「舞台脚本の映像化の難しさ」散歩する侵略者 だいきつさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台脚本の映像化の難しさ
原作が「舞台脚本」だと知って
劇場に観に行った、
そのせいか・・・。
終始「舞台演劇」の香りを
感じてしまった。
すごく面白い脚本だと思う。
舞台という限られた演出しかできないところで
おそらく「会話劇」だったろう今作を
そもそも「映像」にする必要があったのか?
ずっと引っかかりながらの鑑賞だった。
漫画やアニメの実写化が難しいのは
今やキュウソネコカミの歌にもなっているが
舞台の実写化も同じく難しいのかもしれない。
キャストは良かったと思う。
松田龍平はハマってた。
こういう役が似合ってた。
そもそも感情のない役が多い。
うってつけだと思う。
長澤まさみ。
いつの間にこんなに人妻役が
似合う女優さんになったのだろう。
いい歳の重ね方だなぁ。
あと、個人的には
笹野高史さんが良かった。
さすがベテラン。
映るだけで画面が引き締まる。
観て損はないが
サービスデーでもいいかな
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