「みんな違ってそれでいい」ムーンライト shinさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな違ってそれでいい
この映画がアメリカで公開されたのが2016年。わたしは昨日、2020年に、録画したものを観た。
この映画が公開されてから4年。世の中はどのくらい偏見に対して変わっているだろうか。
相変わらず肌の色や性嗜好に対しての先入観は根深い。
この映画では、誰が正義で誰が悪か、なんて教えてくれない。何も語らなかった。
主人公の生き方、彼を取り巻く人たちの生き方、彼らの生き方はアメリカでは日常の一部と化しているのだろうか。
アート色が強く観るものに判断を委ねる映画だったと思うが、彼らを特別視するのではなく、彼らが生きやすい世の中になるにはどうしたら良いのか。特に主人公の母親には救いの手を差し伸べたくなった。
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