるからこそ意味があると感じた素晴らしい作品。
黒人映画にはない繊細さや、儚さをリアルに言葉数が多くはない演出の中で演者は表現していました。
ストーリー性よりもどこかの記憶で感じたことがある心のリアルに打ちひしがれました。
も少し テンポが早ければ よかったような... でも あのトロさだ...
も少し
テンポが早ければ
よかったような...
でも
あのトロさだから
伝わるってのもあるんだけど...
ナオミさん
最近よく見かけますねっ‼︎
あんな母親なら捨ててるなぁ
ちょっと
期待し過ぎで見ちゃったかなぁ
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