ナミヤ雑貨店の奇蹟のレビュー・感想・評価
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製作委員会方式の弊害なのか
東野圭吾原作、ジャニタレ主演に豪華共演陣、監督は売れっ子の廣木隆一と、お金も手間ひまもかかった映画なのに、つらい観賞体験だった。
冒頭で夜中の商店街(街灯は点灯)を逃走する不良3人。職質を気にしているくせに懐中電灯つけて無駄に目立つ。これは頭の悪そうな話だと早々にげんなり。林遣都が火事の孤児院に飛び込んで、2階テラスで救出対象の子を発見。燃えさかる屋内に戻っていくのだが、幼児を抱いて飛び降りれば軽い骨折程度で済んだのでは?山下達郎に劇中歌を書き下ろしてもらったから2コーラスは流そうという判断なのか、歌手に扮する門脇麦がライブシーンだけでなく、とってつけたようなPV風の映像で踊らされる。冗長。
廣木監督の好きな作品も多いのだが、本作に限っては「俳優が泣いて音楽流せば感動するでしょ」みたいな安っぽい演出が鼻につく。いろいろ大人の事情で、妥協の産物になってしまったのではないか。
え?スカスカ、、
原作は読了済み
この尺だとあまりにも無理があるのはわかるけど、人間の描写が重要なこの作品であまりにも端折りすぎてるなのに無理やり感動させようとしてるからこんな違和感があるんだと思う、実際はもっと心に響きます
歌の部分ももっと感動できるはずなんだけど薄っぺらく見えてしまうなんでだろう、本当に死んだあの人を思ってるように見えなかった
曲はよかったんだけど笑
西田敏行だけ圧倒的に演技うまくてなんだかもったいない
全体的にチグハグな映画でした
最高に感動
東野圭吾さんの小説に人生救われた過去があります。
そして、西田敏行さんが大好き。
もう見るしかないでしょ。
と思ってみたら、序盤は退屈で観るのやめようかと思ってしまった。若い俳優のワチャワチャが見てられず、訳のわからない不思議ファンタジーと入れ替わる物語り。街並みが似てるから関係あるんだろうなと思いつつも、なんなんこれ?と序盤はしんどかった。
がしかし
その後物語が展開し始めるとあとはもう一山越えたジェットコースターのように怒涛の展開。意味不明な不思議設定がどうでも良くなる程涙が止まらない展開に。
東野さんご本人もこれは挑戦だったと書いたらしたけど、ホントその通り。一歩間違えれば駄作になりかねないギリギリラインを見事にブレイクスルーしている。
結果的に大感動です。
説明不足?演出に違和感あり
過去から来た相談の手紙に返事を送る青年の話。
予告を観た時にこれは泣けそうだと思って
観ましたが泣けなかったし感動しなかったです。
山田くん演じる青年が手紙のやり取りをとおして
更生するのがメインの流れだと思うんですが
青年の背景があまり描かれておらず
ラストの涙に感情移入ができなかったです。
尺の問題かもしれませんが、
相談相手を削って青年に焦点を当てたほうが
よかったかもしれないです。
演出やセリフもなんかむずがゆい感じがして
そのせいで作品に入り込めなかったです、、
俳優陣は実力派揃いでとても豪華なのになぜだろう。
原作を読んでみようと思います。
クリーンなラストに魅了される
本作は愚直なまでに人生というものに向き合った良質な人間ドラマである。何といってもラストが出色の素晴らしさである。ナレーションは一切ない。映像と主題歌だけで紡ぎ出されるラストシーンには、ハッピーエンドという言葉は相応しくない。透明感、清々しさがあり、心が浄化される感覚がある。造語になってしまうが、感じたままで表現するならば“クリーンエンド”という言葉が最適だと思う。このラストシーンだけでも一見の価値のある作品である。
同じ養護施設で過ごした、主人公・敦也(山田涼介)と二人の仲間は、ある切欠で、空き家になっていたナミヤ雑貨店で一夜を過ごすことになる。そこで、突然、シャッター窓から手紙が投函される。最初は戸惑っていた主人公達だが、ナミヤ雑貨店主(西田敏行)がかつて人生相談をしていたことを知っていた主人公達は、興味本位で手紙に綴られた人生相談を読み、答えを書いていく。手紙でのやり取りを繰り返しながら、次第に主人公達は様々な人生を知ることになる・・・・。
物語は過去と現在を往復していくので、過去である1970~1980年代の当時のナミヤ雑貨店とその周辺が映し出されるが、現在よりは人間臭い昭和の香りが濃厚で、チューナー付きブラウン管TVなどで、当時が懐かしく思い出される。そんなに昔だという実感は無いが、画像を突き付けられると、“昭和は遠くなりにけり”という感が強い。
本作では、当時の様々な人生が綴られていく。どの人生も、絵空事ではなく、容赦なく、現実的で生々しいが、何処か温もりがある。そんな人生に極端にフォーカスせず、淡々と描いていくので、客観的にそれぞれの人生を捉えることができる。それぞれの人生について考えさせられる。
本作は、台詞のやり取りだけで、音楽もアクションもないシーンも多く、単調な感じになっているのは否めない。しかし、敢えて話を盛り上げることをせず、メリハリを無理につけないところに、作り手の真摯な姿勢、潔さを感じる。
これから、この作品の名前を聞くたびに、ラストシーンのことは鮮明に思い出すだろう。本作は、意外でも、劇的でも、激しくも、華麗でもないが、一点の曇りもない、清らかで、瑞々しくて、純粋な、“クリーンエンド”なラストシーンに魅了されてしまう作品である。
過去は変えられないが、未来を切り開きたいと願う方々へおすすめの映画です。
児童施設「丸光園」出身の3人組が、ある雑貨店で経験する不思議な体験を描いている映画です。
雑貨店といっても、セレクトショップみたいなオシャレなお店ではなくて、「ナミヤさん」という年配の方が一人で経営しているような小さなお店のイメージです。
「ナミヤさん」は、雑貨店を営みながら、郵便受けを介しての人々の悩み相談をやっていたようです。
そこに3人組が迷い込んで、代わりに悩み相談をやることになってから、様々な不思議なことが起きちゃいます。
ラストは、とても泣ける映画です。
人の過去を変えることはできないですが、もし、人生の分岐点に戻ることができたならば、どんな選択をするのか??
