ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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ティーンネージャー向け
個人評価:3.6
ストーリーや設定はよいが、深さや闇を感じるれないのは、その他大勢や、若年層のシェア向けに作られた邦画特有の作り方のせいだろう。
原作は読んでいないが、殺人鬼の闇や、心理的行動の描写は映画には表せてはいない。
ただティーンネージャーに向けての作品であれば良作とも感じる。
拠り所
常習的に行われるリストカットや、幸せを感じた時のいつか崩れるのではないかという不安。自分を保つための様々な行為と心の変動。それを癒やすものとは…。
後半は少し急ぎ足で答え合わせ感が否めませんでしたが、とても今の自分に近いテーマを多く含んでいて、ダイレクトに届きました。
「ユリゴコロ」(≒拠り所)は、誰もがそれを必要とし、時によって変化しうるもの。それとの向き合い方について考えさせられました。
運命
自分以外の生き物の死に対して感情が動く。幼少期からではあるがその偏った感情の根底には更に幼い頃の何かが原因にあるならそこが知りたい。
遺伝の影響がどこまで人格形成に及ぶのかわからないが、都合良く自分の欠点の言い訳に使いたくなるのはわかる。
運命ってやっぱり大筋が決まっていて、細かい部分はつじつまを合わせるかのように不自然な偶然が起きるものだと思う。結局相手が運命の人なら例え人を殺していようが、自分を苦しめようが愛する事をやめられない。
若い頃の私なら安っぽく見える映画だっただろうが、身を持って運命と言うものを感じている今の私には登場人物たちそれぞれの辛さや悲しみ葛藤が想像できる映画だった。
最後はふたりが再会できたので気持ち良く見終える事ができて良かった。
原作が気になる。小説向きのような気がする
吉高由里子をみるつもりでみたのにずっと松坂桃李を見させられ続けるので最初ノレない。
あぁ過去と現在を行ったり来たりかと分かってくるとだんだんハマるが1時間ぐらいかかった。
佐津川愛美が激やせしてなりきる
清野菜名が可愛すぎる
吉高由里子の心が揺れないっぷりがはまる。
木村多江がだんだんだめになっていっているような。
首絞められた時の演技にもっとなにか!
松坂桃李はもう普通の役は来ないのか。最近ずっと叫んで悩んでる姿ばかり見てる気がする。
マツケンの昔感。昔の車を用意したのはよかったね。
ハンドル握ると人が変わる人にはそういう血が!みたいなこと?
運命の再会につぐ再会は偶然とは言えない続くが全然気にならず。
ユリゴコロがよりどころなのは想像通り
ひっつきむしにまみれたラブシーンは思いつかない
エロさがもっとあるのかと思ったらそうでもなかった。
終始男の性の発散の仕方がげすい
オムレツが多用される
リストカットはかなり真に迫る感じできつい
エンディング曲なかなか
どうしようもないところを描くところに引き込まれた
やっぱり本が読みたい
群馬県
栃木県
桐生川ダム
宇都宮市泉町
原作では
ヌスビトハギの種
奈良県
イヤミスの中の愛の形
原作を読んで、公開を楽しみにしていた作品。
少し設定は違い、原作の母の入れ替わりがなかったのは残念でした。但し、沼田まほかるらしいミステリーとして、恐怖や悲しさを醸し出す中にも、最後は家族愛も感じる温かさが残りました。
人を殺すことでしか心が満たされない女。そんな女を包み込もうとする男の悲哀がヒシヒシと伝わり胸が締め付けられる感覚。
吉高由里子は、「蛇とピアス」を想い起こさせる刺激的な演技でとてもよかった。木村多江の設定はやや無理がある感じがして、原作の方が自然に登場し、騙されたかな。
ストーリーの中には充分入り込めた作品でした。
期待していたほどでは……
あまり恐ろしくもないし、気持ち悪くもない。原作が後味悪いミステリーとして名が知れているわりには、映画はいまいちでした。原作はおもしろいのだろうか……?
