「美しい映像と厳しい現実 愛の形が交差して生まれる世界観。」ムーンライト れんれんあっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい映像と厳しい現実 愛の形が交差して生まれる世界観。
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まず、本作品は三部構成にすることで主人公シャロンの人生の分岐点をしっかり表現していることから主人公の人生を感じ取りやすいと私は思いました。
そして、沢山の人と色々な関わりを通して変化していくシャロンの感性の変化、周りを取り巻く一人一人がシャロンの感性に関わっていること。この人生の中での出会いの大切を私は知ることができました。
もう一つ感じたのは、母の愛情の大切さとシャロンの美しさ。シャロンが愛せなかったことを悔やむ母を抱き寄せるシーンで私は、母が愛に対していかに浅はかだったのか、そしてそれを心から悔やんでいることを感じました。そして、それを静かに抱き寄せるシャロンの人間としての美しさ、神秘さを感じました。
本当に美しい映画です。自分を認め、人を許す。
そんな素晴らしい人間の悲しい人生と現実を描いていました。
監督さん、俳優の方、ほんとにありがとございました
見終わったあと、少し世界が綺麗に見え生きる勇気を貰えました。
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