「実は宇宙人と人間の純愛映画?!」散歩する侵略者 よし^_^さんの映画レビュー(感想・評価)
実は宇宙人と人間の純愛映画?!
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一見タイトルや映画の番宣を観ても日本映画のSF?の様な感じの印象が強く一体どんな映画かと恐る恐る観に行ったと言うのが本音です。
のっけから人間の姿形をした宇宙人の残虐な一家殺人から始まり、かなりPG15やR18色が強く感じられるシーンから始まりますが、、、長澤まさみが演じる鳴海の夫の真治(松田龍平)との絶望的な夫婦関係を、真司の体を支配する宇宙人が少しずつ、その夫婦関係を修復するという結果になっていきます。宇宙人は三人いますが、真治の体を支配した宇宙人は、その中でももっとも温厚な宇宙人なのですが、少しずつ鳴海の、自分自身である夫真治への愛を感じ始めます。真治(宇宙人)は自分が真治になってしまったのか、それとも真治の体を支配しているのか、よくわからなくなってしまうのです。
鳴海も自分が宇宙人であるという夫の真治を半信半疑認める一方、やはり宇宙人ではなく真治が本当に改心してくれたのだと思っているのです、むしろ、改心したと信じたいのだと観ていて思いました。
最後のシーンは、、ぜひ観てください。私はやっぱり『愛の概念』について、そうなったかと思いましたが、、最後の最後のシーンは、宇宙人の真治なのだと思います。
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