グレートウォールのレビュー・感想・評価
全120件中、21~40件目を表示
映像美と迫力が絶妙な作品
世界観や怪物、時代設定などハードルはいくつかあるが、ハイファンタジーが苦手な自分もすんなり視聴できた。マット・デイモン好きであるがゆえということもあるが、こういうハイファンタジーな世界観の作品は、リアリティに追求しすぎるより、圧倒的な美しさがあれば見続けることが可能になるのか…。ロード・オブ・ザ・リングもその類だが、あちらはそれ以上に面白い!
ゆえに、ストーリーで見せるというより、テンポや華やかさ色彩美などで映画ってすごいよね!と思わせる技術的な側面が大きい。
目が肥えている方にはもの足りないのかな。十分に面白く感じたし、ちゃんと最後まで観れる作品です。
エイリアン2を思い出させる
【中国舞台のハリウッド映画はワールドワイドなレベルで興行収益及び評価を勝ち取る事が出来るのかを問うた一作。】
ー「宋」時代、マット・デイモン扮する傭兵ウィリアム達は謎の獣に襲われながらも、万里の長城に辿り着き長城を守る禁軍に加わり、60年に一度姿を現す「饕餮」から長城を守る任に就くことを決意する。ー
・鷲軍、虎軍、熊軍、鹿軍、女性兵士で構成される頂上からダイビングし、相手を攻撃する鶴軍で構成される禁軍。取り分け印象的だったのは、青い甲冑に身を包み、ロープの反動を利用し攻撃する鶴軍とジン・ティエン演じるリン・メイ司令官の美しさであった。
・饕餮が壁を攀じ登るシーンを始め数々のシーンは迫力があるが、ほぼCG。
・マット・デイモンがその存在感を余り発揮できていない部分も少し残念だった。ウィレム・デフォーも同様。
・物語及び映画としての見応えはあったのだが、監督は彼のチャン・イーモウである。ピーター・ジャクソン作品であればウームとなるのだが・・・(すいません・・。)。
・僅かながら、中国映画とハリウッド合作の行く末を危惧した作品。
<ご存知の方も多いと思うが、マット・デイモンは当初は、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(名作である。)の監督・主演を務める予定だったが ”スケジュールの都合” でプロデューサーになり、親交厚いベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックに主演を譲り、ケイシーがアカデミー主演男優賞を見事に受賞した。(哀しみを抑制した名演であった。”乗り越えられない、哀しすぎるんだ・・”と血を吐くように掠れた声で、過去の哀しき出来事を吐露するシーン・・。)
マット・デイモンは大好きな俳優だが、彼の心中は如何だったのだろうかと下衆な想いを抱いてしまった作品でもある。>
<2017年4月16日 劇場にて鑑賞>
ガッカリ
映像美
これでいい。これがいい。
大規模で大味な珍作
アジア最高の娯楽映画!
チャン・イーモウのファンタジー
昔々の中国、欧州から黒色火薬を盗むためにやってきた男たちがいた。
盗賊に追い詰められ、万里の長城に逃げ込み捕まってしまう。
弓の名手の盗賊(マット・デーモン)が、中国軍の美人隊長(ジン・ティエン)と親しくなってしまう。
そして怪物がもの凄い数で襲いかかってくる。
チャン・イーモウ監督はこれまでの武侠映画もファンタジーみたいなものだが、今回はエンターテインメントに徹している。
まさかのモンスターハンター
ポスターを見て興味があったから見たけど、イメージと全然違う映画だった。まさか、モンスターハンターみたいな感じとは。
その点を踏まえて観るのであれば問題ないかもしれない。悪くはない映画。
■良かった点
・CGや登場する人数に手が凝っている。
・ストーリーがシンプルで分かりやすい。
■残念だった点
・これ、モンスターハンターみたいな感じって点。(勝手な)イメージと大きく違った。
全120件中、21~40件目を表示