劇場公開日 2017年9月9日

  • 予告編を見る

「舞台脚本の映像化の難しさ」散歩する侵略者 だいきつさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5舞台脚本の映像化の難しさ

2017年9月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作が「舞台脚本」だと知って
劇場に観に行った、
そのせいか・・・。

終始「舞台演劇」の香りを
感じてしまった。

すごく面白い脚本だと思う。
舞台という限られた演出しかできないところで
おそらく「会話劇」だったろう今作を
そもそも「映像」にする必要があったのか?
ずっと引っかかりながらの鑑賞だった。

漫画やアニメの実写化が難しいのは
今やキュウソネコカミの歌にもなっているが
舞台の実写化も同じく難しいのかもしれない。

キャストは良かったと思う。

松田龍平はハマってた。
こういう役が似合ってた。
そもそも感情のない役が多い。
うってつけだと思う。

長澤まさみ。
いつの間にこんなに人妻役が
似合う女優さんになったのだろう。
いい歳の重ね方だなぁ。

あと、個人的には
笹野高史さんが良かった。
さすがベテラン。
映るだけで画面が引き締まる。

観て損はないが
サービスデーでもいいかな

だいきつ