ムーンライトのレビュー・感想・評価
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少年時代の自分と母親を苦しめた薬物を売ることを生業とする主人公。レゲエ野郎をぶっ飛ばして刑務所に入る。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ムーンライト」(Moonlight)を見た。
第89回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、
助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞。
主人公の黒人少年は学校ではいじめられ、
家庭では麻薬常習者の母親(ナオミ・ハリス)から育児放棄されている。
少年に父親はいない。
少年のめんどうを見る麻薬の売人のおじさん(マハーシャラ・アリ)がかっこいい。
いちばん愛情が欲しい時期に母親からの愛情が得られなかった少年。
少年の住む地域の学校の生徒はほとんどが黒人。
学校の授業中にレゲエ野郎を椅子でぶっ飛ばしたシーンは少しスカッとするが、そのせいで少年は刑務所に入ることになる。
少年は成人してからは自分と母親を苦しめた薬物の売買を生業としている。
その上、自身の嗜好は男性、つまり同性愛である。
主観だが、冒頭からラストシーンまで救いがない。
昨今ハリウッド映画におけるホワイトウォッシングなどの問題や、
映画賞を受けるのは多くは白人俳優であるなどの懸念からの揺り戻しの
影響でこの映画が評価されたなどの言及もある。
上映時間は111分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
心にすーっと入ってくる
テンポが、、
人一人、困難な状況の中でひっそりとただ確かに生きてきた人生を描くにはこのくらいのスピード感が良いのかもしれない。
テンポ遅いなぁと思いつつ、章編成により一気にすっ飛ばされる。
ただ個人的にはちょっと耐えられないテンポ感でした、、眠くなってしまった。
登場人物の演技は素晴らしかったです。
いやはやこんな映画も沁み渡るような人生を歩みたいものです。
心に響きません
映像は綺麗だが物語はごく平凡
黒人コミュニティ、ドラッグ、同性愛、家族の機能不全などをテーマとしているが、どれも中途半端で掘りが浅く、「現代社会の諸問題をとりあえず詰め込んでそれっぽく仕上げてみた」感が否めない。
この程度のテーマであれば10年前のドラマ『ザ・ワイヤー』にすべて含まれているし、あちらのほうがキャラクターの描き込みやリアリティ、細部へのこだわりなどの点でずっと優れていた。他にも例えば家族の機能不全なら『プレシャス』、同性愛なら『ブロークバック・マウンテン』などの良作があり、それらに比べるとこの映画はどの角度から見ても中途半端で見応えがなかった。
作風は好み
音楽や色彩感覚が印象に残る作品
美しい不幸
こういう映画がもっと増えて欲しい
逆じゃね?
うーん?
ララランドが好きというわけでもありませんし、ベクトルが違いすぎて比べられるものではありませんが、それでも、正直そこまで良いとは思いません。
なんでしょうね、人種とLGBTQ(これもどんどん長くなるな)を持ち上げないと、差別主義者扱いでもされるんですかね?映画とは全く関係ないところで、現在のアメリカを象徴している気がします。
アカデミー賞受賞なんて、無理やり持ち上げなければフラットに見ることができたんですけどね。残念です。
鑑賞後にフライヤーの意味がわかった
ストーリー性が浅く感情移入出来ないまま終わってしまいました。
ケヴィンに寄せる想いとかもっと深く描いても良かったのではないかと…。
ただケヴィンが働いているお店で再開してからのシーンはとても良かったです。
成人期のシャロンはフアンの風貌とそっくりになっていました。憧れていたのかな。
いじめられていた時代にあの危険地帯に逃げ込まなければフアン夫婦に出会えていなかった。彼にとっての心の支えになっていたのだと思います。
アカデミー賞のことはあまり良く分かりませんが私はラ・ラ・ランドの方が納得がいきます。
過酷で厳しい
TOHOシネマズ新宿にて観賞
青色のカラーリングが目を惹く。演技も演出も不足無し。
第ニ幕が熱い展開だっただけに、物語の収拾に終始する第三幕が惜しい。気持ちは観ているこっちも痛いほど、甘いほど分かるんだから、ジュークボックスの場面で切り上げても良かった。
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