「原作既読の方は戸惑うかも」ナミヤ雑貨店の奇蹟 ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
原作既読の方は戸惑うかも
東野圭吾さんって、こんな物語も書けるんだ!
ページをめくるのが楽しみなくらい、この小説にははまり込みました。
さてさて、そんな小説が映画になるということで、楽しみで見に行ったのですが。
冒頭で興醒め。
強盗犯が逃亡中に懐中電灯を照らすかなぁ…。
見つかっちゃうよ?
それを監督に指摘するスタッフとかいなかったのかなぁ、だったとしたら、この制作スタッフ陣は、この作品に対して、あまり本気じゃなかったのかなぁという疑惑が、最後の最後まで払拭できませんでした。
一度そういう頭になったらもうダメですね。
まるで間違い探しをしているかのように「原作はそうじゃない!」っていう揚げ足ばかり取ってしまいました。
映画では、原作の半分くらいのストーリーになっています。
原作で心が満杯になっている方には、この作品は敢えて我慢しておいた方がよいと思いました。
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