にしても、現場にオナモミ(?)があるのはなんなの?愉快犯なのか気付いて欲しいかどっちかじゃん。
痛くて嫌な気分になるのに観てしまう
原作は怖そうなので読んでいないです。
めちゃくちゃグロい。。前半通して全然共感出来ないし、とくにリストカット…痛いし、観てるの辛かったので、途中、顔を覆って観られなかったです。胸が苦しく痛くなって身震いしたのは初めてです!今まで数々の痛々しくグロいシーンを観てきたのに…Σ
PG-12ですが、R指定のほうが良かったのでは?と思うくらい。
後半から内容が変わるのですが、重い感じはどんどん深くなり、、そこには愛もあって・・悲しい気持ちにもなりましたが、二人が出逢えて良かったのかは分かりません。
そして、やっぱり共感は出来ないし、数々のグロい行い・殺人の嫌な感じはなくならずにその感情のままエンドロールを観ました。
映像が終わった後、葛藤とかいろいろな感情が物凄く頭だか胸だかに入ってきて「う゛ーー」って頭を抱える感じになりました・・すみません、、上手く言葉に出来ないのです。。
松坂桃李・吉高由里子・松山ケンイチ、この3人の魅せかたが見事だったから…嫌な内容なのにのめり込まされてしまいました。
実際に苦痛や葛藤を感じながら演じられたのだ、と思わずにはいられません。(演じたことへの個人のインタビューとかは全く見ていない状態で書いています)
最初は観ながら、観ない方が良かったのか、と思い、今もよく分かりません。
なので、オススメは出来ませんが(辛く苦しくなるので)、何かを感じることが出来たので良かったのかな、とも思います。その意味で高評価です。
…複雑な映画ですね。
救われた気がする映画
人の心の奥底は誰にもわからない。自分でもわからない。このサイコパスの主人公が最後に自分の息子に
「あなたに人殺しはできない。血の繋がりなんて関係ない。あなたはお父さんの子だから」との言葉に私は救われた。
見るに耐えないシーンもあったけど我慢して最後まで見てよかった。
最後は笑顔になれた。
引き込まれる作品
こういう人格の人間が実際にいるのか。
そしてこういう人生を送っている人間がいるのか。
そういう真意を探る事は別にして、映画作品として見応えのあるものでした。
途中の展開や台詞で「あれ?」「ん?」と言う部分はあるが、それは映画なんだからとして許せる範囲かな。
とにかく吉高由里子さんの演技に見張るものがあって、非常に良かった。
中盤まで好きだった。
ノートに書かれた殺人鬼の半生には引き込まれる。エグいし暗い。殺人鬼の心の闇がよく描かれている。展開も読めず、衝撃を受けたものもあった。
終盤が無理矢理な展開で好きになれなかった。ヤクザ相手なら個人はどうしようもできないし現実ではそれで苦しんでる人だっている。リアリティがない。そこが残念。
前半はサイコパス、、、後半は、、、
原作未読で視聴。
さすがイヤミスと評される原作の映画化。
鑑賞後は、うーむ。と唸ってしまった。
後半になるに従って、愛に目覚める主人公なのだが、シリアルキラーが正当化されてるように感じてしまった。(可哀想と思わせられる)
物語的にもご都合主義というか、んなアホなというような展開も多々あり。
勧善懲悪が好きな方は、観ると胸糞かも?
ユリゴコロ
蛇にピアスの吉高由里子よりさらに大人っぽく深みのある演技になったと思わされた作品。
人を殺すことにしか自分の拠り所がないゆりこ。
しかし後半はうって変わり自分の家庭を大切にする明るいゆりこを見ることができます。
この役の切り替えはすごいなあと思って見てました。
また、松山ケンイチ、松坂桃李の演技もすごくよかった。
「あなたの優しさには容赦がありませんでした。」
このセリフはすごくお気に入りです。
まぁストーリー的には出来すぎかなって言うところもありますが、まぁ肝となる、自分の1番憎らしく、また1番愛しい人に対しての愛情……
ここの描き方はすごーくよかったです。
あと主題歌の「ミチシルベ」
この曲はめちゃめちゃ良くて映画館で聴いてからすごく大好きになりました。
一人で見てよかったなあっていう映画。
繋がり過ぎてない?
生き別れ後の繋がりは出来過ぎていてありきたりな感じになっていたが、個人的には物語の中の主人公に関心が向いた。発達障害なのか、精神障害なのか、先天的なものなのか、後天的なものなのか。どうして彼女がそうなってしまったのか、背景が知りたい。
中盤まで良かった!!
他の邦画にはないダークな内容と、昔の2時間サスペンス風の映像がマッチしていました。終盤は予定調和なまとめ方になってしまって残念です。先回りで無双はどうかと思うので、有名な「今まで殺して井戸に捨てていた遺体は母が片付けてくれいていた」の方がまだ良いと思います。リストカットは何度観てもキツイです。ユリゴコロと言うタイトルは、吉高由里子だからという事以上のものは感じませんでした。
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