「時を越えて紡がれる物語」ナミヤ雑貨店の奇蹟 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
時を越えて紡がれる物語
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原作は読んだ事ありませんが東野圭吾さんの泣けるストーリーという事で観に行ってきました。
小説をあまり読まない私でも東野圭吾さんの名は知ってます。
映画だと『容疑者Xの献身』。
ドラマだと綾瀬はるかちゃんと山田孝之くんの『白夜行』。
あと『新参者』辺りが好きですね。
東野圭吾さんの作品をそんなに知ってるわけではないのですが、個人的な印象としては最後のどんでん返しを醍醐味にしてる所があります。
今回も予告を観た時に、何か時間のトリックを使った展開が待っているのかと思ってたのですが、SF物語だったのでこんな物語も書くんだなと驚きがありました。
生きてると誰しも何かしら悩みを抱えてると思うんですが、ナミヤ雑貨店のお爺さんの様な答えをくれる人がいるといいですよね。
手紙に沢山文字が書かれていた割に読むの短いなとか、意外とあっさり不思議な出来事を受け入れたりとか、所々雑に感じる所もあったんですが構成が面白く、ひとつひとつの小さな物語がナミヤ雑貨店を通して時を越えて紡がれていくストーリー展開は好きでした。
私は、ちょっと目が潤んだぐらいでしたが周りは泣いてる人もいましたね。
あと歌が良かったですね。
「REBORN」という歌が二つ出てくるんですが、ひとつは物語の中でセリが歌うREBORN。
もうひとつは、この映画の主題歌、山下達郎さんが歌うREBORN。
どちらもいい歌で、その曲の雰囲気と物語があっていてしんみりと余韻に浸りながらエンドロールを観てました。
なかなかいい話だったと思います。
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