ムーンライトのレビュー・感想・評価
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とにかく凄い
自分の母親がこの映画が公開されている最中に気になっていた事を思い出し、借りてみた。
まず、映画が始まって早々にスルッとストーリーに入り込めたのは久々だ。映画は最初がとても肝心だとおもうから、そこは満点に近い。
そして何より役者達の迫真の演技。主人公のそれぞれの歳を勤めた役者達は幼い頃から変わらないものをしっかり演技として現せていたことに感動した。また、フアンやケヴィン、母親もかなりの凄腕演技だった。総指揮製作がブラッド・ピットであることが役者達の演技から伝わってくる。
全体的に無駄なシーンがなく、視覚的に訴えてくるから映画としては凄く好きだが、いじめ、人種差別、性差別、社会の理不尽さなど、色々多く盛り込み過ぎて肝心な愛の部分が伝わりにくかった。
誇り高く、全てを受け入れるような包容力のある父性
月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える
映画「ムーンライト」(バリー・ジェンキンス監督)から。
う〜ん、評価が分かれるだろうなぁ、という感想で観終わった。
アメリカが抱える、人種差別や貧困、児童虐待、麻薬売買、
更には、LGBTなどの性的マイノリティなど、詰め込み過ぎという評価と、
何度か登場する「ムーンライト」(月明り)の場面に、黒人の主人公が、
暗闇、静けさの中で、きれいに浮かび上がってくる映像評価。
実は、作品の中で、こんな台詞がある。
「老女は俺をつかまえてこう言った。
「月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える、
ブルーだよ。お前をこう呼ぶ、ブルー。」
何気ないたとえ話かもしれないが、タイトルの「ムーンライト」を連想させる
言葉は、この「月明かり」しか出てこない。
またこの台詞の後「自分の道は自分で決めろ。周りに決めさせるな」と続く。
そのことを作品の軸に据えて、自分の行動を決めていったようにも見える。
構成を、1.リトル(少年期)、2.シャロン(思春期)、3.ブラック(青年期)と、
わざわざ3章に分けた理由を知りたい、とも思った。
アカデミー賞(2017年)、ゴールデングローブ賞(2017年)など、
輝やかしい賞を受賞した作品なのだけれど、平々凡々と暮らす、
日本人の私にとっては、なかなか難しい作品だったなぁ。
タイトルなし(ネタバレ)
ララランドに続きアカデミー賞を受賞した作品‼️主人公がかわいそうだと感じた😅ゲイであんなにイジメを受けるとは、母親もダメな人で麻薬中毒者‼️息子のお金を取らないで‼️とそう感じた‼️
そこらへんは、共感するけど🤔最後をもうちょっとわかりやすくして欲しかった‼️
オスカー受賞は政治的結果
綺麗
妄想で補完
結構話が飛び飛びで、色々あって大人になったんだろうなぁの色々の葛藤の部分や各シーンの心理描写の背景などにあまり説明がないので、各自妄想して補うしかないという点が好き嫌いの分かれ目だと感じました。
あとはもちろん設定。
あまり考えずに各シーンをぶつ切りで楽しめる自分のような人間は、何も考えずに美しい映像美(特に色)と宮廷音楽的な音楽のミスマッチ感を楽しく鑑賞しました。
しかし、ゲイ設定必要だったのかなぁ?
作品にインパクトをもたらしたのは間違いないですし全然違う作品になるのは間違いないんですが、ちょっとテンコ盛り過ぎて疲れてしまいました。
片親で、母親がジャンキーで、足が不自由で、アフリカ系で、しかも同性愛者ってちょっとやり過ぎ。
映画と全然関係ありませんが、ラッパーがよくしてる金歯みたいなやつってご飯食べる時は外すんですね。。その印象が一番強いかも。
トピックスがどれも重い…
分からない世界観
眼がやばい( ´ ▽ ` )
主人公に寄り添うような繊細な描写
人に歴史あり。
何となく観る前は映像にこだわって、難しい作品なんだろうなぁと思っていたけど、そんな事はなく一人の背負って来た人生を美しく繊細に観せてくれて、見終わって何となく優しい気分でいる。
第1章、第2章と抱えて来た不安や悲惨な環境を見せられての第3章の始まりは、沸き立つ物があった。
役者さんが上手いのか、ゲイの繊細で優しい感じが特に第3章では厳つい風貌なのに醸し出ててとても良かった。
厳つい麻薬組織のボスみたいなところから、過去に遡って、実はこういう人生を歩んで来たという見せ方もあったように思えるけど、
時間軸通りに見せる事によって、こんな怖そうな人にも背負って来た人生や思い出があるのだなの思えて、愛おしく思えた。
だけど、これがオスカー作品だという事は疑問。
意外とフラットな映画
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