「アウトレイジ な『Brother2』」アウトレイジ 最終章 レトログレイド 373さんの映画レビュー(感想・評価)
アウトレイジ な『Brother2』
全て終えるのではなく、最低限の死に場所を選び、その前をぶっ壊す。
バイオレンスが低いと言われているが、基本的な『北野武』映画からは、ブレてない、おぞましいバイオレンス描写を淡々とおこし、それを重々しく見せないのが怖い、実に殺られたくない殺しを見せてくれる。
展開やキャラクターは違えど、『北野武』映画の主人公の最後は呆気ない、余計な蛇足無くあっさり去る。
『男の意地の暴走』が、この終焉を呼ぶ、『Brother』にも近い終わりだが、今回はこのあと起こる事件の匂いもあり、何処か意地悪な所におろされた感じ。
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