第三者の悩み相談をしている間に、いろいろな事実が浮き彫りになっていきます。
未来は白紙のようなものであり、これから自分自身の選択により、理想の結果を創り出すことができると解釈を変えることができる素敵な映画です。
過去と未来
この話は過去と未来で繋がってますよね、、
難しい話で理解は遅かったけど後々、分かってきて
西田敏行さんの手紙、山田涼介くんの手紙、で感動しました
そして、山田涼介くんの涙の演技力、素晴らしかったです!これは私も涙に釣られました
感動の映画をありがとうございました
見ている我々も勇気と幸せをもらえます!
お悩み相談をする「ナミヤ雑貨店」で
繰り広げられるミステリー。
1980年と2012年の時代を超えて、
奇跡の文通が始まる。
余命があと僅かな浪矢、
空き家に忍び込んだ敦也、翔太、幸平。
彼らの元に届く、手紙。
単独だと思われたストーリーが
一つにつながっていく。
エンディングにしたがって、
どんどん引き込まれていきます。
悩みの相談者も、そして回答者も、
この文通を通して、心が楽になり、
きっと幸せを見つけたに違いない。
ほっこり
30年前と手紙を通してヒトが結びつく。ただ、それだけでなく、彼らはそれ以上につながりがあった。こんなほっこりする映画だった。
若い役者たちの演技不足は感じたが、彼らの境遇が感情の少ない世界だったのかもしれない。一方で、林遣都や尾野真千子の年代以上の出演者は達者だった。まあ、門脇麦のPVのようなシーンはナゾだが、あげつらっても。
そんなこんなもありながら、見終わった後、山下達郎を聞きながら、温かい気持ちになれたら良いんじゃないかなあ。長いから色々あったのを消化しているかもしれない。
感情移入出来ない
何処かで見たような映画の設定のmix
見ていて、
このシーンはどの時代なのか、わかりずらく、
いい曲?なんだろうけど、好きになれず、
火事のシーンも全然納得できないし、
そのエピソードをありがたくコンサートで披露?
しかも
主演?の3人組には最後まで全く感情移入出来ないまま。
施設を舞台にすれば感動が生まれるのか?
結局、
何処で感動したらいいのかわからないまま、
終わっちゃいましたとさ。
西田敏行を軸に、
ゆっくりとした叙情的な映画に出来たのではないか、
と思うと非常に惜しい
繋がり。
悩み相談を受けるナミヤ雑貨店。
山田 虹郎 寛一郎がタイムスリップして32年前のナミヤ雑貨店に潜り込む。そこで悩みを書いてある手紙✉️受けとる。
遊び半分で悩みの返事を書くことに。
色々な人生に関わることになる。
でも皆。繋がっている。現在に。
西田敏行もよかった。
虹郎くんも。山田くんもよかった。
何か。最後はいい終わり方だった。
日本での映像化はこれ1本だけとなるでしょう。
原作と比較すると原作の方がいいです。
ただ、更に数年後、リメイク映像化というのは不可能かと。年数経過して2012年が最早古い年代となってしまう時間的要素もそうなのですが、主役の波矢店主役の西田敏行氏を超える演技をする俳優さんはおそらくいないだろうというのがまず一つ。
で、もう一つあってそれは物語のキーとなる楽曲「再生」がこの映画の世界観にハマり過ぎてる事。仮に、リメイクをするとして、これ以上の楽曲が用意できるか甚だ疑問であるという事。
映画の評価を低くしているのは、劇中で歌っている門◯麦があまりにもいただけないから。
どーもこの女優さんは別にかわいくないとは思わないんだけど、何というか…可愛げがないという方がしっくり来るだろうか。見てて不快にはなってもいい意味で心揺さぶられる事はないんですよね。主演の山田涼介は悪くはなかったと思います。ジャニタレがあーだこーだっていうのもワタクシにはない。
友人知人に勧めるかとなるとビミョーかな…。「全然おもんないぞ」と言う事はないですが。でも、本好きの人になら原作本は勧めます。
ノスタルジックで暖かいそして深い
私が、この映画で一番共感できたことは、悩みを聞くことの難しさと、人に対する言動や行動の大切さです。人から悩みを打ち明けてもらうと、頼りにされていると思って嬉しい反面、自分の器で、その人の人生を幸せにできないという不甲斐なさもあります。そういった、人の悩みに向き合うことの難しさを、様々な時代背景や、人生を通して伝わったと思います。この映画は、人間関係に悩んでいる人や、過去の言動に罪悪感を感じている人に見てほしいです。
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