劇場公開日 2017年3月31日

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「非日常」ムーンライト Okuboさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5非日常

2017年4月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

アートと呼べる作品は久々に観た。
全ては印象深い主人公の瞳に集約する。
言葉でなく訴えかける。
”バッファロー66”だったか、あの時のヴィンセント ギャロにも似てたような。
起承転結はなく、一定して同じリズムで進んでいく。それがなぜか心地よい。

日本人にとっては非日常な中身。かなりのタイトルを観なければ理解はできないのでは。

先述でも述べたが、この作品の登場人物全て瞳がとても記憶に残る。日本人にとってはどう響くんだろうか、非日常に感じるのか。しかし、彼らの日常は実際に存在している。そう思うと、本質的に同調できない自分がいて、アートとして捉えてしまい、別世界に思えて切なくもなる。

悲しさと優しさと美しさが同居する作品。
生きてるうちに観れた事を感謝します。

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Okubo